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常世の國

先日、京都で大豊神社さんを参拝しました。御祭神は少彦名さんでした。我が地元、少彦名さんがぺんっと常世の國に渡られた淡島(粟島)とされる粟嶋神社さんがあります。そこは、少彦名さんが最初に到着した場所とも、オオクニヌシさんと出会った場所ともいわれています。

我が地元、常世の國と縁が深いようです。黄泉平坂なんて場所もありますしね。そこで気になるのは、常世の國って何なのよ?なのです。Wiki先生の冒頭には下記のように書かれています。

常世の国(とこよのくに)は、古代日本で信仰された、海の彼方にあるとされる異世界である。一種の理想郷として観想され、永久不変や不老不死、若返りなどと結び付けられた、日本神話の他界観をあらわす代表的な概念で、古事記、日本書紀、万葉集、風土記などの記述にその顕れがある。

こうした「海のはるか彼方の理想郷」は、沖縄における海の彼方の他界「ニライカナイ」にも通じる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

ところが、読み進めていくと別の側面が出てきて「常世の國は死後の世界か理想郷か」というタイトルが出てきました。「常世の國=死の國」だったり、「常世の國=神々の住まう神仙境」とされているようです。

また、常世の國に渡った神様が穀物神・豊穣神の属性を持っているので「常世の國=豊穣・穀物をもたらす“穀霊の故郷”」ともされているようです。常世の國っていったい何なのさ?(←)

違う場所へ行かれたで思い出すのは美保神社さんの御祭神事代主神さんです。大国主さんから相談を受けて国譲りを決断されたときに、船を青芝垣あおふしがきに変えて、その中に隠れたんですよねぇ。

年に一度、青柴垣神事が美保さんで執り行われますが、一切の光なく、影すらできぬ様、自動販売機の明りもNGという念の入れよう…。以前友人と人の形はされていないと話したことがあります。余談でした。



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