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有料マガジン:ニュージーランドでパイロットをしています

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専門用語をガシガシ使って、飛行機を飛ばすたくさん話をします。47本の記事が入っています。記事を個別購入することもできますが、マガジン内の全ての有料記事が見られるのでお得です。
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エマージェンシーの捌き方

先回の記事では、パイロットの勉強方法について書いた。

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いいパイロットの条件を教えて。経験?

「いや、インスピレーションだな」 某映画の某豚のセリフである。 あるいは、風がものすごく強い日にスッと何事もなく着陸できるパイロットのことだろうか。それは「うまい」パイロットである。「いい」パイロットの構成要素ではあるが、イコールではない。もっとも、お客さんから見れば着陸がうまいパイロットがいいパイロットに見えるのだろう。そこしか評価するところがないからだ。私とて、客として乗っていて、ドーンと着くと、「おっと」くらいは思う。 ところが、現代の旅客機のパイロットのパフォー

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キャプテンになるのは簡単か

さっきまで飛んでてホテルのベッドでこれを書いている。 今日、一緒に飛んだのは若いキャプテンで、多分26歳くらいだと思う。私が飛行学校の学生のときに一学年下で入ってきて、卒業後はインストラクターにならずにアフリカかどっかでキャラバン(セスナ社の単発タービン機)とか色々やって、早めに今のエアラインに採用されたという。(1)  日本人の感覚からいうと、26歳のキャプテン(もと後輩!)なんて信じられないかもしれない。確かに、ニュージーランドでも早いほうだ。ただし、日本とはそもそも

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