竜宮城の真珠は途絶えない

遥か遠く海の深底に沈む楽園の地
その重さは計り知れない

脆さ儚さ全てを抱えここに来た
信じるものなどなにもなかった

好きなものさえも
見せかけの透明衣に隠して
移り変わる情景に目が離せなかった

弾け飛んだ真珠を飲み込んで
生み出したものは


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?