docomo502itが教えてくれたこと
私の父は、私が大学生の頃から大阪勤務になりそれ以来ずっと大阪に住んでいました。
その父がこの三月末で遂に地元金沢に帰ってしまうということで、引っ越しの片付けを手伝ってきました。
父が住んでいたマンションに私も大学時代住んでいたので、私の懐かしい荷物も沢山でてきました。
目がチカチカするプリ帳
「アゲアゲ系」とか「切ない系」とか謎のジャンル分けがされたMD
みんなで作った学祭用のTシャツ
(がっつり首元が切られたオフショルリメイクw)
くったくたのバイト着
(11:00-23:00とかでシフト入れてたなぁ)
大量のプーさん
(なぜあんなにプーさんが好きだったのか)
就活時の書類
(当時は一生懸命書いたつもりだったけど今読むと全く説得力に欠ける志望動機や自己PRの山)
などなど
思い出が詰まった泥臭い品が沢山でてきました。
その中でも私の手を止めてしまったものが
docomo 502 it
私が高校入学と共に初めて持った携帯です。
16和音の友達が羨ましかったこと。
白が欲しくてあちこち探し回ったこと。
人によって着信音設定したくせにドキドキするからほぼバイブにしていたこと。
センター問い合わせしたりアンテナ伸ばして振りまくったりして返信を待ったこと。
他社携帯に絵文字遅れない問題。
大切な保護メール。
走馬灯のようにその当時の事がよぎりました。
今の便利さから考えるととても滑稽な話だけど便利にはないセンチメンタルな部分が沢山詰まっていた時代に
人生で貴重な青春時代を過ごせてよかったなぁとしみじみ思います。
それ以上に私の世代より上の世代の方はもっとセンチメンタルなストーリーが沢山あるんだろうなぁ。。と想像してみたり。
私の初代携帯502itは、
こんまり式片付けをしたときにトキめいたので捨てないものにカウントされました。
懐かしいものがでてくると
片付けが進まないのはよくあることですが
懐かしい気持ちに襲われるたびに
「今」を全力で楽しまないとなぁと改めて感じます。
懐かしさの中に「後悔」や「後ろめたさ」がないように。
「あの頃は楽しかったなぁ」そして「今も最高に楽しい!」
と思える瞬間が沢山ある人生にしたいといつも思っています。
片付けの時間が過去を振り返る時間にかなり費やされてしまったので、
ガラクタの山の片付けを再開しましたが、
まだまだ終わりそうにありません。。。
大学時代にお世話になった思い出の家なので
「ありがとう」の気持ちを込めて引っ越しまでにまた掃除しにいこうと思います。
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