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シングルという選択

離婚をしたいと思っている人にはそれぞれに理由があるから、することが悪いともいいとも言えない

ただ、選択できる余地があるのなら

私はしない方をお勧めする

私の場合には、余地はなかったと認識している

そう感じるほどに疲弊し、度重なる夫の行動に余地がなくなっていった

父親だからということで許される域を超えていた、と感じる

だから自分は離婚したこと自体は後悔していない

ただ、やっぱりシングルマザーとして子育てをし、家計の切り盛りをし、全てをひとりで判断していく道のりはそんなに簡単ではない

いや時にとても孤独

そこに恋人やパートナーの入り込む余地を与えたくもなる

子どもといるのに孤独なんて、と思うかもしれない

もちろん満たされる瞬間もある

子どもがいてよかったと思う

でもそこにあるのはパートナーと共有できるものとは少し違う。

もちろん子どもだし、

子どもと子育てについて語り合うことはできない

家計の話、私の悩みを話すことはできない

しあわせそうに見える家族(内情が異なるのは百も承知の上で)に出会うと微笑ましい半面、自分の置かれた現実、に目眩がするような感覚に襲われることがある

でも、、6年目にして思う。かと言って、色恋に逃げて子どもに淋しい思いをさせるのも私にとっては違う

今から世間一般の父母がいる家族の形を求めることは0ではないがあまり現実的ではない

子ども達を抜きに自分自身を語ることはできないのだから

そして、離婚をしてからのいくつかの恋に似たものを経て思う。

それなりに状況を、私自身を、私の立場を理解してくれる人でなければ新たなパートナーとの関係を築くことはできないのだと。

出だしは良くてもやりとりが楽しくても、だんだん見えてくる現実に、独占したい、もっともっとという想いに逆に押しつぶされそうになる。

できることならそうしたい、でも。。という思いが大きくなり私は逃げだすことを選んでしまう。

だから今の自分にとっての最適温度は、

適度な距離感を保てる、苦しくない相手

つまりは私の状況も理解し、月に一回しか会えなくてもそれでも受け入れてくれる相手なのだろう。

そんな人いるだろうか。

今はまだ全てをポジティブに捉えることが少し難しい。フラッシュバックのように前の人とのやりとりが湧き出てくることがある。

でも、前には進んでる

離れられたのだから

私はきっと大丈夫。

まずは私らしく立ち直そう。

凛と咲いてみよう。

そこからまた新たな1ページが開かれる。



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