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不惑まで47.3年かかった話

たしか中国の昔の人が言ったフレーズに「40にして惑わず」ってのがあって、だから40が不惑の歳ってことだったような気がするんだけど、僕は「あぁやっとこさこの世の仕組みがなんとなく見えてきたなぁ」って実感できるようになるまでに47.3年もかかっちゃったっていう話です。

22歳ぐらいから毎日の飲酒が習慣になっていたのですが、いよいよいろんな方向からドクターストップがかかり、先月末から断酒して早3週間が経過したところ、腹も引っ込んできたし、すこぶる体調もいいし、ほんとに最高の気分です(^o^)v もう25年も毎日せっせと京橋の立ち飲み屋をハシゴして飲み続けていた結果、いくら飲んでも酔っ払えないくらいに耐性が付いてしまって酒飲む意味なんて既になくなっていたのに、飲酒こそが楽しい時間を過ごせる最高の手段だとずっと完全に勘違いしておりました。

で、タイトル回収に入ります。断酒して体がすこぶる健康になって気がついたんですけど、あ、これやってみたいって思いついたことは何でもかんでもささっと実行できて、ささっと実現してしまうんです実際。「この世は思い通りにしかならない」状態になっていた。たぶん酒を飲み始めた時の動機は「思い通りにならない状態」を酔っ払って気分を紛らす為だったはずなのに、いつしか「毎日の飲酒」っていう習慣自体が「思い通りにならない状態」の主因になっていることに気づかずにずっと飲酒を続けていたようです。

さて、体調が良くなったことが関連してるのかわかりませんが、急に知的欲求が復活してきて、さっきまでヨビノリたくみの物理の講義youtubeを見てましたw コロナの件は結局のところワクチンや治療法が時間の問題で潤沢な資本のある製薬会社が開発すれば、後はインフルエンザ同様に粛々と対処していくだけのことだろうし、南海トラフだってそりゃいつかは動くわけであって、ただそれだけのことであってさ。やっぱヨビノリ君が言ってるように「素粒子や宇宙のような極限世界ってのは結局『自分のしっぽの飲み込む蛇」のように帰結するだけだから、この世を形成する物性物理を紐解くっていう戯れが今一番エキサイティングな遊びなんだ」っていうスタンスに僕は単純に共感しておりますっていう結論です。なんのこっちゃ?(・∀・)



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