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小学校受験の絵画の極意

昨日お話しした絵画の技力についてもう少し具体的にお話ししたいと思います。

まずどのお教室でも年少の頃にやるのは運筆ですね。
この運筆はとても大切です。
絵画の基礎となる技力です。
ここで年少さんから始めるメリットをお伝えします。
これは筆記具を持ち始めた時に直さないと、一生変な持ち方のままだということです。
昔の人ー昭和時代ーは姿勢や箸、筆の持ち方を綺麗にというのは横並びの教育だったのですが、今は違いますね。

12月26日のブログでもお伝えしましたが、筆記具の持ち方は案外難題になることが多いのです。
小さい頃はまだ握力がないので、どうしても筆記具がグー持ちになります。
最初はグー持ちで良いかとも思いすが、早くはじめるとこのグー持ちでいいかーが定着してしまい、なかなか直すのに苦労するようになります。
早く始めるほど握力がないのでグー持ちになりやすいのですが、こちらも適切な時期に適切な指導を受ければスムーズに直ります。

このタイミングも個々で違うの、一概にこの時期にこうですと言えることではありません。個人指導の良さはピンポイントで寄り添い問題を解決できることです。


指先の巧緻性の発達

手先の巧緻性というのは本当に発達がバラバラです。しかしこの指先の巧緻性の発達こそが、絵画工作にとってはとても大切な技力になるのです。

そもそも起用なお子さんもいらっしゃいます。
限られた時間内で作品を完成させなくてはいけないお試験では、早く綺麗に完成させることが必要になります。

筆記具をうまく使えるお子さんはこの点で既に一歩抜けます。
なので年少よりはじめるのであればまずは正しい筆記具の持ち方と楽しめる教材で運筆の練習を沢山していくことをお勧めします。

運筆の練習教材は沢山出ていますので、グルグルグルグル
やらせてあげてください。

このグルグルが子供達にとってはとても難しい技力なのです。
しかし運筆のグルグルで滑らかな線を引けるようになることこそ、素敵な絵画が描ける技力の第一条件となると言っても過言ではありません。

グルグル、ナミナミが大切です

今は七田、Z会、こぐま、あらゆるところから楽しく出来る運筆の教材が沢山出ています。
またネットでの無料教材もあります。

このグルグルは一点にしか力を伝えられないお子さまの握力ではとても難しい技力なのですが、子供はすごいです。やっているうちに指先の巧緻性が発達してくるので、促す意味でも沢山楽しくやれると良いと思います。

そして全ての基本となる丸、三角、四角
これも年少さんのうちにスムーズに描けるようになるとペーパーでも生きてきますね。

やっと辿りつきましたが
今日お伝えしたい絵画の極意は

丸三角四角

です。

絵画も分解してみると案外この形の連続や合成でなりたっています。

丸三角四角が綺麗にスムーズに描けることは小学校受験の絵画の極意、ひいては総合的な極意でもあります。

丸、三角、四角がいっぱい!

絵の中には丸三角四角がいっぱいです。

過去問で丸、三角、四角から絵を構成する問題が出る事もありました。
変わった形からの想像画というものも学校問わず過去問として、お子様の想像力や構成力を見られる問題として出されています。

お家では既成のドリルなどで学べるようになっている便利な昨今ですが、指先の巧緻性というのはそれぞれ個々の発達をとげていますので、課題はそれぞれ違います。

筆記具のお悩みは分解しながら持ち方のご指導が有効です。

丸が苦手、三角が変な描き方、四角が丸になるなども分解しながらご指導します。

スムーズに楽しく個々の問題を解決出来るのは家庭教師が1人1人の課題に適切なアドバイス、ご指導ができるからです。

詳しくはHPから体験、ご相談にて⬇️

angelatelier/アンジェラトリエ/天使工房

https://angelatier001.wixsite.com/angeletolier

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