第44回日本ハンドボールリーグ トヨタ紡織九州v豊田合成 試合後コメント

豊田合成 田中茂 監督
紡織九州のGK岩下のいいセーブでスコアが伸びなかった。
理想としては30得点・24失点で行きたかった。
プレーオフで勝ち上がるために必要なのは『一体感』だと思う。
ラグビー日本代表の「ONE TEAM」と同じでいかに総合力で戦って行けるか
水町については11月まで故障で出遅れていたが、よくカバーしてくれている。
徳田は土台がしっかりできているので後半立ち上がりの攻撃は彼本来のプレイが出たと思う。

豊田合成 水町孝太郎(福岡・西南学院高校出身)
福岡市民体育館での試合は高校以来だった。
正月帰省の時に母校に顔を出してOB戦などで後輩たちと一緒にハンドボールをやっているのでトップリーグプレイヤーとしてこの場所に帰って来られて嬉しかった。
今日は競合いになると思っていたのでこの勝ちは大きい。
もしプレーオフに進むと3季連続になるが、メンタルの部分(特に勝つ気持ち)不可欠だと思う。

トヨタ紡織九州 キム・ミョンへ監督
およそ2ヶ月間のアジア選手権ブレイクがあったが
選手たちはよくがんばったと思う。
PV酒井の前半2回の退場について、ハーフタイムのときに自分が行くと言ったので、まずは勝負をかけよう、失格になっても仕方ない、前向きに行こうと選手には話した。
最終的には勝負どころでのミスで負けてしまったと思う。
50分すぎから5分あまりの膠着状態の時には時間をかけてセットオフェンスで行ってもよかったと思う。

トヨタ紡織九州 荒川蔵人主将
ディフェンスは岡松と酒井がよくがんばってくれてパク・ヨンギルの負担が減ったと思う。
4点ビハインドになったときにはまず1本ずつ返していくことだけを考えて焦りはなかった。
梅本については今季苦戦をしていたが、徐々に調子が上向きになっていると思う。周りへの影響も大きく自らいく勇気を持っていると思う。
最後の5分で勝ち越せなかったのは個々でしっかり探っていきたい。

トヨタ紡織九州 GK 岩下祐太
後半立ち上がりの連続失点については自分たちが悪かったというより合成が上回ったと思う。
酒井・岡松のDF3枚目との連携がよくなっていて中央の1on1に対しても崩れなくなったことは大きい。
自分からはDFとのコミュニケーションを取るために自発的に声をかけている。会話はとても大事だと思う。
勝ち切れないと先には進めないがそれはミスの差だと思う。
アジア選手権で特に中東勢との対戦で感じたことは日本人と比べ個々のクセがあるのでそこ細かく分析していくことが安定したキーピングができると思う。

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