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赤報隊に会った男

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戦後史のミステリー、警察庁指定116号事件。その犯人に会ったことがあると生前語っていた鈴木邦男氏の証言を検証します。
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#朝日新聞阪神支局襲撃事件

【赤報隊に会った男】関連年表

〈赤報隊・鈴木邦男〉関連年表 1981年(昭和56年)  12月 日本民族独立義勇軍による米国総領事館放火事件。  同月 警視庁が一水会を家宅捜索し、令状を破った容疑で鈴木を逮捕。    (※23日間拘留されるも不起訴に) 1982年(昭和57年)  1月 一水会が機関紙に日本民族独立義勇軍の犯行声明文を掲載。    (※以後、公安警察から関係を疑われるようになる)  5月 日本民族独立義勇軍による元米海軍住宅放火事件。  9月 新右翼の若者らによるリンチ殺人事件。一水会の

【赤報隊に会った男】(番外) 鈴木邦男語録

この記事では、連載【赤報隊に会った男】の本編(全12回)で取り上げることができなかった鈴木邦男氏(以下、敬称略)の赤報隊に関する発言を紹介する。 ご存じの通り、この連載では「鈴木邦男は本当に赤報隊に会ったのか」という謎をテーマに据え、生前の彼の言葉の数々を検証してきた。しかし、そこで取り上げた発言以外にも、彼は赤報隊に関して膨大な文章を書き残している。 その中から特に興味深い言葉を幾つかピックアップしたので、連載本編を読了した方々には是非これらの言葉にも目を通していただき、彼