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自分の時間を取り戻すためにやったことと得たこと

久しぶりに書きたい気持ちになれたので書いてみよう。

最近私はとても穏やかで、かつてない程に心が安定していて乱される事がない。(ホルモンお化けの時期は別として。)

やった事は2つ。

・スマホの使用量を減らすコト

・朝テレビをつけるのをやめた事

きっかけが何だったか忘れたけど、ある日いきなり、私のこの右手にいつも存在するスマホによって時間が奪われていたり、精神が乱されていたり、肩が凝っていたりすることに急に腹が立ち始めて、すごくスマホが憎くなってしまった日があって。

そこからいかにコイツから自分の時間を取り戻すコトが出来るかという事に脳みそを使い、今その決意をしてから3週間位が経とうとしています。

とはいえ、私は仕事柄、LINEやメールで連絡を取り合わなければならなかったり、人々のインスタをチェックしなきゃいけなかったり、流行りものが何で、どんな人が人気で。とにかく情報こそが全てなので、スマホの中に詰まっている情報なしでは私の仕事は出来ません。

それでも無意識にスマホと共存していた時より明らかに使用量は減って、46%減、25%減。。。1週間毎に減っていっているのが目に見えるのがとても嬉しい。(ただこの数値はスマホを見ないとわからないのが悔しいけど。)

私はもともとアラームをかけて起床するタイプではなく、自然に任せて起きるという野性的な起床をしていたわけですが、それにも関わらず毎晩我が子のようにスマホを寝室に持ち込んで我が子のように右手に持ちながら寝ていました。(正確にはスマホで何かを見ながら寝落ちしていた。)

そして起きて今何時だ?と携帯を開いて、そのまま見るはずじゃなかったSNSやyahoo newsをまるで義務のようにチェックして、そこから気になるものを調べだしたり、魅力的な広告のリンク先に遊びにいったり。それによって朝から人と比べてしまったり、いらないものを欲しいと勘違いしたり。

そうこうしているうちに『やっべ!こんな時間!』と慌てふためいて、スティックパンを皿にポン!と置くだけの粗末な朝ごはんを家族に提供し、『早く早く』と子供を急かし、洗濯物と洗い物の山と格闘し、朝のバタバタ戦争を自作自演していた。

とりあえずついているだけのテレビから流れるネガティブなニュースに心を乱されて、怒らなくていい事で怒って、自ら不安を製造して。今日は感染者が何人だのを知って。その日によってコロナが怖くなったり怖くなくなったり。自分主導で自分の意見を持つのが難しい日々。

そんな生活に急に嫌気がさしてしまって、私は自分が知りたくもない情報を遮断するために、スマホと距離を置く事・テレビをつけない事を始めました。

テレビに関してはもともと自分が昔からテレビっこではないので、全く苦ではなく、テレビはBGMの役割としてしか私の中では存在していなかったから、せっかくBGMにするならと今は好きな音楽やまだ諦めれきれていない英会話(笑)を流しています。

とはいえ、一度テレビの味を知ってしまった家族にとって、私の急な心の変化は苦痛でしかないはずで、抹殺することは難しく、強要することもしたくないので、とりあえず『朝はテレビをつけない。』という事だけは決めて夕方や休日はどうぞご勝手に。て感じにしています。

はじめの方は呪われたようにリモコンを探していたけど、人間て慣れればそれが普通なのか、リモコンを探さなくなりました。

一旦いらない情報に乱されない朝に慣れてしまうと、それがとても心地よくて、たまに旦那氏が起きてきて流れ作業のようにテレビをつけるのですが、テレビから流れてくる別に自分が欲しているわけではない情報が不快でしかない。笑

なんで私がこんなに自分が欲しない情報に自分の心が乱されたり、自分の時間が奪われたりすることが嫌なのかというと、原因は私の性格にあって、私はスポンジみたいに人の意見や情報を吸収してしまうタイプだから。

だからこの情報過多な世界に身を置いていると、あまりに自分が情報を吸収してしまう事で、『本当の自分』がわからなくなってしまうので、いらない情報を遮断する方法を考えました。

無駄な情報を遮断することによって生まれた時間を、本来生活に入れておきたかった子供と向き合う時間や、健康のための時間、本を読んだり映画を観たり勉強したりする時間にあてられていて、私は今とても心が満たされている。だから安定しているんだと思う。

子供(特に長男)とは一時期バトルばかりでしたが、私が心に余裕が出来たことで素直に『はい』て言ってくれる回数が増えた。(まあ引き続きバトルになる日もあるはあるけど前よりマシ。)

家族のために健康であり続けたいと思いつつ何も運動してこなかったので、健康のために毎朝公園1周のランニングと健康石を踏んでいるんだけど、公園の緑に癒されたり、おじいちゃんおばあちゃんたちとの挨拶が気持ちよかったり。健康以外の楽しみまでついてきてすごく有意義な時間が出来た。

移動中はスマホはバッグの1番奥に閉まう事で本が読めているし、週末は寝かしつけながらダラダラスマホ見る事もなくなったので寝落ちせずに映画を観ることも久しぶりに出来ている。(スマホは見ないけど寝落ちする事は相変わらず多々です)

朝ごはんもおかずを添えられるようになったし、相変わらず『時計みてね』と急かすことはあっても前のように朝のバタバタ感がまるでなく、あらゆる時間を確保しているはずなのに朝の時間がゆっくりしている。

自分がやってみて良かったからやりなよ!ていう押しつけがましいのは嫌いだし、人の価値観は人それぞれ。これはあくまで私が決めて私が実践したことの記録として書いただけです。

ちなみに一番この感動を共有したいのは旦那氏なのですが、彼は自分を強く持っているタイプなので、いくら情報を沢山仕入れたところできっと乱されるタイプではないので、全くを持って余計なお節介にしかならないのがわかるから共有していません。笑

でも最近長男が『パパはいつも動画見てる。』という発言をする事案があり、実際は仕事を一生懸命しているだけなのに『スマホ見てる=動画見てる』になっている事に私はとても残念だし勿体ないと思う。と旦那氏に伝えたところ、数日間は子供の前でスマホをいじっている光景はなくなりました。笑 

私の場合、何のために情報を遮断するのか?

は、本当に大切なもののために時間を使いたいから。

いらない情報のせいで自分にとって必要なものがわからなくなって、ただただやりたかったことが出来ずに時間が過ぎていく

そんな生活にオサラバしたかったのです。

とはいえ抹殺することは出来ないし、私にとって『情報』はもともと自分に楽しみや潤いを与えてくれる存在であり、そうであってほしいので、憎いと同時にあんなに大好きだった情報が環境のせいでこんなに嫌になってしまうなんて!と悲しくもあったのです。

まとまりのない文章ですが、情報との付き合い方を見直したよ。っていう話でした。

ちなみにトップの写真は携帯アラームの代わりに買った目覚まし時計。

相変わらず目覚まし設定した時間より前に起きてしまう野性スタイルだから、リンリン鳴る事はまほとんどないけど、スマホに変わる私のベッドサイドの相棒です。

うるささ的には格別にこいつの方がうるさいんだけど、スマホに起こされるより全然不快感がないし、ワンタッチで鳴りやんでくれないから1発で起きれます。途中LINE通知で睡眠を乱されることもないので、快眠しております。

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