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シュガのピアノと、Proofと。

多分水曜の朝からちょっとずつずれていた。

よく行くカフェ、その日はいつもの店員さんではなく見慣れない男性スタッフ2人が店をまわしていた。アイスラテとラズベリーのマフィンを頼んだらお会計の時に、「ホットラテとラズベリーマフィンですね」と言われて、

「えっと、アイスラテです」と訂正した。

席に着いて待っていると、店員さんがホットコーヒーとクロワッサンサンドを持ってきた。

「これ、私のとこじゃないと思います」また訂正した。

店員さんは私が訂正するのと同時くらいに間違いに気づき、何も言わずに別のテーブルに向かった。なんかちょっともやっとした。

そのあとお待たせしました、と私のところに来たのはアイスラテと「いちじくの」マフィンだった。

すでに二度も訂正している私は、なんか言いづらいな、これも食べてみたかったしまぁいいか、などと自分を納得させて、いちじくのマフィンを頬張った。

いつもだったら迷わず違います、というのだけど。いちじくのマフィンはまぁまぁの味だった。

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その日はそれから在宅で仕事をした。いつもやらない業務の数々。あるプロジェクトでリーダーのサポート役としてあれこれしていた。夜になって納期が間に合わないかもという疑惑が浮上しリーダーにメールするも返答なく、心配したまま就寝。あまり眠れなかった。

翌日オフィスに出社してリーダーに確認すると、大丈夫、間に合うように段取りしてるとのこと。なんだ!と安心したと同時に一言いっておいてくれてもよかったのにな。そんなふうに思った。まぁ、私がゆったりした気持ちでいればそもそもやきもきしなくていいことだったのだけど。

寝不足だったから若干気持ちも塞ぎ気味。「今日はさくっと終わらせてはよ帰ろ」と思っていた。終業間近、向こうの席で会話が聞こえてきた。

それはあるバンドの話。私が学生時代に好きだった、今も好きな、人生初の推しのバンドの話を。

話題の中心にいる彼女の大きな声が聞こえる。「彼らは私の青春だもん!」

その時私の中で黒い気持ちがわいた。

私の方が彼らのことをたくさん知ってるし、絶対好きだし、あなたが話してるそれは割と浅い情報で一般的なことなんだけど、なんて。ネガティブMAX!!

「私も好きだったんですよ!いいですよね!」って輪に入ることもできたかもしれない。そうじゃなくても、(わ!彼女も好きだったんだ!でも私の方が絶対好きだもんねー!😎)なんて、心の中で呟くくらいの私なのに。

この日のネガティブマインドは制御不能。だめだ、帰ろう。さっとパソコンをしまって帰宅した。

🎹

スーパーでお鮨を買って、味噌汁だけつくって晩ご飯。

食べ終わっても元気が出ない。気力がわかない。あれ?私なんでこんなになってるんだっけ?

波風立てないでやれる/私が飲み込めばその場がおさまる/私が出しゃばる場面じゃない/そんな大したことではない/私の気持ちは別に大事じゃない

些細なことの積み重ねで、いろいろずれちゃって、これくらいなら、とそのずれを私自身が見過ごしてたら、重なって重なって、よくわからない自分になってた。

そんな時、開いたインスタでシュガのピアノが流れてきた。

優しい音、美しいシュガ。戦場のメリークリスマスが始まった時、堰をきるように涙が出てきた。涙はどばどば出てくる。あれ?私なんでこんなに泣いてんだ?泣くほどのことなんてなかったのに。頭で理解するよりも早く、私は自分が悲しんでることに気づいた。そっか私悲しんでたんだな。

ピアノの音色が優しい。一瞬で心を緩めてくれた。演奏中のシュガはずっと美しくて、すごい透明で、泣きながらも目が離せない。そして最後の一コマにちょっと可笑しみ入れてきたシュガに思わず笑ってしまった。

泣き、笑い。それを何度か繰り返したら気持ちが落ち着いてすっきりしていた。自分の気持ちに気づくのにも回復するにも、泣くことが必要だったんだな。


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ありがとうシュガ。もう泣かずにみれます。

🎹

シュガがひいた冒頭のメロディがseesawのデモバージョンだったとTwitterで知る。そうだ。あのメロディはそうだ。

あの会食以来しまっていたProofを開けてディスク3を取り出して聴く。初めて聴いた時このseesawが特にグッときたんだよな。改めて聴いたらやっぱりよかった。こんな未発表の数々があったなんてバンタンやっぱりすごい。改めて嬉しくなった。

今回久々にProofを手にして気がついた。なんて思いのこもった作品なんだろう、と。3ヶ月前は気持ちがぐちゃぐちゃでまっすぐ受け止められなかったけど、今はただ良い作品だな、と思えた。

彼らは、ただ良いものを作ろうと長い時間をかけてあのアルバムつくってくれたのだと感じた。写真集や仕様、作品の構成、細部に込められた丁寧さ。

コロナの収束がまったく見えない状況で、彼らはチャプター1を作品として残すことに集中したんだと思う。アルバムリリースやソロ活動発表のタイミングは彼らの手をもうずっと前に離れいて、きっと彼らはarmyによりよいものを贈りたいとそのことだけ思っててくれたのかも。感情グラグラだった6月にはそんな風には思えなかったけど、ここにきて見方がガラリと変わっていた。感情に振り回されてよいものをキャッチできなくなってたのかもな。どう捉えるかは自由。この見方を忘れずにいたい。そう思ってこれを書いています。

💿

ジョングクがProof collectors edition でアミに寄せたボイスメッセージの和訳と英訳を見た。彼が今どんな風に人生を捉え、自分自身を生きようとしているか、そしてアミひとりひとりにも自分の人生を生きて幸せでいてほしいと願っているかが伝わってきた。

私の人生は私のもの。それを改めて思い出すことができた。今私に必要な言葉だったし、これから大切にしていく言葉になった。

いつも感じるのだけど、ジョングクがアミに語る言葉は愛だな。愛しかないな。そこに自分を見て欲しいとかよりよく見せたいという欲が全くない。まじりっけない愛。時々天使かなって思う。あんな風に純粋に誰かの幸せを思える人。そしてジョングクにとってアミは今という時代を共に生きる戦友のような、感性でつながってる友達のような、そんな風に捉えてるんだなと思った。


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と、ここまで書いて、今週あったジョングク案件、ホビヒョンインスタうざ絡みを思い出した。

このダンクプラクティス、本当に素晴らしかったですよね!Crushさんもダンサーの方々もみんなかっこいいのに、うますぎて美しすぎてホビだけなんかアニメみたい‼️(←語彙力🤣)

と思って翌朝のぞいたホビのインスタに、ジョングクが猛烈にコメントしてて笑ったんだよな。

強火ホビペンうざ絡み。そんなジョングクも好きです🥰

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いつになく、脈略がなくなってしまいました💦

つまりは、小さな違和感見過ごさないように!寝不足はダメだよ!シュガのピアノに救われたよ!Proofの捉え方が変わってたよ!ジョングクの言葉に救われたよ!今日もジョングクが好きだよ!とうことです。


ここまで長文お読みいただきありがとうございました。

10月ですね。朝晩すっかり寒いですが、皆様体調崩されませんように。

アンニョン🌟








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