繋がる青

久しぶりに解放される雫。
滑り落ちる時を見た。
時の経過は残酷で、私が囚われてから
数ヶ月が経過した。

再び解き放たれる時。
否定も肯定もしない世界。静観。
そういうものに期待を寄せる心情。
私の全ては滑り落ちていった。

解放を待つ間のこと。
私は全ての出来事を記憶に留めておくことは
苦手なタイプ。
大概が頭から消え去っていく。
それを見ていつも残酷さを目の当たりにする

だからメモを残したり日記に残すのだ。
様々なことを忘れる。

大切な人と一緒に過ごした愛おしい時でさえ
次から次へと消えていく。消去されていくのだ。
だから私は忘れたくないから
思い出を書き残す。
定期的に思い出すようにすることで
記憶は定着する。

私を青の世界へと
深く深く誘ってくれていた音楽と共に…

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