新月満月の1週間前後に起こること③

忘れもしない2019年秋のこと。そとの空気が少しずつひんやりし始めたある真夜中。毎度のことですが、草木も眠る丑三つ時です。

突然、声がして「脱いで」
えっ、今なんか声がしましたけど〜それも「脱いで〜」いやいや、ちょっとお待ちくださいよ、脱ぐにはひんやりな季節ですよ、薄い夏用の羽毛布団を掛けているくらいですから〜
少し強い口調で「脱いで」とまたもや聞こえた。えーっ そんなぁ 寒いですよぉ
今までの経験上、逆らったからといってどうにかなる訳じゃないということは、百も承知です。でも〜  では、ちょっとトイレに行かせてください。とお願いして、これから何がおこるかわかりませんから、途中でトイレに行きたくなったからと言って、中断は不可能なんです。トイレから戻って来て、ゆっくりとパジャマを脱いだ。
しかーし、またもや「脱いで!」の声。パジャマを脱ぎましたけどぉと心の中で呟いた。しかしまたも「脱いで!」の声。えぇと、これ以上脱ぐということは???もちろん、部屋には誰もいないので、誰かに見られるという心配はないですが、、、そうは言っても、お風呂に入る訳じゃないのでそこまで脱ぐ必要があるの?なぜ?とぶつぶつと心の中で呟いている。
言い出したら聞かないガキンチョのように・・またもや「脱いで」という冷静な声
ハイハイ、仰せの通り脱ぎますよ、脱ぎますとも!

何が始まるの?こんな真夜中に!

ああ、見えますよ、いつもいらっしゃる龍神さま!いつもそばにいてくださりありがとうございます。助けていただいて感謝してます。でも、今日は何かお伝えしたい事でもありますか?ゆっくり右へ左へと泳ぐようにみえてます。静かにどこかへ消えてしまいました。なんだったんでしょう?


突然、私の両腕が右へ左へとそれも上下にも波を思わせるように動きだして、えっえっどういうことですか?と頭の中は、どういう事?何が起こるの?とパニック状態です。すると、パッと目の前にあらわれたのは羽衣を纏った天女。そうそう、最初の頃に龍神さまがあらわれる前に目の前にあらわれたあの時の飛天というのでしょうか、ゆるり、ゆるりと雲に乗って空をすべるように羽衣をゆらりゆらりと近づいてきましたよね♪ びっくりしたけどなんか嬉しかったように記憶しています。
あの時の龍神さまも天女さまにも少しの間、懐かしさに浸っていました。でも何のご用なのでしょうか。何もメッセージは、いただけてないんですけど、、、

(ここまでのことは、それは突然やってきた⑥に書いてます)



今度は、両腕が、ヒラヒラとまるで大きな鳥が高い空をゆっくりと大きく羽根を広げて飛ぶように動き出し〜 あぁ今度は何でしょう。何があらわれるのでしょうか?
うわーーっ!鳳凰ですか?あの金色に輝いている鳳凰ですか?お神輿の上に鎮座されているのしか知らないですが、、、えーーっ私のところにいらっしゃるって?どういうことなのでしょう?
何のメッセージをいただけるのでしょう。初めていらっしゃったのですから、何か理由、わけがおありでしょ?とぶつぶつと心の中は落ち着きません。


ふと、現実に戻り、頭の中のグルグルと落ち着かない心の中をどこへ?どうしたらよいのか?
だいたい、この一糸纏わぬ姿にさせられた意味は何???
とりあえず、パジャマを着よう。2時間も寒さにさらされたのだから、寒いはずでしょ!
ところが全く寒くない!という不思議?
どうなってるの?わたしの身体!

何のメッセージもなく2時間もの間、龍神さま、天女さま、鳳凰さまが次々とあらわれて、これから何が起こるのでしょうか?
考えたからといって、わかることではないですが、、、すべては、なるようにしかならない!私には、なんの術もない!という事だけは、事実なのです。

その後、何か変化があったのかというと、目に見えて変わったようには感じてないのですが、強いて言うなら、本来の自分に近づくべく薄い殻を剥がし始めたように気がする。(自分では、自然体で生きてきたつもりだったんですか、そうでもなかったのかなぁと)

真夜中、草木も眠る丑三つ時の毎度の不思議でした。
これが、後に繋がるとは〜

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