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お箸の使い方

お箸を美しく持てていますか。

日本人ならいつの間にか使えるようになっているお箸🥢ですが、お子様は勿論、大人も美しく持ち、使えている人ばかりではありません。

昭和の時代にはお箸の持ち方、姿勢、靴の脱ぎ履き、家事の手伝い方や身の回りの作法など、子供の頃から厳しく躾けることは当たり前でしたが、横並びの躾けや教育は古い考え方だと思われるようになり、『躾け』と言われること自体がともすれば悪しき風習のように考えられるようになりつつあります。

しかし、その躾と言われることが小学校受験で問われることが多く、こんなことを練習させるのかと思うことをお教室でも家庭教師でも合格するために必要な事として繰り返し学びます。

難関校と言われる学校でもお箸🥢は頻出課題です。

風呂敷包み
雑巾絞り
台拭き
蝶結び
洋服の着脱、畳み
靴の脱ぎ履き
洗濯物干し
箒チリトリ
お片付け

お箸は小さなお子様には持ち方からの指導になりますので、個々の指導で内容は全く違います。
まず持ち方からのお子様、持てている方には
お椀からの様々な形や重さのものを移すテクニックやスピード。

持ち方を直されるのは嫌がるのですが、移すチャレンジは楽しんで取り組めるお子様が多いので、生活巧緻性の課題としては、ゲーム性を持たせたり、段や列の問題と組み合わせて何度も繰り返しカリキュラムに組み込みます。

ここでお箸の持ち方についてお子様は勿論、大人の方でも持ち方が気になる方は一から練習して、美しくスムーズな箸使いができるように練習してみてください。

1、下の箸を親指の付け根にのせ、さらに   
 薬指の第一関節で支えていきます。下の箸をしっかりと固定させることが美しく、スムーズに使えるようになる一番大切なポイントです。

2、次に 親指、人差し指、中指の3本の指で上の箸を持ちます。

ここで箸頭がクロスしたままグー持ちのお子様が多く箸頭を少しでも開いた状態で箸を動かします。

お箸の基本で「えんぴつの持ち方」と呼ばれるのは、こちらの上の箸のこと。親指はこれから箸を動かすための支点になるのでしっかり支えましょう。


3、箸を持つ位置ですが、あまり先の方でも頭の方でもバランスが崩れてしまいますので、箸は箸頭の3分の1を目安に持てているかチェックしてみてください。
前過ぎても後ろすぎてもうまく動かせません。

4、箸先が揃って箸頭が開いた二等辺三角形のような状態で、上の箸を動かしていきます。
この時1で固定が大切と言った下の箸は動かさず、食べ物を支えるだけですから、両方の箸で開閉しないようにしましょう。

お子様には最初は矯正箸も活用して、苦手意識を持たないようにするのも良いかと思います。

大人の方は左も右も三点支持箸などを使うと無理なく美しく持てるようになるかと思います。

お試験で出る課題ではなく、日本人として、美しい箸使いで美味しいお料理を楽しく食べられるよう、しっかり使えるようになりたいですね!

生活巧緻性などはご家庭でも習慣として、毎日のルーティンに加えていただくのがおすすめです。
苦手なことは是非、家庭教師の我々にお任せください。

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