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人工股関節置換手術のあとさき21 病院に持ってきてよかったもの

入院生活にも慣れて今回の入院を振り返る余裕も出てきた。
ここらで、個人的に持ってきてよかったものを書こうと思う。

① ふりかけはのりたま一択

手術後数日は食事を受け付けなかったことは先に書いたが、その時にふりかけがあったらごはんが食べられるかなと思って、ふりかけを持ってきてもいいかと看護師さんに聞いたら、特に基礎疾患がなかったので許可された。

それで夫にふりかけを持ってきて欲しいと伝えたら、いろんな種類のふりかけを持ってきてくれた。
大人のふりかけ
ゆかり(しそ)
のりたま

全部試したけれど結局わたしにはのりたま一択だった。文字どおり毎食ごはんにふりかけて食べた。大袋が途中でなくなったので、追加したほど。
家ではふりかけを使うことはなかったけれど、小さい頃、ふりかけといえばのりたまだったので、慣れ親しんだ味がよかったのかもしれない。

② ハチミツ

これも以前書いたが、食事が食べられなくなった時、食べられるようになるきっかけをつくってくれたのが、友人にもらったハチミツの小瓶だった。
以後毎朝いちばんにハチミツを舐めるのが習慣になった。小腹が空いたと思う時、ちょっと甘いものが欲しい時も舐めた。
わたしにとってはハチミツは元気の源である。
(小瓶は4個セットだったが、こちらもすべて食べ終えて、新しくまた別の方からいただいたハチミツを開けた)

③ 簡単に脱ぎ履きのできる靴。
ここからは実用的なものになる。
股関節の手術をすると前屈みの姿勢がきついので靴を履くのに苦労する。病院から渡された持参品のリストには「長い靴べら」がある。
でも最近は、手を使わずに簡単に脱ぎ履きできる靴が出ているのでそれを用意していった。
ベッドから降りる時やシャワーの時、リハビリの際にも脱ぎ履きすることが多いので、この靴は大変重宝した。(持参した靴べらはすぐに夫に持って帰ってもらった)
これは本当にオススメする。

④ 火バサミorマジックハンド
これは病院から渡された持参品のリストにも入っていた。
とにかく前屈がむずかしいので、床に落ちたものを拾うのは一苦労だ。
そんな時この火バサミorマジックハンドがあればとても重宝する。
わたしは火バサミを持っていったが、何かとものを落としやすいので、幾度となくこれにはお世話になった。
術後靴下を履くのにも使えた。
手の延長だ。
病棟にもいたるところに火バサミが置いてある。
退院してからも、家のいろんなところに置いて日常的に使おうと思う。

主なところは以上である。

(その他の持参品)
食事用の箸やコップ、歯磨きセットや基礎化粧品などももちろん持参した。
けれども、病院で調達できるもの(有料 アメニティセットなどと言われる)はそれを活用した。
ティッシュやウェットティッシュ、術後の紙おむつ、食事用のエプロン(これは使用せず)、割り箸、スプーン、歯磨きセット等々)
院内着やタオルもレンタルできた。
(何度着替えてもいいし、タオルもいつも多めに置いてくれているのでとてもよかった)
ボディソープや、シャンプー、トリートメントの類は持参品を使った。下着や肌着、靴下などは院内で洗濯した。

あとは、本2.3冊、趣味の編み物道具、なども持ってきてよかったと思う。

そんなところかな。

あ、そうそう!
夫が面会に来る時に、その日我が家の庭で採れたプチトマトを持ってきてくれた。
病院ではなかなか新鮮な野菜やフルーツが食べられないのでこれは嬉しかった。

以上、人工股関節置換手術を受ける方に、何かの参考になればと思います。

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