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10大にはちょっと足りない重大ニュース2021


1、分室構想がついに実現「分室」オープン

実は開店の早い段階から考えていた「分室」だったが今年7月についにオープンしました。コロナ禍真っ最中で店が暇すぎて逆に今が時間あっていんじゃね?と完全に勢いのみの着手でしたが、またもやDIYで極力コストを抑えて完成させました。かのブラックビスケッツも ”ズレた間の悪さもそれが君のタイミング” と歌っていますのでこれが私のタイミングだったと思います(?)分室で開催されたイベントは多岐にわたり、殿様の末裔のお声からモンゴルのホーミーまで様々な音が流れました。来年も楽しい持ち込みイベントをお待ちしております。


2、「夢叶った」古本販売開始。

「私が見た未来 ©たつき諒」が爆売れの2021年でしたが、本来私が夢見た職業が古本屋でした。だけど八戸の都市規模ではそれだけじゃ生活していけないのは火を見るより明らかだったのでブックバーという形でAND BOOKSを始めました。そして3年の助走期間を経てこれまで閲覧のみだった当店の古本が買えるようになりました。ついに古本屋としての一面も持つことができたのです。でも安心してください、古物商許可取りましたよ。なので販売はおろか買取もできるようになりました。処分に困ったらお声掛けください。


3、中心街なのに中心街の時短要請から外れる

かつて「そりゃ私も人間ですから金は欲しいですよ」と包み隠さないド正論を言い放ったのは誰だったかしら?1億円を拾った大貫さんだったかな。この事件はまさにこれに肉薄する感情が爆発しました。いや、怒ったのは協力金が貰えないからじゃなくてコロナ対策のやり方についてだったな。一応。詳しくは過去記事を参照いただきたいが、この事象の行き着いた結果はこうでした。「県が中途半端なことをやったから市が無駄に税金を使わなきゃなくなった」なのです。


4、弘前レンガ美術館にてトークイベントデビュー

例えば5年前の私(サラリーマン)に「お前は5年後に美術館のトークイベントで大勢の人前でしゃべることになるよ」と言ったならば、5年前の私は当然今より5歳若いながらも対峙している5年後の自分と遜色ない落ち着いた様子でフフっと軽く笑い5年後の私を相手にしないだろう。と、いきなりタイムリーパーになって過去の自分に知ったかぶりしに行きたいほど衝撃的で信じられない経験をした7月でした。改めてありがとうございました。暑かったけど短かったよね、夏。


5、常連オブ・ザ・イヤートップ10中4人が離八

当店はお客さんのオーダーを小さなノート(コクヨ測量野帳)に書いて取ってあります。そうすることで「前回飲んだウイスキー美味しかった。あれまた飲みたい」とかの時に役に立ちます。そのデータを生かし、年間誰が何回来店したかを競う「常連オブ・ザ・イヤー」を発表して何かご褒美をあげています。それが今年初旬〜春にかけて前シーズントップ10のうちの4人までもが仕事などの理由で八戸を離れる緊急事態となりました。スワッ!存続できるのかAND BOOKS!でしたがギリセーフ。感謝。現在第4代チャンピオンが決まる2021-2022シーズンレース中です。


6、ポイントカード導入

お上にお前んとこは中心街じゃないよと言われ協力金が貰えないくらい中心街から遠い遠い場所にある当店にわざわざ歩いて来てくれるお客さんに何か恩恵を、と思ってポイントカードを始めました。飲食はもちろん、本などの購入でも可愛い猫猫スタンプを捺印します。当然来れば来るほどスタンプが溜まりますからご常連様への恩返しである意味合いも多分にあります。全てに猫が押されたカードで何がもらえるかはカードを所有して知ることになります。すでに5枚ものカードを貯めた猛者もいます。あなたも通って貯めてみないかい。


7、店内スリータイムスリバース事件

かつて立ち技格闘技の頂点に君臨したK-1のトーナメントを3度も制したアーネスト・ホーストは人々からスリータイムスチャンピオンと賞賛された。ワン、ツー、ローの正確無比のコンビネーションでKOの山を築いた。翻って当店ではある人物に一晩で3度もリバースされた。カウンターで食らった(notパンチ)正確無比に。KO寸前だった。もちろん出禁案件なのだが優しい私は後日の謝罪を受け入れ、コントのようなやり取りだったその一部始終を誰にでも話していい権利を得た。聞きたい方はお店で。


8、「祝・八戸市美術館開館」しかし撮り違え事件

つい先月の11月2日、八戸市美術館オープン前夜のことだった。美術館の斜め向かいで仕事をしている i は仕事帰り写真を撮り、明日開館をする旨のコメントを添えてストーリーにアップした。彼なりに開館を盛り上げようとしたのだ。翌日、美術館設計チームの1人である s は開館に伴う一連の仕事を終え来店した。そして i の記事を居合わせた常連に見せ意見を求めた。驚くことにそのストーリーの写真は美術館隣りの青森銀行のものだったのだ。青銀バックに「明日開幕!」なのだ。開幕?何が?確かにオシャンティ風青銀なのだが断じて美術館ではない。天然か、あえての突っ込まれ待ちなのか、もしかして青銀も美術館の一部だと思っているのか?みんな怖くなった。i は設計チームの s とも仲が良く、工事の進捗など店内で美術館の話になることも多々あったのに今まで全く理解していなかったのか。みんな怖くなった。で、本人を呼んだ。結果は撮り間違え。おっちょこちょい。言われるまで気が付いていなかった。だがしかし、撮る時に間違え、ストーリーにアップする作業でも気が付かない。むむむ…。この事件は私の中では今なお疑念が残っており未解決事件のままなのだ。

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