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residents of room 102

毎日汗だくになっております。ANGM RECORDS齋藤です。

今回イベントのお知らせをさせてもらいたく、長々書いていきます。

明大前での「Residents of Room 101」に引き続き、今度は西荻窪にて「Residents of Room 102」を開催します。
前回とはガラッと変わって激情ハードコア、ポストハードコアに寄ったメンツを招いての開催となります。


1.Never Confuse Loneliness With Isolation

6月の初ライブでは緊張しつつも初期衝動感じる演奏で持ち曲全てを披露しました。
このバンド、いけるな、という謎の自信というか良い感触がありました。
この日は前座的な立ち位置なので少し短めの演奏時間ですが、詰込み弁当セトリで楽しい感じになりそうです。是非スタートから来てやってください。

サウンド的に激情とかとはちょっと違うんですけど、同じようなエネルギーを感じる演奏をします。カオティック、ポストハードコア、ノイズ、オルタナといったところでしょうか。人によってジャンルの捉え方が全然変わるバンドです。あなたはどう感じるでしょうか。

2.I have a hurt

新宿NINESPICESとかで初めて見た気がするんですが全く思い出せず。ただそれだけ知ってから長いというか。一方的にですが。
実は学生時代にコピバンやったことあるくらい好きなんですよね。蜷川さんパートでした。
僕がやっているaoniのPAをお願いしているスガワラさんがアイハブも担当しているということで、ベースの山田さんを紹介していただいたことが顔見知りになるきっかけでした。
配信ワンマンを家で見て、全然知らない新曲なのに刺さりすぎて泣きそうになったのとかいい思い出です。勝手ながら。

アイハブってやってること結構硬派なのに刺さる層が広いのがいいところだと思ってます。なんで刺さるかというと、絶叫してて何言ってるか分からない蜷川さんの歌の中にたしかな歌心があるからなんですよね。本人たちがどう思うか分からないけど、個人的に高校生のころ追いかけてたART-SCHOOLのような存在です。
とにかくギターの音とかスネアの音とかがかっこよくて耳に入ってくる音全てが心地よいといいますか。サブスクに音源はないんですけど、聴いたことない方はとりあえずこの曲を聴いてみてください。僕の言ってることが分かると思います。

3.sans visage

ずっと音源では聴いたことあったし、海外ツアーとか行っててすごいバンドなんだろうなとかずっとふわっとした存在でした、僕の中で。
ただ、先ほど出てきたスガワラさんがERAの1階でこじんまりとしたDJパーティーをやったことがあって、そこに遊びにいったらボーカルのケミさんがいて(そういえばアイハブ蜷川さんもこの日初めて話したかも)、"アベちゃん"という危険な友人を共通で知っていることでちょっと盛り上がり、みたいな感じの出会いでした。

不確かな記憶ですが、初めて見たライブはアイハブ企画でアイハブ×サンビザツーマンだったと思います。もう一目惚れでしたね。ERAで見るサンビザ、音の厚みが半端なかったです。
あと、アンコールで2バンドでセッションしてたのが最高でライブハウス壊れるかと思いました。

ヨーロッパ激情ハードコアを彷彿とさせる枯れたギターサウンドや展開、それに反して枠に囚われないアイデアが光る楽曲。
あとケミさんのシャウトはいつ聴いても最高ですね。しばらくゲストボーカルを入れてライブしてた(ケガ?のため)ので今回復帰戦となるのでしょうか。楽しみです。
音楽以外のところになってしまいますが、メンバー3人ともゆるくて一緒にいてめちゃくちゃ落ち着きます。全然関係ないですね、すいません。
下の映像、改めて見たらheavenとかVMOとかとツアー回ってた時のやつなんですね。すごすぎる。


4.Look at moment

この日ラストを飾るのは四国・香川県よりLook at moment。地元の大先輩です。
高校生の頃、「ルックアットモーメントのタダケさんはマジで尖ってる」みたいなことを友達から聞いたことがあり、近い界隈にいながらも怖くてなかなか絡めずにいました。上京後、帰省した時にuniTONEテルシさんジュンさんらに会いにいった時に初めて話したのかな。たしか初対面で拳で腹筋を確かめ合うというカオスな感じだった気がします。でもそれからお家に遊びにいったりTOONICEで面白い話聞かせてもらったり、とすっかり大好きな先輩になっていたのです。
aoniのDRAMAツアーの高松編どうしようかと悩んでたらLook at moment/sans visage split epのレコ発に混ぜてもらうなど力借りっぱなしな感じです。

普段電車の中で聴く音楽ってみんなあると思うんですけど、僕は一時期ルックとkillieとスリップノットしか聴けない時期がありました。工場で働いてた頃、なんか毎日トラブル起きて対処して気づけば夜も遅くなってる、みたいなのが続いて頭おかしくなりそうだったんですけど、これらの鋼鉄サウンドが僕を救ってくれました。
聴けば勝手に頭振ってしまう、そんなサウンドです。
的外れかもしれませんが、僕は激情ってよりはポストメタルとして捉えてます。LANDMINE SPRINGとかFIXEDとかみたいな低音どうなってんねん的な。あとキメのフレーズが全部めちゃくちゃ気持ちいいんですよ。爆音も静寂も聞かせてくれる感動的なライブをするバンドだと思ってます。
TOONICEで見たルックは本当に別格な感じありましたね。

音楽はもちろん最高なんですけど、あとはaoniでツアー行ったときとか、どこのライブハウスでもLook at momentいいよね、って話に結構なるんですよ。
だいたい宇津さんのフィジカルがヤバすぎる、って話しつつ笑っちゃうんですけど、やっぱりタダケさんの人情というか、人と人との関係を大切にしている感じがいろんなところに届いてるんだろうなと思いました。
ここではあえて宇津さんのヤバすぎるDRUM CAMを掲載させていただきます。
サンビザとのスプリットはこちらで聴けるようです。
(https://sansvisage.bandcamp.com/album/split-with-look-at-moment)
是非物販などで7インチ買ってください。


killieの復活がアツすぎてライブインフォ見た瞬間チケットの問い合わせしちゃった私ですが、このイベントも負けないくらい熱量あるものだと思ってます。

率直に言って、特に激情やらハードコアやらをよく知らない人たちにとても来てほしいなと思っています。
学生の方がこのnoteはおろか、このイベントのフライヤーを目にすることがあるのか分かりませんが、学割も用意してますので(大した額で申し訳ないです)、少しでも年下の人たちに遊びにきてもらいたいです。
イベント自体20時くらいには終わる予定ですので、そんな遅くならないし、なんならその後も遊びにいけるくらいの感じです。
こういった拘りも届くといいなあ、と思ってるんですがどうなんでしょう。

西荻窪FLATは設備は整っているものの、一応ライブハウスというよりはスタジオという扱いです。
アンプから出るギターの音を直に浴びられます。(良いことなのか?笑)
今回出る4組とも歌モノではないし、声が聞こえるか微妙なバランスで楽器がでかい音鳴らしてライブしてる人たちです。
ライブが終わって「よく分からない」という気持ちになるかもしれません。10代のころの僕もそうでした。でも帰り道に「なんかわかんねえけど、すごかったなあ」とか「CDだとどんな感じで聞こえるんだろ」とか思って、気づいたらオルタナ・ポストハードコアの魅力に引き込まれていると思います。

ちなみに悪い音はしてるけど演者、お客さんに悪い人はいないと思います。安心して遊びにきてください。(先日、行きたいけど怖そうというご意見をいただきました。)

フライヤーは高松でデザイナーをやっているヨシダさんにお願いしました。いつしかのkinderwalls企画のフライヤーとかDRAMAツアー高松のデザインが好きで頼んでみたらバッチリいいものを作ってもらえました。

チケットは前売りとなっておりますが、実券を作れていないので取り置き予約承ります。ANGM齋藤宛にお名前と枚数、学割希望の場合はその旨と、をご連絡ください。→(angmrec@gmail.com)
FLATの入口から入ってすぐ右のドリンクが売っている受付のところでお名前言っていただけたら前売り価格で入場できます。チケット代2,300円とドリンクチャージ600円です。

間違いなくいい1日になると思います。
ちょっとでも気になってる方、お気軽にご連絡くださいませ。


2023/9/17(Sun) 西荻窪FLAT
ANGM RECORDS pre.
"residents of room 102"

Look at moment
sans visage
I have a hurt
Never Confuse Loneliness With Isolation

OPEN/START 16:30/17:00
ADV/DOOR 2300/2600
STUDENT 2000

9/17 ror102

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