大阪杯考察

大阪杯ローテーション考察

ローテ考察します。初めてnoteの有料記事を配信しますが、去年もローテ考察からワイド1点的中(ペルシアンナイトとアルアイン)してるので、考え方自体はまあ150円ぐらい払って見る価値があると思います。


さてこのレースですが、一昨年からG1に昇格したことで存在感が大きく変化しています。ローテ考察においてはこの「存在感」という要素が非常に重要で、これが大きくなればなるほど陣営の目標になる可能性が高まってきます。すなわち単なるステップレースだった大阪杯が、G1ホースの称号を得るために多くの馬が目標とするレースへと様変わりしたことを意味します。

とは言え、春の古馬中距離G1最初のレースですから、陣営の意図も三者三葉。目標とする馬だけでなく、叩き台で使う馬や思いがけず出走できてしまった馬もいます。それを汲み取りさえすれば馬券的な妙味も出てきます。天皇賞春・安田記念・宝塚記念と比べても、ローテによるオッズの紛れが起こりやすいレースじゃないかなと思っています。

ということでまずはG1昇格前と昇格後の好走馬を比較していきます。

昇格前は前走G1出走馬の好走が目立つのに対し、昇格後はステップレースをこなしてから出走した馬の好走が顕著です。一見都合よく切り抜いただけのように見えますが、昇格後2年間の傾向が極端なので、この比較においては変化と捉えて良いと思います。

こうなった原因として以下の点が挙げられます。

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