満足の条件②

11月24日(木)
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おはようございます。
勤労感謝の日こそ、働き盛りな一日だと思っている桑田です。
#祝日は一日稼働が当たり前

さて。
今日は、昨日に続きまして、「満足の条件」というテーマでお話したいと思います。

今回は、「やり切った」と思えた中学生からのメッセージをもとに考えを深掘りしてみたいと思います。

▼クラブの子と保護者からのメッセージ
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今年度の3年生はたったひとり。
昨日のnoteにも書かせてもらいましたが、今年度は3年生が他のクラブに入ることを勧めていたくらいです。
なので、残った一人にも何度も他を選ぶことを勧めてきました。

しかし、その子はうちのクラブを選びました。
三姉妹の末っ子で上の2人は、僕たちのクラブを選び、高校に巣立って行きました。
それを見ていたからなのでしょうか?

口数が少ないので選んだ理由は分かりませんが、ひとつだけ言えることは、残ってくれたことが本当にありがたかったし、後輩たちにとても良い背中を見せてくれて、クラブにまた勢いをつけてくれたと実感しています。

▼大会後に来たメッセージ(一部、抜粋)
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お疲れ様でした。
部活の引退試合は無観客だったので、クラブ最後の公式戦、観戦できて嬉しかったです。
娘、頑張ったなと思って試合途中から泣きそうでした笑

1.2年生も保護者さんも温かく迎えてくれて娘も3年1人だったけどM78で良かったと言ってました。
帰りの車の中で最後の試合、桑田さんいてくれて良かったと言ってました。
三姉妹、育てて頂き感謝しかありません。

来月の遠征も参加させていただくのと、受験でも実技があるので3月まで時々、練習にお邪魔させてください。
よろしくお願いします。

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▼負けたのに、満足している…
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このメールだけを見れば、保護者の方も娘さんの成長する姿を見届けることがようやく叶ったこと、娘さんも自分の力を出し切れたことにとても満足しているように感じられます。
それはなぜなのでしょうか?

ここにこそ、ジョン・ウッデンコーチが考える『成功』がある。

「なりうる最高の自分になるために最善を尽くし、それを自覚し、満足することによって得られる心の平和」
これこそが、成功である。
#育てる技術

さて、満足の値が高かかった子たちは、その翌日、何をしているのでしょう?
そうです。練習に参加しているのです。
#11月21日のnote

僕たちがすべきことは、練習の大切さを説くことでも、勝つためにハードな練習を行うことでも、ミスを叱責し咎めることでもなく、日々の練習の選手満足度を上げることにあるのです。

それが翌日の練習、バスケ愛向上に直結していくのです。
そして、これはバスケットに限らず、人生においても同じことが言えるのだと思います。

毎日、お風呂に入って、今日の自分の満足度はどうですか?
満足できたその日は、なんか朗らかで穏やかで誇らしいですよね。
そんな日々を僕も選手に負けないくらい多く過ごしたいものです。

▼忘れてはいけないこと…
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このことを考えたときに、逃げずに向き合わなくてはならないことがあります。
それは、高校生たちは、負けた後に満足なんて全くしていない。ということです。

ここから逃げてはいけないのです。

それは、『やり切った』『出し切った』『最善を尽くした』と思わせられていないからです。
これは、僕自身の日頃の指導や練習試合・試合での選手との向き合い方、僕の考え方や接し方、言動にどうやら問題がありそうです。

全国大会に進んだとき、やり切ったと笑顔で終われるチームでありたい。
そのためにも県予選をしっかり出し切れる、最善を尽くせるチームに。
そして、そのために地区予選をしっかりやり切れる、最善を尽くせるチームに。

◯チーム内のバスケットボールの醸成とそれを深く深くまで浸透させる粘り強い指導をする。

◯選手たちが自ら考え行動し、福島県でまだ誰もやったことがないバスケットボールを織りなすことができる指導をする。

◯ディフェンスでハードワークをして、最後の指先まで神経を使って、チームでゴールを守る徹底的な連携を指導する。

当たり前のやようなことだけど、それをしっかりと噛み締めて、高校生たちとも『満足できる一日』を積み重ねていかなければいけないと肝に銘じたメッセージでした。

一生懸命、日々バスケットと向き合っている「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たち。そして、その子どもたちによって、遅ばせながら、成長させてもらっている桑田。どちらも一緒に頑張っていきますので、ぜひ、応援の程、宜しくお願い致します。


【追伸】
「#and_talent」を付けて、今日のnote記事の感想を呟いていただけたら、エゴサーチしてガッツポーズします。
「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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