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小学校受験ーデバイスとのお付き合いは


本当に便利な世の中になりました。

今から15年ほど前には、小学生に携帯電話を持たせるか持たせないかが、子育て中のご家庭で大論争を呼びました。

なんの躊躇なく持たせるご家庭もあれば、みんなが持っているけれど、最後まで持たせない選択を貫くご家庭もありました。

当時のキッズ携帯から始まり、この十数年の間に、今や子供達は幼児期にもiPhone、iPad、など電子機器を使いこなし、憧れの職業には、ユーチューバー、ドローン飛行士、プログラマー、ゲームクリエイターなど、かつては全くなかった職業が人気となりました。

デバイスを子供に早く与えないほうがよい

これは私もそう信じて葛藤しながら子育てをしてきました。

しかしながら、プログラミングのような今や花形の仕事を目指すなら早いうちに触れていたほうがよいのではないか?と思うようになりました。

ですが、幼児教育に関わるようになり、とりわけ小学校受験をさせる上では、なるべくデビューは遅い方が良いと再度思うようになりました。

家庭教師に入らせていただきますと、終わって授業内容をご報告する時間がありますが、そこで必ず子供達はお母様にヒソヒソ耳打ちーデバイスを触っていてよいかー

子供はすごく賢い生き物です。
物心ついてすぐのような小さなお子様が、お母様が電話を始めると無理難題を投げかけてきます。
電話の相手に悟られないように
その時だけはいつもダメなことが許されるとわかっているからです。

可愛い天使は頭脳プレヤーです。

かつてはお菓子やテレビでしたが、今はデバイスでゲームや動画を見たいという要求です。
懸命なご家庭はしっかり話し合って、1日何時間と決めているので、お子様もそれを守る努力ができる。

しかし、ご兄弟姉妹がいらしゃると下のお子様は上の兄姉が観ているものが観たいのです。
こればかりはなかなか難しい問題です。

デバイスが悪いとは思いませんが、デバイスとのお遊びが長いお子様はどうしても発信されたものを一方通行でうけとるインプットばかりで、アウトプットの生育に欠けてくるので、傾向として言葉の生育に遅れを感じてしまいます。

お受験は人前で手を挙げて発表したり、先生からのお尋ねに、一言で返すのではなく、どんなことをしてどう思ったなど、自分のことをアピールするお喋りができるお子様に光があたることになります。

夏休みなどにお喋りができなくてと入らせていただくと、知識としては遜色なく持っていることを、言葉で説明できないので、まずは自分のことをアウトプットする練習をしていただきます。

しかし残り2ヶ月ほどではなかなか既に光っているお子様には太刀打ちできない現実になります。

デバイスを使いこなすことは決して悪いことではありません。
今や小学校では、1人一台iPadが与えられる時代です。

しかし小学校受験というのはペーパーの中身や難易度は変わってきていますが、根本的にはアナログで、古き良き習慣や日本人らしさを問う内容は変わらず問われるものです。

小学校受験をお考えでまだデバイスの環境でない、もしくはそんなに使っていないということであればなるべくデビューは遅く、そのほかのモチベーションをたくさん考えてあげてください。

デバイス教育が功を奏して職業になることもあります。
しかし、沼にはまって、学校に朝通えなくなり、折角入った私立一貫校をでることになるとても残念な結果を招くこともあります。

どうしでも早くデビューさせてしまう環境にならざるえない、共働きのご家庭や、ご兄弟姉妹がいらっしゃるご家庭では、どうすればよいのでしょうか。
様々なご提案がございます。

家庭教師はお勉強やその他受験対策だけでなく、子育て、教育、お子様の輝ける未来に今何が必要なのか。
様々な子育て、お受験でのお悩みに応えることが、家庭教師の使命です。

angelatlier/アンジェラトリエの家庭教師は自身が子育てをして、先から振り返ったからこそわかる真実を、体験やカウンセリングで、どんなお悩みにも最良のアドバイスをさせていただけます。

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