その先にある欲求

12月13日(火)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おはようございます。
桑田です。

さて。
今日は、「その先にある欲求」というテーマでお話したいと思います。
昨日のマズローの法則について、もう一歩踏み込んでみたいと思います。

昨日・一昨日が少し上手に表現できなかった気がするので、まずは簡単におさらいを

▼中学生に高校でもバスケットを!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中学生のバスケット競技人口に対して、高校の競技人口は激減します。これを食い止めるためにできるアプローチは、なんだろう?という話でした。
#女子は3分の1

ヒトの欲求には、
命に関わる欲求→安全に関わる欲求→所属するという欲求→認められる欲求→自分を成長させたい欲求があります。
#マズローの法則

これらは、ヒトが生きていく上でもっとも重要なものから満たしていくので指導者がどのような表情・口調・言葉で選手に伝えるかで、選手が満たそうとする欲求が変わるわけです。

そして、バスケットボールから離れた後、生活がある程度満たされている日本では、「認められる欲求」または「自分を成長させたい欲求」を満たすようになるので、高校に入学したときにそれよりも低次元の欲求を満たさなくては行けないバスケットボールには戻らない。

だから、指導者は日頃から「自分を成長させたい欲求」を満たすようなコトバが大切になりますよ。
そして、この欲求を満たしていくことこそが、これからの社会では必要になりますよ。というお話をさせていただきました。
#少子高齢化の日本
#変化の速度がエグい世界

2日分の記事をこんなに簡単にまとめられた自分。遠回りしてすみません…
#YDKやらなきゃできない子

▼その先にある欲求
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当然、何かを参考に出すときは、以前読んだ本はもちろん、サイトでも調べなおしたりします。そこで新たなことを知ったんです。
それは、自己実現の欲求の先に、さらに人には欲求があるということです。

●自己超越の欲求
人間は5つのすべての欲求が満たされると、自分自身の欲求を満たすだけではなく、「世の中を良くしたい」「世界を変えたい」といった、社会全体の欲求を満たしたいと考えるようになります。

成功した経営者が社会貢献活動に力を入れるようになったり、富と名声を手に入れたセレブが寄付したり、人気が高いタレントが政治家に立候補したりするのは、この自己超越の欲求が働いているからと考えられるそうです。

みなさん、世界の子どもは、この最上級の欲求である「自分は世界を変えられる存在になれる」とどれぐらいの割合で思っていると思いますが?

▼日本の子どもの意識調査から見えるもの
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
内閣府が調べている満13歳〜29歳の若者に我が国と諸外国の若者の意識に関する調査というのを行なった結果です。

日本の若者は、「社会現象を変えられるかもしれない」と考えているのは、30.2%であるのに対し、アメリカで52.9%、ドイツ52.6%と高く、日本を除く中で1番低い韓国でも39.2%と9%もの差が生じています。

それだけ、日頃の生活の中で承認欲求や自己実現の欲求が満たされていないということになります。対して、諸外国は自己実現の欲求が満たされており、自己超越の欲求に若者たちの目が向いているということになります。

この結果は平成25年の調査結果です。つまり、約10年前です。10年前、まさか、韓国から世界トップクラスのアイドルグループが出てくるなんて、誰も予想できなかったことでしょう。
それが、今世界のエンタメを牛耳っているのは韓国です。
日本のエンタメは海外では、相手にされず、国内だけの国内戦になっています。

10年前、若者だった人たちの自己超越の欲求がまさに、国を越え、自己を超え、世界に変革をもたらしているのだと思います。

われわれ、日本人にも必ずできると思うのです。それを実現するためには、10年後の社会を担う子どもたちの欲求のレベルを上げるための関わりをしていかなければいけないのです。
恐怖ではなく安心を。
否定ではなく愛を。
改善案よりも挑戦への承認を。
そして、自己成長のためのサポートを。

1人でも多くの子どもたちがその体感をできるよう、教育現場でも家庭でも、そして、何より目の前の大人同士が認め、チャレンジし合える関係を作っていかなくてはならないと思いました。

大会を準優勝という形で終えました。これからの選手たちを見ていてください。間違いなく、県内一、いや、日本一成長して、これまでにない結果を叩き出すことでしょう。そのための準備を僕も必死にしたいと思います。ここからこそ、「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の成長を一緒に見届け、支えてもらえたらなにより嬉しいです。ぜひ、応援の程、宜しくお願い致します。

【追伸】
「#and_talent」を付けて、今日のnote記事の感想を呟いていただけたら、エゴサーチしてガッツポーズします。
「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?