見出し画像

PG1第11回クイーンズクライマックス【無料】

お疲れ様です。住之江競艇は12/26(月)より2022年ボートレース界最後のビッグイベント、PG1第11回クイーンズクライマックス/G3クイーンズクライマックスシリーズが行われおります。現モーターは3月下旬からの使用開始で、相場もはっきりしています。この記事では、日頃から住之江競艇を専門として予想している私が、PG1第11回クイーンズクライマックスに使用される2連対率ベスト12のモーターを評価していきます。

2連対率順に評価していきます。
まずはオレンジプレートが搭載される上位6機から。

68号機 香川 素子

2連対率 50.3% 勝率 6.41 (優出7 優勝0)

長らく住之江の2連対率トップを守る68号機。近況はトップモーターと言える程の迫力がないが、乗り手なりに仕上がっている。全体バランスが取れて上位級あるが、レース足中心に組み立てるとこのモーターの良さは活かせない。直線系の足に振ると爆発力が出てくるので、伸び寄りにする選手が乗ると面白いマッチングになる。優勝まで辿りつけないジンクスが懸念材料としてある。

32号機 平高 奈菜

2連対率 44.5% 勝率 5.99 (優出4 優勝1)

誰が乗っても上位級に仕上がるパワー機。2連対率トップの68号機ほど出足寄りにした時と伸び寄りにした時に出る迫力の差は大きくないが、これも明らかに伸びに振った方が良さを活かせるモーター。前節重野は伸び寄りの調整がハマって、ついに32号機初V。

30号機 平山 智加

2連対率 43.4% 勝率6.06 (優出4 優勝2)

スリット近辺で出ていく様な爆発力はないが、レース足が非常に良いタイプ。特にターン回りが良く、序盤から上位の水準をキープしている。初下ろしの上田龍星×30号機のタッグが、住之江現モーターの最速タイムを持っているらしい(知らんかった)。

62号機 寺田 千恵

2連対率 42.7% 勝率 5.96 (優出5 優勝1)

高松宮記念V機。これも伸びる様なタイプではなく、レース足型でパワーがある。4節前の西野翔太(優出2着)は「こんなにいいエンジン、久々に乗りました」とかなりの好感触。直近の乗り手は地元勢が続いており、調整もある程度やり尽くされているかも。

11号機 長嶋 万記

2連対率 42.1% 勝率 5.63 (優出4 優勝0)

6月太閤賞の直前節で中田竜太がリングを交換してから激変した11号機。行き足を中心にパンチ力があり、乗り手次第ではスリット近辺から出ていく様な爆発力を秘める。伸びに振った方が良さを活かせる。今回使用される12機の中では、1番状態が良いかもしれない。

10号機 田口 節子

2連対率 41.2% 勝率 5.79 (優出0 優勝0)

オレンジプレートが付くが、近況はやや下降リズム。宮杯の石野選手はボートが良くなかったが、それでも1番吹いていた時期に比べればややパワーダウン気味。前節の転覆がどこまで影響しているかが気になるところ。ただ、このクラスの選手が乗れば化ける可能性はある。合えばスリット近辺の迫力が出るタイプ。

35号機 細川 裕子

2連対率 40.3% 勝率 5.83 (優出4 優勝0)

ギリギリベスト6に届かずの2連対率7位ではあるが、舟足にエンジンパワーを感じるほどの迫力はない。悪くはないが、伸びも出足も普通くらい。ターン回りは良さそうで、行きたい所へ行けるイメージがある。乗り手に恵まれている感が強い。

24号機 遠藤 エミ

2連対率 40.1% 勝率 5.56 (優出3 優勝2)

宮杯前に%が急上昇したモーターだが、これも乗り手に恵まれている感が強い。7節前の坂口周はエースボート33番の仕事。太閤賞ではオレンジプレートが搭載されたが、丸野選手は連日のリング交換も実らず、かわいそうなくらい乗れていなかった。足色にチャームポイントがなく、%ほどの迫力はない。

76号機 高田 ひかる

2連対率 40.0% 勝率 5.64 (優出2 優勝0)

このモーターは6月の太閤賞辺りが全盛期。トップ級の出足を誇っていたが、その後は下降。盆の摂河泉では、ニシタクが感触に違和感を覚えてかなり部品交換をしていた記憶がある。しばらく%ほどの迫力が無かったが、温水パイプが付いた辺りで復活。行き足を中心にパンチ力があったが、近況は再度あまりパッとしない状態。このエンジンは化ける可能性が十分ある。

25号機 堀之内 紀代子

2連対率 39.4% 勝率 5.37 (優出2 優勝0)

今回使用される12機の中では1番のハズレかも。乗り手に恵まれてクイクラに紛れ込んじゃった賞。エンジンパワーを感じる程の迫力がなく、良いと思った記憶がない。強いて言うなら前節の清水選手のレース足は悪くなかったので、これを活かせるかどうか。ただ良いエンジンの中に入ると化ける期待は薄い。

34号機 守屋 美穂

2連対率 39.2% 勝率 5.58 (優出3 優勝0)

宮杯優出2着。パワフルな動きを見せた記憶は少ないが、悪くはない。長らくレース足の良いイメージがあったが、前節の黒柳選手が伸び型に振った。タイムも良く出していたので、その名残があるかもしれない。

18号機 中村 桃佳

2連対率 39.2% 勝率 5.67 (優出1 優勝0)

摂河泉で上條弟が強烈に吹いていたイメージが強いエンジン。その後は目立った実績こそ無いもののパワーがあり、2連対率12位モーターと言えどハズレ枠ではない。全体に好バランスで、扱いやすい。

【番外編】

ボートNo.33 遠藤 エミ

2連対率 51.8% 勝率 6.33 (優出5 優勝4)

9月辺りから気付いている人は気付いていたが…。クイーンズクライマックス開催にあたってついに全国区になった通称「神ボート」。出足を中心に全ての足が底上げされる印象で、悪いモーターにも引っ張られず底上げする。太閤賞で高倉和士が消波装置に激突するシーンがあったりと、1番状態の良い時に比べればやや落ちている可能性があるので、過信は禁物としたい。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
日々僕なりに一生懸命頑張ってるので、またTwitter見て参考にでもしてもらえるとありがたいです。皆さんもクイーンズクライマックス頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?