卒園式

先日は長男の保育園の卒園式でした。

運動会は毎年順延日だったりと
長男の行事といえばいつも雨ばかりだったけど
卒園式の日は見事な晴天で桜も咲いていてとても良い日でした。

子供が生まれて初めての卒園式
きっと泣いてしまうんやろうなと思っていたけど
自分が予想しているより凄く晴れ晴れした気持ちでした。

長男本人が保育園を去る事よりも
小学校に行ける喜びが俄然勝っていて
小学校行くの楽しみ！と毎日言っているので
私も同じ気持ちで
意外と「寂しい」気持ちより
卒園の「喜び」と「誇らしい」気持ち
そして4年間みてくださった園への「ありがとう」の気持ちが強かったです。

さすがに「ありがとうの花」の合唱には泣けたけど。(あの歌いい歌すぎるやろ！)
子供の歌声てほんとに純粋でまっすぐでいいですよね。

待機待ち児童から始まり2歳児クラスで入園したあの日から4年。
たまたま初登園の日の動画が残っていて
まるまるした長男がおぼつかない言葉で
「おともらちできるー！」と走って保育園に向かう姿がそこにはありました。
そんな長男が背もすらっと伸びて、4年間一緒に過ごした仲間と上手に歌を歌っている姿に成長を感じて涙が出ました。

1クラスなのでクラス替えもなく、
長男のクラスは珍しく転園する子もいなくて4年間全くメンバーも変わらずで、
私も全員の名前と顔がわかっていて全員小さい頃から知っている子たちなので、
クラス全体の成長にも泣けました。
みんなあんなに小さかったのに立派になったなあ。って。

4年間一緒に過ごしたこのクラスは本当に子供も保護者も仲が良くて、大きな家族みたいだったな。
一時期園の方針にモヤっとした事もあったけど
それでも私含めみんながこのクラスに留まったのは、クラスの仲の良さ故だろうなと。
保護者も良い方たちばかりでアットホームだけど近すぎることなく良い距離感で良い適当さで本当に過ごしやすかった。

これから先いろんな出会いがあるだろうけど
4年間も同じメンバーで毎日一緒に過ごす事なんてきっとないだろうし、
この出会いを大切にしてほしいなって思うし
私も大切にしたいなと思います。

保育園から各々が描いた似顔絵がプリントされたペン立てとハンカチを頂いたのですが、
長男が
「これ見たらふじ組さんの事思い出せるしみんなの事忘れへんな。」
とポツリ呟いていました。

卒園してみんなと離れ離れになる事よりも
小学校に入って新しい友達に出会える楽しみに溢れている長男ですが、
きっと小学校に入って楽しい事はもちろん嫌な事もあると思う。
そんな時は、長男自身が呟いたように
ふじ組さんの事を思い出して
自分は大丈夫だ。て、嫌な事や辛い事も乗り越えていって欲しいなと思います。

保育園には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大きな怪我や病気もなく毎日を過ごせたのは、
私が安心して預けて仕事をする事ができたのは、
保育園と先生たちのおかげ。

ほんと子育てって自分1人ではこなせない事だらけで、仕事をしてる私の場合周りの方の助けがあってこそ日々が成り立つわけで。

一緒に長男をここまで育てて下さった皆様に感謝の1日でした。
そして卒園式で立派に成長した姿を見せてくれた長男に感謝です。

ありがとう。