見出し画像

初心者に魚を釣らせる為に

まず解剖学をもとに正しい持ち方、キャスティング講座を始める。
本当にやる気があるかどうかそこでわかり
前に飛びゃー良いみたいな考え方をされたらそれ以上は何も教えない。

まともなキャスティングが出来ないと釣れない、そんなに甘くないとわかって貰えたのは運が良かった。

手返しが悪いとされるスピニングはフェザリングやオートリターンを活用することで固定概念とライントラブルを排除。
ベイトは運動力学をもとに右利きには右ハンドルを、ハンドルは上の状態で投げることを推奨する。
リールのギア比の理屈や細い糸のデメリットの説明。
鋭く力強いキャスティングが出来るようにスピニングにはナイロン14lb、プラクティスシンカーは7g
ベイトにはナイロン20lb、プラクティスシンカー18gでスタート。
プラクティスシンカーを用いたキャスティング練習は30分を3回行った。その後は釣り場へ。

1ヶ月で片手のオーバーヘッド、サイドハンド、左手を添えるバックハンドが狙った所に落とせるようになり
村田基さんのキャスティングマスターDVDを見せたこともあり完璧とまでは行かずとも2ヶ月でスキッピング、フリップキャスト、スパイラルキャストまで出来るようになった。

とりあえず餌釣りで沢山釣れるアメキャを釣らせて物理学をもとにファイトと抜き上げ、元気に帰って貰えるように優しいリリースを教えた。

バスダンスしたり酷いリリースする奴が近くに居たのは運が良かった。

ハードルアーは釣れないという固定概念を持たれないようにワームはほぼ使わせず
餌で沢山釣ったからこそ釣れない所で粘っても意味が無いことや餌釣りみたいなワームをやる必要が無いと理解してくれた。

ナイロンフロロ論争を始めとする全ての情報を鵜呑みにせず
気になったことは自分で試すことが大事であり楽しみであること。
最初は食べられる魚を釣りたいという目的だったが1魚種だけじゃ勿体ない、色んな魚を釣ってみたいと3タックル購入。上手く沼に引きずり込めたようだ。

釣りは1人でも数人でも楽しむことができ、自然や生き物と触れ合い感動すらできる。

素晴らしい環境を保てるようにマナーをはじめとする釣り場作りをこれからも取り組みたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?