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キロン回帰を迎えて 

50歳前後で迎えるキロン回帰。
生まれたときのキロンにトランジットのキロンが重なることです。

キロンは自分ではどうすることもできない いたみや傷 癒しや医療 ヒーリングなどが表現されることが多く、それは半身半馬(ケンタウロス族)のキロンが母に捨てられ アポロンとアルテミスを養父母として育ったことや 弟子であるヘラクレスの放った毒矢にあたり苦しみながら死を選んだことが根源になります。またアポロン(太陽)とアルテミスから英才教育をうけ 占星術 竪琴 算術や医療にも秀でていたと言われています。

キロンが1周して 元の位置に戻ってきたとき わたしたちは誰にでもある傷を別の形に変化させて解決をしたり 転生の準備を始めるとされています。

先日なんとなくホロスコープをみていたら あと少しでキロン回帰です。

ヒーラーのyujiさんが出生日からのキロンの星座やそれぞれの違いをあげてくれていました。


キロンが発見されたのは1977年。土星と天王星の間を軌道としています。
42歳前後で迎える天王星のハーフリターンを終え、2回目の土星回帰を迎える58歳前後のちょうど中間にキロン回帰を迎えるのもなんだか不思議ですが
成熟していないときには苦手で向き合えなかった問題に 年を重ね 困難も重ね向き合えるだけの筋肉をつけてから向き合い、最終土星の力で乗り切っていくと考えるといいのかなと思います。

私の場合 11ハウス牡羊座キロン 
yujiさん曰く 本当の自分でいるべき“超個性的な人

牡羊座のキロンの想いは 「私だって」という思い 「I am」じぶんはこうしたいという思い できないことからの傷とも言われています。

占星術には アスペクトという星同士が組む角度 調和関係を現したものがあります。60度や120度という調和の関係もあれば 90度180度という葛藤の角度も。 人生の中で後で考えるときつかったけれど あの時があったからと思う時期は葛藤の90度180度を組んだ時になります。

ちなみに私の出生図で3回の葛藤の角度を組んだのは下記の3回

①1990年2h  1回目スクエア(90度)2ハウス
②1997年5h  オポジション (180度)5ハウス
③2004年8h  2回目スクエア(90度)8ハウス

象徴する何かがあった訳ではないけれど じぶんらしくいられた時ではないとは思います。

11ハウスのキロンはそんな傷を仲間やグループの中で癒されていくこと、もしくは仲間の中で傷ができることを意味するようです。
出生図11ハウスにはDISの守護星の木星も滞在し 人の恩恵を頂く星配置。
現在年齢域も木星期なので 少しミラクルなことも起きそうなイメージも。

また傷であるキロンと革命の天王星がオポジションを組むことが多かった1952年~1989年生まれの人は その傷と同じ思いをしている人のために動く傾向があります。
キロンと出生図の天体がどんなアスペクトをもっているか どの天体がじぶんの傷を癒すお手伝いをしてくれるのか 観察してみるのもお勧めです。


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