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冬の絵

絵画の授業で大切なことは絵を描くことが好きなこと
嫌いにならないことです。
どうしてもお受験絵画になると描くためのテクニックや指示など、自由に描くことができなく成ると感じるお子さんがいらっしゃることは、絵画の授業をする者にとっての最大の課題の一つです。

幼稚舎や横浜初等部では近年は2段階指示を聞き取り、尚且つ個性を出した絵画、工作とお尋ねに対する自己表現まで。
たかがお絵描きとはとても言えない、難関ハードルとなります。
一つ目の課題ではクーピーで、その次はクレヨンでと筆記具が変わることも、一枚目の小さな画用紙を立てかける指示もあります。
絵画工作、体操も含めて様々な指示を聞き取ることはもちろん、そこでキラリと光らなくてはなりません。

魔法のマラカスを指示を聞き取り作成する。次にそのマラカスでどんなことを夢を叶えたいですかー

ここで大切なのは、発想力と表現力です。

ディズニーランドへいきたいや、欲しいものを出してもらう絵ではなく、自分ががんばってきたことで夢を叶えている絵や、大好きな人に喜んでもらう夢など、オリジナルの発想で絵を描いて、先生からこれは何をしているところですか?これはなんですか?
とお尋ねがあり、そこで沢山自己表現のトークができるか。
実際合格されたお子さんは、驚くような素敵なお話しをされている方がたくさんいらっしゃいます。
習っていることで世界の大会で金メダルを取っている絵や、魔法なので、地底探険をして深海生物を描いたり、宇宙へ行ってサッカーやバスケットボールをしたりとその発想力に大人が唸るような絵が描けるお子様もいらっしゃいます。
絵が上手いことが必ずしも必要ではありません。
発想力は普段から知識欲があり、経験値が豊かなことが必要です。
夏休みに経験したことが生きると言われて、夏休みはたくさん遊びなさいというお教室もあります。
季節ごとの絵も得意なものがあると色々なお題で自信をもって描くことができます。
春はお花見や花壇や公園でのお遊び、夏は海や山や家族旅行での楽しい思い出。
秋は運動会やお芋掘り、栗拾い、フルーツ狩りなど。
経験してすぐに、制約なく描かせてあげることも大切ですね。

今回はテーマは冬の絵です。

冬の絵といえば雪だるま作りやスキー、お正月の絵など色々な行事があります。

とくに雪の絵を描くお子様が多いのですが、雪を白い画用紙に描く場合は白いクレヨンは見えないので使えません。
その場合は灰色のクレヨンを使います。
黒い色画用があればー本番でもー白いクレヨンが使えて、とても冬らしい絵が描けます。
色々な材料、筆記具で色々な発想の絵を描く経験をさせてあげてください。

ちなみに雪だるまを白く塗らないのはお子様はこの白い雪だるまを白で塗りつぶすことに時間がかかってしまい、周りの様子が間に合わないこともあるので、順番としては真ん中に雪だるま→自分→お友達や家族→背景
ここまで描き切るにはかなりの練習が必要になります。
なるべくシンプルに表現できるものはシンプルにして、時間があれば書き足すという順番になります。

構図、背景など絵画レッスンでは横並びでない、オンリーワンの絵のご指導をさせていただいております。

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