【DQR】ドレアムピサロで学ぶ新英雄の使い方

ノッチです.3月のランクマッチでは主にドレアムピサロを使用し,無事ランクインフィニッシュすることができそうです.学生生活と実家暮らしが終わってしまい明日から社会人ということで,ライバルズの楽しみ方を変える必要があるかもしれませんが,今後も毎月ランクインを目標に続けていきたいと思ってます.

ドレアムピサロというデッキは前環境Tier1のスライムカミュと比較しテンプレ構築が出来上がるのが遅く,環境初期から使っていた方にとっては研究しがいのある良いデッキだったんだろうなと思います.かくいう私は3月中旬ごろからドレピデビューし,テンプレ構築を使い続けていましたので,その辺の醍醐味を味わえなかったのは残念です.デッキ構築面では特にオリジナリティがないため,本記事ではデッキの回し方に焦点を当てて解説することにしました.

1. ドレアムピサロ概要

1.1. 勝利プラン

原則はコスト詐欺ユニットによる終盤のビートです.立ち回りで難しいと感じたポイントは主に以下の2点.

1. 配置
2. 英雄スキルの使い方

...と2つ挙げましたが,やり込んでいるプレイヤーなら配置のセオリーは熟知していることもあり,英雄スキルの使い方さえ覚えれば簡単に使いこなせるようになると思います.

1.2. 構築

各カードの採用理由は省略し,リストだけ貼っておきます.

画像1

1.3. マリガン

同系統のセットキープは避けつつ,以下の基準でキープしていました.

共通
闇への供物
スペクテット
チェリースライム
まおうのかめん > とっしんこぞう
他系統の低コスユニットを確保している時,魔王への忠誠
他系統の低コスユニットを確保している時,ワルぼう
他系統の低コスユニットを確保している時,イザヤール
ダークドレアム

先攻
廃墟

後攻
パピラス
1コスユニットや供物を確保している時,廃墟
他系統の低コスユニットを確保している時,デスマシーン

2. 英雄スキルの使い方

2.1. Lv.1魔神の構え

英雄の貼り方と併せて4点に大別して解説します.

1点目は英雄の起動コスト&貼るターンについて.0コストまで下がっているのが理想ですが,特に先攻では3T目に2コストとかで貼る動きも結構します.ただ,3コストの状態で貼ることはほぼありません.英雄を貼るターンは基本的に3T目か4T目を目指しますが,都合よくカードを引けている時は5T目以降に遅らせた方が良いこともあります.ミラーマッチでは,盤面負けした状態で相手に遅れてLv.1を使う展開に持ち込ませないことが重要です.理由は相手に一生Lv.2をケアされ続けてどうしようもなくなるため.先ほど述べた先攻の3T目に2コストで貼ったりする動きはこれの良い例です.

2点目はLv.1の使い方について.基本的には英雄を貼るのと同じターン内で打つことを目指し,序盤の動きを組み立てていくことになります.2枚もドローできるので先ドローを意識するのが大事.

3点目はLv.1使用ターンの手札・テンションスキルの切り方について.MPが余っていたりテンションMAXに達していたりすると先制ユニットやピサロナイトを雑に使用したくなることがあると思いますが,1度立ち止まって考える癖を付けると良いです.というのも,下記のパターンのようにMPを余らせてでも1ターン分処理を遅らせた方がいい状況が結構あるからです.

1. 英雄スキルのダメージカット効果のおかげで盤面処理しなくてもライフを守れる時
2. 次ターンのデスマシーン着地が狙える時

このように序盤で一度盤面を捨てる都合上,供物と反英雄ドレアムの相性は抜群であり引けたときの上振れはすさまじいです

4点目はLv.1使用ターンのフェイストレードについて.相手視点で不利トレードであったとしても,Lv.1のダメージカット効果とLv.2の除去を嫌い返しのターンでユニットに当ててくれることが多いので,基本的にはフェイスを詰めることを意識します

2.2. Lv.2魔神の猛攻

Lv.1をうまく使うことができた場合は返しの相手ターンに盤面を取られているはずなので,1発目はその直後の自分ターンで打つことが多いです.手札のスペクテットやとっしんこぞうもここで一気に投げて,デスマシーンがくっつくと満点.

2発目に関しては手札や盤面と相談して使用ターンを決めることが多いです.大体以下の3パターンに大別できると思います.1や2のパターンに陥ると苦しい試合展開になりますが,高いデッキパワーのおかげでそこから一発逆転できることも少なくありません.

1. ライフを守るため早々に使用
2. Lv.3により自分の息切れを避けるため早々に使用
3. 手札のリアクションカードと相談しつつギリギリまで温存

3のパターンについては,リアクションカードの使用順で多少練度が出る部分かなと思うので補足.私の場合は大体イズライール(最大バリュー)>しんりゅうおう(with低コス先制軍団)>キマイラロード>Lv.2>やまたのおろちの優先度で使用していってます.やまたのおろちは相手が有利トレードしてきた返しにカウンターとして使い,攻撃力4以上を絡めた多面展開を一掃できると満点.

2.3. Lv.3すべてを無にかえすのみ

Lv.3を使う頃にはやまたのおろち・しんりゅうおう・イズライール・Lv.3の4択に低コスユニットを絡めてウォールを貼るくらいしか考えることはないですが,択の精査は重要です.基本的にはミネア以外の確定除去を持たない相手に対してはLv.3を早々に使うことを目指していいと思います.しかし相手に多面展開されている状況だとLv.3が有効に働きづらいので,そういう意味でもやまたのおろちの温存が大切というわけです.ミラーマッチでのテクニックとして,しんりゅうおうに洗礼を当ててフェイスを詰めLv.3でターン終了時に処理,ドレアム返しの一手としてLv.3を温存といった動きもよくします.

Lv.3が打てる状況ではないので蛇足になりますが,対ゼシカでしんりゅうおう・イズライールx2(非最大バリュー)みたいな手札の時はしんりゅうおうを出したい気持ちをぐっと抑えイズライールを連投すると,バーンによるリーサルを逃れて試合をまくれたりします.

3. おわりに

ピサロのデッキは小回りが利きづらい印象があり普段はピサロアンチ気味の私ですが,ドレアムピサロに関しては小回りが利きやすく,楽しんで使うことができました.ナーフ前と変わり映えしない構築でも勝ててしまうので次の調整で痛い弱体化を食らいそうですが,新英雄のダークドレアムを使ってみたい人,しんりゅうおうを使ってみたい人にはとてもオススメのデッキです!この記事を通して新しい知見を得られた方がいるのであれば,大変うれしく思います.ここまで読んでいただきありがとうございました.

以上です.

#DQライバルズ

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