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人間は中間管理職

12月30日(金)
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おはようございます。
今日、高校生と一緒に夢への第一歩をスタートさせる桑田です。
この挑戦については、後日お話しさせてください。

さて。
今日は、「人間は中間管理職」というテーマでお話したいと思います。
#題名の付け方が下手くそですみません

以前、関ジャニ∞の大倉忠義さんと村上信五さんが人生で最も影響を受けた本とある番組で紹介されていた「今こそ、感性の力」と「人間の格」という芳村思風氏が書かれた本を読んで思ったことです。

▼人間にしかない2つの感覚
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの世の中で人間しか持っていない感覚が2つあります。

そのひとつが感性です。
感性とは、物事を全ての理論や感情をぜーんぶまとめた上で、人間が感じとっている感覚のことです。
#人それぞれが感じるそれぞれの感覚のこと

そのために、感性による力は、その物事に対する喜びも哀しみも楽しみも怒りも感じ尽くすことによって生まれてくるので、「感性」という感覚を持つことによって、初めて他人の苦しみを自分の苦しみとして感じ、他人の喜びを自分の喜びとして感じることができる。
#思いやりや感受性みたいな独自のもの

そして、2つ目は理性です。
理性は分けて考えていく感覚です。各教科みたいに、国語は国語の中で、理科は理科の中で考えていく。どれもひとつの世の中で起こっている、どこかつながりのあることなんだけれど、それらを他の人とも共有可能な形にできるように細かく分けて、分類することです。
#感性とは真逆の説明がつくもの

▼理性的になることの怖さ
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現代の世の中は、理性で語られることが多く、理性的であることが正義になっていることがあります。しかし、この本ではそれに異議を唱えているのです。

その理由は、理性的になれば、みんなで共有できるようになるという良い面に対し、そのことが個性をなくすことにつながっているからです。そのため、本来の自分から遠ざかり、自分を見失って行く危険があります。
#バスケもみんな金太郎飴みたいになってる
#人も個性が強い人が減ってきてる

確かに、生まれながらに理性だけで、なんでも話をしていたら、本音とか欲求とか感情とかが薄れて、自分と言うものを表現することができなくなり、自分らしい人生を作れなくなってしまいます。
#周りの目を気にして…ですね!

理性で考えた理想や目標は僕たちが本当にやりたいことではなく、周りも納得する理想や目標になるため、その評価や重圧で苦しみを与えることになります。

親に「宿題やりなさい!」と言われた後の「今やろうと思ってたのに!」からの宿題へのやる気がゼロになる。みたいなことと同じで、自分の頭で考えたみんなにとっての正解を出すための行動って、やっぱりやる気が弱い。
#例え、伝わりました?

しかし、自分自身の感情全部から湧いてきた欲求に基づく理想や目標は自分自身の活力に変えることができる。
やめなさい!って言われてもやめられなくなる。いや、やめなさいと言われれば言われるほど、やりたくなる!
#ワクワクが最強なのはこのあたりに本質がある

考えればわかるはずなのに、ほとんどの人が周りと似た正解から導き出した理想に縛られ、支配され、苦しく辛い人生を生きている。
人間の本当の幸せは、「したいことをすること」なのに、「したいことができない」という不幸に理性は、僕らを追い込んでいきます。

話が少し飛びます。
#ついてきて

▼神様には敵わない
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この本の中で、ものすごく印象に残っている言葉があります。それが「悩むのは、人間だけだ」という言葉です。

神様は完璧な生き物であるから悩まない。感性も、理性も全てが正解であり、そのため、そもそも、この2つの感覚すらお持ちではない。
動物も感性や理性がないから、相手との関係に悩む必要はない。全ては勝ち負けで決まり、そして、それが生死に直結するだけだ。
つまり、僕たち人間しか、他との関係に悩み、正解を探し、完璧へ成長しようと苦しむ生物はいないのだというのです。

ハッとさせられましたー。
そうだよなー。何が正解かを探している時点で僕たちは動物ではないし、かと言って、全てを正解できるような人間であったら、それは神様なんだよな。
僕らは人間で、神様ではないのだから、完璧を求めるのは違うんだよな…と。

一気に本題に突き抜けます!

▼人間らしく生きよう
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僕たちは人間として、この世に生を受けました。だから、僕たちは「成長したい」「学びたい」という心の中にある欲求に打ち勝つことはできません。
なぜなら、それが生物の進化であり、僕たちがチンパンジーから進化した理由だし、言葉が使えるのも道具が使えるのも、このおかげだからです。

そして、今なお、僕たちは学びと成長の欲求に悩まされています。
それは、完璧な生き物になりたいと本能にプログラミングされているからです。

でも、完璧にはなれない。
僕らは人間であって、神様ではないから。

2022年も間もなく終わります。
皆さんは、人間らしく、悩み苦しみながら、成長しようと努力できましたか?
#完璧な人がいたら、それは人間じゃない

僕はものすごーく悩み苦しんだ1年でした。
なので、とっても人間らしい1年だったと言えるのだと思います。
そして、成長もしたけど、まだまだ不完璧で皆様にご迷惑をおかけした1年でもありました。
本当に申し訳ありません。
そして、ありがとうございます。
#開き直りではありません

2023年もまたバカみたいに完璧な神様のような存在を求めて頑張っちゃうと思います。
それも人間らしさだと思います。
だからこそ、自分の感性を信じ、皆さんと協力して素晴らしいバスケットボール、理科教育、人間関係、そして、人生を築く日々を送れたらと思います。
#理性も頭の片隅に入れておきますね

これからも「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」を引き続き、応援しいただけたら、何より幸いです。完璧ではなくても、未完成だからこそ皆さんの心に届けられるひたむきで感動的なチームに育てていきたいと思います。何卒宜しくお願い致します。

【追伸】
「#and_talent」を付けて、今日のnote記事の感想を呟いていただけたら、エゴサーチしてガッツポーズします。
「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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