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美術で楽しく知る西洋占星術 土星クロノス


🖼️今回の作品

「キューピッドの羽を切る時」ピエール・ミニャール作
1694年/ デンバー美術館所蔵

⭐️美術的な話

土星はクロノスという神に当てはめられることがあります。
クロノスは「時」を意味し、ギリシアの神。
紀元前6世紀頃の思想家シュロスのペレキデスが言及しています。
ゼウスの父であるクロノス(ローマ神話ではサトゥルヌス)とは別の神ですが、混同されています。
時の神クロノスとして表すときは、砂時計、鎌がアトリビュート(持ち物)で描かれます。
いつまでも若さは続かないという寓意画でキューピッドと描くことがあります。
この作品のクロノスはキューピッドを押さえつけて羽根を切ろうとしています。
痛そうで可哀想ですね。

⭐️星的な話

今日は山羊座のルーラーシップ土星を美術作品から取り上げましたが、
ルーラーシップというのは現代占星術の用語で支配するという意味。
山羊座を支配する天体は土星です。
伝統の占星術ではドミサイルと呼んでいました。
本来の家にいるという意味で、土星は自分の家にいるのでのびのびしていることになります。
逆側の星座に滞在すると居心地が悪いとなります。天体の状態がいい悪いというのはここから判断しているのです。

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