趣味について垂れ流す ~邦楽編~

....なーんて大層なタイトルをつけてはみたものの、中身はヲタクの趣味垂れ流しでございます。暇潰しにでも読んで頂けたら幸いです。

Twitterで僕と交流がある方なら既にご存知かとは思いますが、僕は80~90年代のJ-POPが大好きです。

青い珊瑚礁、ロマンスの神様、淋しい熱帯魚、もう恋なんてしない.......有名どころですら名前を挙げ始めたら枚挙に暇がありませんよね。キャッチーなメロディゆえにテーマソングとして扱われる機会も多く、歌手の名前は知らずとも歌自体は知っている、なんてことも多いかもしれません。

今回は、なぜ僕がそんな何十年も前の邦楽を愛してやまないのかを自由に書き連ねていきます。

白状すると、僕は全くもって"世代"ではありません。中島みゆきがネクラの音楽扱いされていた時代や、渡辺美里のライブのためだけに臨時列車が走っていた(!)時代なんて知る由もなかったのです。

そもそも全てのきっかけは、母親が運転するカローラの車内でいつも流れていた、竹内まりやの毎日がスペシャルでした。チビの頃は自発的に新しい音楽を聴かなかったこと、海外にいて他の邦楽に触れる機会がなかったこともあり、僕の興味は一気にそこへと向きました。

しかし、まだJ-POPなんて言葉すら知らなかった頃です。他のアーティストの存在など知ることもなく、竹内まりやだけをただひたすら聴く日々が続いていきました。

そうして何年か過ぎた頃、居間の掃除をしていた途中で、実家のテレビ台の下に両親のCDがこれでもかと詰め込まれていることに気づきました。

父から許可を得て棚を漁ってみれば、米米CLUB、EPO、MISIA、サザンオールスターズ、Every Little Thing.......聴いたことも無いようなアーティストのアルバムがどんどん出てきたのです。

今思えば国内の有名どころをある程度抑えた、自分の親ながらバランスのとれたラインナップだったと思います(笑)。早速コンポでCDをかけてみると、一度聴いたら忘れられないようなインパクトあるメロディーと、それぞれの特徴あるボーカルが一気に僕をJ-POPの世界へと引き込みました。

それからというもの、CDショップやブックオフを巡っては昔のアルバムを手に入れて流しまくり、さらなる深みにハマっていく.......というサイクルを繰り返し続けて今に至ります。

彼らの音楽がなぜ僕をそこまで引き込んだのか。実は、僕自身も本当の答えを見つけられてはいません。そもそも理論理屈で好き嫌いを語るのは野暮ですが.......。

あえて言うならば、シンセサイザーやベースの使われ方が個人的に好きだからというのが理由になるかな?なんて強引に結論づけてみました。

いつもはバックにいるベースが突然メロディーラインを任されたり、カッティングされたギターの音色が曲に変化を与えたり.......。

そんな些細なスパイスが、現代のポップミュージックとはひと味違うオリジナリティに溢れた世界観を作りあげ、僕を惹き付けているのだと思います。

最後に僕のイチオシを紹介して記事を締めようと思います。


1983年に山下達郎がリリースした、メリー・ゴー・ラウンド。アルバム"MELODIES"の6番目のトラックです。ジャケットがいかにも当時感を醸し出しています(笑)。

58秒という今の感覚からすれば果てしなく長いイントロは、なんとベースのリードによって始まります。

曲の持つ幻想的な世界観も相まってなんとも言えない中毒性がありますので、是非聴いてみてください。ではこの辺で。

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