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パウパーデッキ紹介

どうも、前知の人です。今日はパウパーの個人的なおすすめデッキについて書いていきたいと思います。あくまで個人的な意見ですが、色々な視点からデッキ紹介をしていきたいと思います。

ボロスシンセサイザー

強さ★★★☆☆
アド★★★★★
安定★★★☆☆
パウパー感★★★★★


自分といえばこれ。7年ほど回し続けているデッキ。このデッキはcipでアドを稼ぐカードを、きらめく鷹、コーの空漁師で使いまわし、莫大なアドバンテージを稼ぐ。デッキ名にも付いている実験統合機はアーカムの天測儀禁止により空いていた1マナでアドバンテージを得るカード。

これ1枚から鷹→戻した誘発で土地→統合機キャスト→誘発で鷹のようなこともザラ。1枚から突然勝つことも。クロックも飛行が主体でコンスタントにライフを攻めつつ、終盤は8枚積んである火力で焼き切れたりと、豊富な攻め手を持つ。弱点は序盤の安定感の低さ。ドロソ無しで土地19枚、うち6枚がタップイン、半分以上がファクトランドの構成のため、赤単に轢き殺されたりサイド後親和対策の粉々や塵塵でゲームが出来なかったり。統合機の性質上、軽量カードが多く、どっしりと構えられるとしんどかったり。特に絆魂を持ったテラーに手も足も出なかったりと、今のメタゲームでは不安が多いデッキ。自分はmoでは負け越している。ただ、パウパーを体感するには最高のデッキ。

グリクシス親和

強さ★★★★☆
アド★★★★☆
安定★★★★★
パウパー感★☆☆☆☆

神決で使用されたデッキ

環境を定義するデッキ。幾多もの禁止を出しながらもトップTierに居続ける化け物。このデッキはパウパーよりレガシー寄り。許さねぇ。動きとしてはファクトを並べてマイアを早期キャスト。除去が飛んで来れば勢団の取引でライフとカードアドバンテージへ。ゆっくりなデッキに対しては物読みや胆液の水源でドローしつつ、アーティフィサーのcipで破壊不能土地を3/3の飛行クリーチャーへ。仕事が終われば論争や取引でカードに変換後、血の泉で手札へ戻していく。
苦手とする赤単にもクラーク族のシャーマン、サイドボードの水流破や嵐の乗り切りで十分戦うことができる。また、グリクシスという色の関係上、パイロハイドロ、チェイナーの布告と非常に強力な妨害カードが使えるのも○。また、デッキの全てのカードを火力に代えられる間に合せの砲弾もこのデッキを最強足らしめる1枚。

パウパーで1、2を争うパワーカード

このデッキの弱点は、露骨に対策されていること。白いデッキなら塵塵4はデフォ、中には存在の破棄を積んでいるものまで。また、飛行クリーチャーが基本的に止まらないため、白単のようなデッキには苦しい戦いになる。かなりレガシーチックな動きをするので、レガシーやってみたい人におすすめ。

ディミーアテラー

強さ★★★★☆
アド★★★★☆
安定★★★★★
パウパー感★★☆☆☆

神決で使用されたデッキ

環境王者。正直神話にも有利だと思っている。土地を17枚かつタップイン8枚となかなかぶっ飛んだ構築に加え、コントロール寄りなくせにライフペイを前提としたカードを詰め込んだ頭のおかしいデッキ。レガシー常連の思案や渦まく知識、殺しといった強力カードを多数持ち、困ったときにはブレストから思考履きで3枚ドローへと変える頭のおかしい動き。それをコストにアンコウやテラーを着地させ、予想外の牙というパウパー界随一の壊れカードでゲームを壊しに行く。パウパーは他のフォーマットに比べライフアドバンテージの価値が大きく、ほとんどのフェアデッキに有利に戦える。

絆魂カウンター!


また、ドロソの多さによるサイドボードの引き込みやすさ、パウパーというフォーマットの性質上、黒力線や安らかな眠りの様な恒久的な墓地対策カードが無いことも追い風。サイドボードには黒故に破壊不能や再生を乗り越えられる全体除去のアームズ·オヴ·ハウル。プレイヤー対象なので相手だけに修正を与え、アンコウやテラーが稲妻で落とされる心配もない。
このデッキの唯一かつ最大の弱点は時間がかかること。特に青の絡むマッチでは自分が早くプレイ出来ても時間切れになってしまうことも。デッキパワーは最強だと思うので、レガシー興味ある方はぜひ。パウパーで一番レガシーに近いと思う。

カルドーサレッド

強さ★★★☆☆
アド★★☆☆☆
安定★★★☆☆
パウパー感★★★★☆

パウパーチャレンジ優勝デッキ


環境定義するデッキの一つ。ゴブリンの爆風走りを得たことで以前に比べ爆発力が増した。正直自分の評価は低く、ライフゲインやダメージ軽減が溢れる環境で使うメリットを感じない。mo上ではゲームが早く終わる、引き次第で何にでも勝てる特性上絶対数が多い印象。他のフォーマットの赤系のデッキと違い、デカブツにはほとんど為す術なく死んでいくため、より強くパウパーを感じられる。親和にマイアサクッて7点ゲインでキレ、テラーに絆魂つけてどつかれてキレ、オーラにアルマジロの外套つけられてキレる。まだ赤単果敢のほうが一度に20点削る爽快感が味わえて楽しいぞ!

拷問生活

強さ★★☆☆☆
アド★★★☆☆
安定★★☆☆☆
パウパー感★★★★★

リーグ5-0デッキ

パウパーと言えばこれ!とまでは言わないが、少し前までは定番アーキタイプだった気がする。発掘持ちクリーチャーを拷問生活で有効牌に変え、ドローを発掘に置換し擬似的な手札として活用するデッキ。茶鱗2枚でグルグルするだけでライフがモリモリ回復していく。新たにバジリスク門を獲得し、長年悩みだったクロックの低さが解消された。しかし環境的にテラー、新和と墓地を利用するものが多いのが逆風。それらのついでにメタられてしまう悲しいデッキ。下環境のドレッジのようなぶん周りではなく、ジワジワと優勢を取っていくミッドレンジよりなデッキ。適宜必要なカードを拾って戦えるので、タルキ環境でアブザンとか使ってた人好きそう。とても楽しい。でも勝てない。moでもクリックの多さから不人気。パウパーやりたい人は触ってみると結構ハマる。

青単フェアリー

強さ★★☆☆☆
アド★★★★★
安定★★★★☆
パウパー感★★★★★


パウパーチャレンジ優勝デッキ

親和に並び多くの禁止を産んだデッキ。優秀なcipクリーチャーである各種フェアリーを、飛行と相性の良い忍者で使いまわしテンポとアドバンテージで勝利するデッキ。昔はデルバーが入っており、目くらまし、噴出、フェアリーの大群といった化け物と組み合わせて環境王者であった。流石に強すぎて規制が入り弱体化したが、今でもハマれば何もさせず完封できるポテンシャルを持つ。派生型として殺しやアンコウを積んだ青黒フェアリー、雪崩しや真紅艦隊の准将を積んだ赤青氷雪なども存在する。採用クリーチャーにタフ1が多いことから、溶岩の投げ矢や電報を取っている赤系のデッキが環境にいると辛い。あと戦い方を知っている相手にはめちゃめちゃ苦しい。逆に知らない相手はボコボコにできる。フェアリーの予見者による占術、忍者や心をひとつにによるドロー、呪文づまりのスプライトやカンスペによるバックアップとアドバンテージと安定感に優れた良デッキ。楽しい。

赤緑続唱·土地破壊


パウパーチャレンジ7位のデッキ

強さ★★☆☆☆
アド★★★☆☆
安定★★☆☆☆
パウパー感★★☆☆☆

正直パウパーで一番おすすめしない。が、プレイが分かりやすく、今日初めて使っても優勝できるデッキ故に紹介。手札の最大効率を目指して動き、相手に土地がなくて死ぬか、続唱でクリーチャーを並べて勝つ。本来ランプが苦手とするコントロールに対し、続唱やキャントリップクリーチャーで圧殺出来、小粒なクリーチャーを並べる相手には3/3警戒という破格の性能を誇る宝石泥棒が立ちはだかる。
このデッキの弱点かつおすすめしない理由として、基本的にメンコなため相手も自分もあんまり楽しくない。こちらは続唱等を引かなければそのまま負けるし、相手は土地をハメられて負けるか、ただの木偶を叩いて勝つだけなので練習も糞もない。続唱でアドを取る性質上、サイドボードの引き込み等も博打になる。友達いなくなるぞ。

5cトロン

強さ★★★☆☆
アド★★★★★
安定★★☆☆☆
パウパー感★★★★☆

パウパーチャレンジ4位のデッキ

パウパーでとても珍しい5色デッキ。昔はモダンのように緑だけで土地を伸ばし、ウラモグの壊滅者等デカブツを叩きつけるデッキだったが、エネルギー屈折体を手に入れたことで多色化し、ジェスカイブリンクの様な動きをするようになった。

1マナ減るもののドローついててタップ不要

序盤は各種打ち消しや海門の神官、熟考漂いを使いドローを進め、終盤はムラーサの胎動や幽体のゆらめきでそれらを使いまわし圧倒的なアドバンテージで押しつぶす。多色故にサイドボードも環境に合わせて取ることが出来、構築に自分の色を出しやすい。従来のトロンも試作クリーチャーを得たことで柔軟性が増し、時々見かけることもある。
モダンと同じように、バーンや高速アグロには(メインから対策しているとはいえ)厳しい。また、一定数存在する土地破壊との相性もかなり悪いため、なかなか勝ちきれない。でも好き。おすすめ。

白黒ブリンク

強さ★★★★☆
アド★★★★☆
安定★★★★☆
パウパー感★★★★☆


パウパーチャレンジ7位のデッキ

ボロスシンセのアド源を白のクリーチャーに変え、火力を確定除去にした感じか。こちらの方がシンセに比べ、確実なドローと確定除去で堅実にゲームを進めることが出来る。反面、初速が遅く、タップインのゲインランド6枚に加え、メインから聡明運びのクレリックを2枚とかなりアグロを意識した構成になっている。ゆっくりとしたゲームでは無類の強さを誇り、空漁師と死の神のお告げの組み合わせで心を折られるものもいるとか。コントロールにもキャントリップクリーチャーで盤面を作りつつ、隙を見せるとゴライアスのパラディンによって得たイニシアチブを取ってくるヤクザみたいなやつ。サイドボードも強く、同じくスローゲームが強い親和に対しこれでもかというほどサイドインできる。地味ながら環境最強格のデッキ。
弱点はほぼないと言えるが、強いて言うなら時間がかかることか。特にトップメタのテラーとミラーをした場合、両者が速やかなプレイができないと途端に時間切れを引き起こす。

以上、パウパーおすすめデッキでした。他にも壁やファミリアコンボなど、パウパーならではのデッキは数多くあるので興味がある人は調べてみては?
あと東海圏でパウパー調整してくれるメンバー募集してます。
ここまで読んでくれてありがとうございます。それではまた!

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