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2022/6/15 プリンスオブウェールズS(G1) - 高柳式+α分類

アスコット 芝1990m

枠順

5頭立てかぁ……。あんまり枠の並びとかは気にしないで良いんだろうな……
評価もちょっと変わってくる感。
>>ステートオブレストが勝ちきりましたね。ベイブリッジ足りず。

コース

5m下って1200mで20m登る。ハア?みたいなコースですね。

スタートして400m強で5m下ったらグワーッて200mぐらい曲がって、
ガーッって600mぐらい走って200mグワッと曲がったら地獄の直線500m。

1回目コーナー曲がったらあとは登りみたいなコース。
勾配の強弱は多少あるけどあんまり気にしないでいいんじゃないでしょうか……?(ずっと2%勾配みたいなもんですし……)

個別分析

(1)ベイブリッジ Bay Bridge(GB)-2枠
4歳牡馬の上り馬。前走サンダウン競馬場でアデイブに勝ってる。
5馬身差付けてブックメーカー1番人気に。

あんまりケチの付け所がない。それにしてもクロスがすごい。
DeployとShirley Valentineの全兄弟4×3に、その父Shirley Heightsが母母母父Darshaan経由で入って5×4×5で、更にミルリーフもクロスしているし、サドラーの4×4は当然のNDクロスで、ミスプロクロスが5×5ある。

父New BayなのでDubawi+Gone Westとサドラーズウェルズを持っている。母父はMultiplexなのでデインヒル+ミルリーフとロベルトを持っている。母母父はキングオブキングスなのでサドラーズウェルズが1列後ろになる。少しずつズレててそこが魅力的。牝系は3-oなのでTapit、グランアレグリアあたりと同じだけど……そこまで活躍馬が近くにはいないかも?(あんまり調べ切れていない)。

血統的には(渋っても)◎でいいと思うんだけど、ちょっと懸念があって前走の勝ちタイム2:08.10でどうだろうか。(馬場Goodで少し悪かったとはいえ。アデイブおじさんが逃げてペース作っていたとはいえ)。
その前のリステッド競走はニューマーケットで2:03.23なので気にしないでいいのかもしれないが。

(2)ロードノース Lord North(IRE)-5枠
一昨年のプリンスオブウェールズS勝ち馬・ドバイターフ連覇の6歳セン馬。

良馬場で、ある程度のメンバーでやるなら魅力的。
父Dubawiに×Giant's Causeway×Dixieland Band。牝系はRough Shodなのでエルコンドルパサーとかと同牝系。母母のHail AtlantisはStormy Atlanticの母だったりとかなり良血。

正直処理に悩んでいる。コース適性はあるけど、勝ったのは4歳の時で、その時の2着が6歳のアデイブなんですよね。今6歳。パフォーマンス的にはそこまで向いていないパンサラッサと同着。

(3)シャフリヤール Shahryar(JPN)-3枠
おまたせダービー馬。4歳牡馬。

いや流石に無理でしょ。と言いつつも可能性自体はあるとは思うんですよね……。坂や馬場に対する適正はディープインパクト頼みの部分は大きいものの、スピードの能力と持続という点は魅力あり。
あと今まで試していないタイプの馬の欧州遠征でもあるので。

血統自体は父ディープインパクトに母父A.P.Indy系のEssence of Dubai等諸々でダービーを取りに行きますという配合。母父がそこまで速いタイプではなく(実績通り)、一方で母母父のGreat Aboveが入る事で滅茶苦茶軽くなっている。Great Aboveが母Ta Wee(Dr.Fagerの半妹。父がインテントに。)で超強烈なスピード。まあこれが入った結果神戸新聞杯はああいう結果と。
*インテントと考えると坂ある程度こなすのかなぁ?

牝系は2ーs号族なので2号だけどAlmahmoudとかからは離れた血。

後はノーザンの手を離れてイギリスで準備していることがいかに効果を出すか……。ジャパンカップが渾身の仕上げとされるデキであの体(最後止まってしまった)であったので、こういう血統は3歳春を過ぎた後は、仕上げきってはいけないのではないかという仮説を。

坂路の自己ベストタイムは去年9/22の51.2ラスト12.2(道中加速)。
まあ買い方次第……?

(4)ステートオブレスト State of Rest(IRE)-1枠
G1を3連勝して、この前3着で人気を下げている4歳牡馬。

Starspangledbannerはともかく、母側の血は怪しいとは思いますが……。
ナスルーラは持ってるけど、Quiet AmericanでDr.Fagerの5+4が生えるのよな……これどう効いてくるのか。ナスルーラは深いところで多重クロスしている。グレイソヴリンとか持ってる。底で効いてそうだけど深すぎるかなぁ。

(5)グランドグローリー GRAND GLORY(GB)-4枠
かわいいね!6歳牝馬。

フランス調教のイギリス生産馬。
父がOlympic GloryでAlzao・Light of Hopeの全姉妹クロスになるのいいですよね……。他にも母父Daylamiからはナスルーラがいっぱい。

戦ってきた相手は…… 牝馬重賞戦線が中心なので少し物足りないか。
ただ直近で稍重ロンシャンで2:03.51でG3勝ち、ジャパンカップでも上り2位の34.2の脚を使っている等の魅力あり。



*出走想定

脚質想定(仮)-出走想定
(前)
アデイブ
シャフリヤール・ブルーム(ゲートを出れば)
ステートオブレスト・ロードノース・ベイブリッジ
グランドグローリー・ブルーム(出なかったら)
ドバイオナー
(後)

アデイブ Addeybb(IRE)
8歳セン馬。20年10月の同コース実施のチャンピオンSの勝ち馬。

*この辺血統関連
近走を見る限りはさすがにスピード不足か。体力面も落ちては来ていると思う……。とは言え前走休み明けで叩いてと考えてもいいか??

ブルーム Broome(IRE)

おなじみの勝負服な6歳牡馬。

*この辺血統関連

結構コンスタントには走っていると思うんだけど嵌らない感……。

ドバイオナー Dubai Honour(IRE)

去年10月の同コースチャンピオンS2着な、4歳セン馬。

*この辺血統関連
舞台的には好転したという見方もできるのかなぁ…?

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