「怒られない」に甘えるな

1月8日(日)
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おはようございます。
最近、食事管理のアプリを入れたのに結果にはつながっていない桑田です。
#2023は食生活と体の改善yearです

さて。
今日は、「『怒られない』に甘えるな」というテーマでお話したいと思います。

▼1回目の面談が終了
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練習試合やチームのコロナ陽性者の出現などでなかなか進まない日もあったのですが、昨日、無事に13人の部員との1回目の面談を終了しました。

まだ、1回目ですが、「あー、この子はこんなこと考えてるんだ」とか「この子は、こういうとき、こういう思考になるんだ」のようなことがわかり、とっても指導に参考になっています。

今後も嘘偽りなく、面談でいろんな話を聞かせてもらえるとうれしいですし、そういう関係を作り続けていきたいと思います。
#盛り上げ上手になる

この面談は、お互い様制度にしているので、桑田は「わからないところを説明する」と約束すれば、選手は「わからないことを聞きに来ないのはダメだよ」、「説明されてもわかっていないなら聞こう」、「何回も同じ説明はしないよ」、「全体練習の時間は限られるから、練習以外の時間に穴埋めもするんだよ」とこちらからも選手にお願いをしました。

このお互い様を作ることで、僕は約束を果たしている選手に失礼なことはできないし、選手も桑田が約束を守っているのに失礼なことはできないので、とてもWin-Winな面談になっていると思います。

▼「怒られない」世代
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面談をしながら感じたのは、「怒られない世代」の若者をどうやって不幸から抜け出させるか…ということです。

僕たちの世代では、怒られることは当たり前で、その中には、納得させられるものも理不尽なものもありました。
だから、怒られることで気づくこともできたし、理不尽なことで「誰かのせいにして逃げる」ができました。
#先生の文句を言って発散してた

でも、今の若者は、怒られないから心理的に安全に見えていても、実は、何をどうしたらいいかわからず、悩み苦しんでいるんじゃないかなーと思ったんです。

実際、学校どころか、社会人になっても「怒られる」をされていない若者の中には、「自分はこのままでいいのだろうか」と将来に不安を感じている人が結構な割合でいます。
#頭のいい人は気づくよね

時代が変わり、価値観が変わり、ひとりひとりの尊厳を大切にされる時代において、若者は怒られなくなった。
そして、若者のレベルが社会のレベルになり始めている。
#これは重要な問題

とてもクリアで素敵なことだけれど、その分、何もわからない子どもたちには、どう生きていったらいいかの指針が掴めない。
失敗しても注意をされないから、内心はビビってるし、かと言って、どうしたらいいかもわからない。

学校の勉強(たかだか、教科書10冊くらい)を覚えるだけでいいなら、テストで失敗しても笑っていられるし、多少の悪いことをしても対して問題じゃない。

でも、そうやって「怒られない」ことに甘えていると気がついたら、自分の人生に何も武器を持たずにきてしまった…なんてことがザラになってる。

▼それでも、人生の舵を切るのは自分
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欧米諸国は、赤ちゃんの頃から1人の人間として教育され、自分で考え、自分で決め、自分で行動し、責任をとってきてる。
だから、「怒られない」でも自立して行動することができる。
#赤ちゃんでも親と寝ないのが普通らしい

でも、日本は、何でもかんでも面倒みてもらって育ってきているのに、悪いことも悪いと怒られなくなった。
だから、子どもたちは勘違いして、「なんでもいいんだ」と思って、歳を重ねていく。

だけど、本当のところはそうじゃないんです。
「怒られない」ということは「君の人生の舵を取るのは君だよ」「君のミスは、君が責任を取るんだよ」と言われているんです。

この厳しさをしっかりと受け入れて、中学・高校の頃から自分で考え、責任を持って行動する。失敗したら秒速で謝って改善する。
これができる若者を育てていかないと怒られない現代だからこそ、とっても若者には厳しい社会になっていくんじゃないかと思います。

今日、練習試合の見学を中学生がしました。少しでも得られるものがあるとうれしいです。そして、中学生に見られるという刺激の中でもしっかり頑張った高校生。これからも先は明るいと感じました。「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たちが、怒られなくなったこの時代に自分たちで考え、行動し、トライ&エラーができる人に育っていってくれたら、うれしいです。これから応援の程、何卒宜しくお願い致します。

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