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静水流転の輝き間違い探し部(ver.4.5)

フレミネとエリニュスとロマリタイムフラワーが大好きなオタクが見ている幻覚を出力したものです。
エリニュスのストーリーをある程度理解している方向け。
静水流転の輝き武器ストーリーを並べて、差分箇所を強調しています。気になる箇所だけ主観的な補足が入っています。
最後の方に蛇足妄想パートがあります!!

※この記事を書いたのはver.4.5です。4.6が来たら解釈や理論が破綻する可能性があります。


サイゼ○ヤ アルモリカ店

「深き罪が永遠の都に没落をもたらし、無数の奴隷と僭主が闇夜の荒波に沈んで命を落としました」
「我らはエゲリアの名にかけて誓う。純水の杯を探し出し、あの方の国に返すと
「これこそが、我らの生まれ持つ原罪を償い、同じ死を避けるための唯一の方法…」
「いかなる犠牲を払おうとも、純水騎士の名において、必ずや気高き使命を果たしましょう

静水流転の輝き 1ページ目

「深き罪が永遠の都に没落をもたらし、無数の奴隷と僭主が闇夜の荒波に沈んで命を落としました」
「我らは母なる神の名にかけて誓う。純水の杯を探し出し、あの方を幽閉する束縛を打ち砕かんことを
「これこそが、我らの生まれ持った原罪を洗い流し、同じ死を避けるための唯一の方法…」
「いかなる犠牲を払おうとも、必ずや正義の名において為すべき使命を果たすのです

静水流転の輝き 2ページ目

「エゲリア」⇔「母なる神」
「純水騎士の名において」⇔「正義の名において」
創作と史実の判別に使える要素。
エリニュスは「エゲリア」とは呼ばないし、自身を「純水騎士」とも言わないらしい。

ちなみにこの記事書いてる人間は「純水の杯」=原始胎海でイーコールになっちゃってて、最初にエゲリア様がレムスにあげちゃったと解釈しているのでそれ前提で読んでください。


壮大な楽章の終わりも、また定められし終演を迎えた。揺らぐことなき正義を守る人々は、古の世の栄華を失った廃墟でこう誓いを立てたのだ。
この水色の杖は、かつてエリニュスという騎士が所有していたものだ。調和と栄光の歌が響き渡る時代、彼女は高海諸国の神に抗う人々を束ねた。
伝説によると、彼女の故郷は遥か昔、神王の憤怒によって燃やされた。そして黄金の都より来た軍団は、彼女の親族をみな奴隷のように酷使し虐殺した。
その運命から逃れられたのはたった二人。一人は戦火の中で高慢な調律師と出会い、最後には権威の継承者に抜擢された。
もう一人は衆の水の主から憐れみを受け、アルモリカ島の領主に引き取られ育てられた。そして、神王に奪われていない純水を守護した。
同じ故郷を持つ末裔であろうとも、運命は彼らを善と悪に隔てた。まるで水中の浮萍が最後には四散するかのように。

静水流転の輝き 1ページ目

壮大な楽章の終わりも、また定められし終演を迎えた。報復に耽溺する人々は、古の世の栄華を失った廃墟でこう誓いを立てたのだ。
この水色の杖は、かつてエリニュスという歌い手が所有していたものだ。調和と栄光の歌が響き渡る時代、彼女は高海諸国の神に抗う人々を束ねた。
伝説によると、彼女の故郷は遥か昔、神王の征服によって滅ぼされた。黄金の都より来た軍団は、多くの先住民たちを奴隷のように酷使し虐殺した。
その運命から逃れられたのはたった二人。一人は戦火の中で高慢な調律師と出会い、最後には権威の継承者に抜擢された。
もう一人は崩れた骸骨の間に身を隠し、アルモリカ島の首領に拾われ育てられた。そして、神王に奪われていない純水を守護した。
海風がそよぐ中、共にあの水色の美しい歌に耳を傾けた仲であろうとも、運命の流れはついに二人を背反の彼方へと引き裂いた。

静水流転の輝き 2ページ目

「揺らぐことなき正義を守る人々」⇔「報復に耽溺する人々」
「同じ故郷を持つ末裔であろうとも、運命は彼らを善と悪に隔てた。まるで水中の浮萍が最後には四散するかのように。」⇔「海風がそよぐ中、共にあの水色の美しい歌に耳を傾けた仲であろうとも、運命の流れはついに二人を背反の彼方へと引き裂いた。」
創作ではレムリア(このテキストではカッシオドルについて言及されている)は、エリニュスは正義として脚色されているようだが、実際はそうではなかったことが読み取れる。
静水流転の最後の方では「名誉と報復に酔いしれた首領」、在りし日の歌でも「復讐に溺れる蛮族」と表現されている。

「騎士」⇔「歌い手」
「騎士」という表現は創作上にしか登場しない。エリニュス本質情報は歌い手らしい。
エリニュスのこと勝手にイケメン騎士お姉さんだと思い込んでたけど実はそうじゃない可能性……!?

「衆の水の主から憐れみを受け、アルモリカ島の領主に引き取られ育てられた。」⇔「崩れた骸骨の間に身を隠し、アルモリカ島の首領に拾われ育てられた。」
エゲリア様からの慈悲が消失している問題のテキスト。
実はエゲリア様はエリニュスに関わっていなかった可能性がある?

在りし日の歌からも「自分は万水の主の天啓を聞き、その意志に基づいて行動する従者であると自称した。」という文章がある。
これはレムリア側から見た「子供の戯言」ということなのか、それとも……?

こうして、海風と、湖中の少女の優しい囁きに従い、気高く逞しい騎士達は確固たる足取りで旅に出た。
想像を絶するほど多くの試錬と、世にも稀な困難を幾多も乗り越え、ついに人々の最も誠実な願いを高天に伝えた。
善良なる清き心によって、無数の犠牲を経て得られた純水の杯により、最終的に衆の水の女主人は古の幽閉から解き放たれた…

静水流転の輝き 1ページ目

こうして、潮汐と、精霊の優しい囁きに従い、仇敵の壊滅に目をむいた剣の歌い手はついに旅に出た。
想像を絶するほど多くの試錬と、世にも稀な苦難を幾多も乗り越えたが、いまだに純水の杯を見つけ出せずにいる。
ちょうどその時、高天が万水の女主人を選んだ。そして彼女を古の幽閉から呼び戻し、黄金の君主の座を引き継いで諸海の廃墟を統べるよう命じた…

静水流転の輝き 2ページ目
※誤訳修正版

こっそり「困難」が「苦難」に変わっているところ、好き好き大好き。

「湖中の少女」⇔「精霊」
誰?
在りし日の歌にもエリニュスに杯について教えた精霊らしきセリフが登場するので、精霊に教えられたのは本当らしいエリニュスの幻覚とかじゃなければ
湖畔の少女ダエイラは創作上だけの存在?

「騎士達」⇔「剣の歌い手」
エリニュスは本当は一人で旅に出たのではないか?と疑っている最大の理由。
気になって英語版を確認。

And so, guided by the sea breeze and the whispers of the maiden in the lake,
the noble and determined knights set out on their quest.
They faced unimaginable trials and endured sufferings never before known.
But in the end, the heartfelt longing of the people reached the heavens.

静水流転の輝き 1ページ目 英語版

And so, guided by the tides and the whispers of the spirit,
the sword-singer of destruction set out on her quest.
She faced unimaginable trials and endured sufferings never before known.
Yet, she remained unable to find that Pure Grail.

静水流転の輝き 2ページ目 英語版

「原罪を背負いし高海の子よ、苦しみを味わいし我等が兄弟姉妹たちよ」
「汝は運命の凶兆を知り、最後に訪れるであろう災禍を目にした」
「心を強く持て。怯える必要も、恐れる必要もない」
「原初の水を求めよ。あらゆる願いに応じる原初の杯を求めよ」
「彼女に願いを告げれば、すべての罪に対する慈悲を、やがて得られるであろう」
そうして精霊との約束のため、歌い手は「純水の杯」を探す旅へ出た。
「純水の杯がすべての願いを叶えてくれる」という伝説が、人々の間で広まっていった。
夕闇の果てが訪れ、彼女は「原初の杯」がどういう物であるかを初めて知ることになる…

在りし日の約束の夢

在りし日の歌の杯テキストも、精霊から杯の話を聞いたシーンはあるものの「歌い手(the songstress)」が旅に出たことしか書かれていない。

可能性としては、創作では部下の騎士たちみんなでワイワイ大所帯で旅に出ている+もしかして精霊は人数に数えていない……?ポケモンを仲間扱いしないトレーナーかよ

地理誌 ルキナの泉
祈聖秘境 罪禍の終末

「古い歌の中で」「伝説によると」
ソースは伝説!されると果たして何が真実なのかオタクにはわからないのであった。

ちなみに、実は旅人もルキナの泉で純水精霊と会っている。

魔神任務 第四章・第二幕 ゆえなく煙る霧雨のように

正直なところ「純水の杯」を教えた精霊ってあまり印象が良くないので、魔神任務のヴェニールと旅人のように悪意を持った感情の集合体にエリニュスが唆された可能性もなくはない……?


「衆の水の主よ、慈心のエゲリアよ、あなたの審判を所望します」
「かつては多くの善行と功績を為した私も、この旅の中で深き罪に染まってしまいました」
「あなたの理想は一点の穢れも受け入れるべきではありません。私の心が安らぐためには追放されるしかないのです」
「衆の水の主よ、慈心のエゲリアよ、どうか最後の悲願を聞き入れ給え——」

静水流転の輝き 1ページ目

「万水の主よ、誉れある原初の母よ、どうかあなたの戒めをお与えください」
「かつてあなたのために多くの不義なる者を皆殺しにし、無数の城郭を陥落させました」
「どうか教え給え、諸海の後継ぎはどうすれば絶滅を免れるのか」
「万水の主よ、誉れある原初の母よ、どうかこの一度だけ慈悲を——」

静水流転の輝き 2ページ目

ストーリー自体が大きく変更されている。
要約すると「自己追放を望むエリニュス」と「諸海の跡継ぎ=未来のフォンテーヌ人が滅亡の予言(恐らく魔神任務のあれ)から救われるにはどうすればいいのか教えて欲しいと懇願するエリニュス」で完全に別物である。


湖水の煌めきのように清く澄んだ朝日の中で、切実で悲痛な言葉が、衆の水の主の心を打つ。
慈心に満ちた神は、人の子の願いを聞き届け、彼女の前途を祝福した。
神も知るように、無私な者にとっては正義の審判だけが寛大な赦しとなる。
あるいはそうすることで、その崇高な決意はいわゆる運命をも染め上げたのかもしれない。

静水流転の輝き 1ページ目

滴る血のように暗い夕暮れの中で、切実で悲痛な言葉が、万水の主の心を打ち、
慈心に満ちた神は、かつてフォルトゥナの君主に述べたことのすべてを人の子に語った。
神だけが未だに知らない。独りよがりな願望の報いは、独りよがりな絶望でしかないことを。
あるいはそれによって、その幻想に満ちた破滅がいわゆる信仰の背景をも染め上げたのかもしれない。

静水流転の輝き 2ページ目

「かつてフォルトゥナの君主に述べたことのすべてを人の子に語った。」
エゲリア様は恐らくレムスにも「杯」の秘密や、予言と原罪について話したと思われる。
つまり、エゲリア様はエリニュスに原始胎海とフォンテーヌ人の原罪について明かした……?

「あるいはそうすることで、その崇高な決意はいわゆる運命をも染め上げたのかもしれない。」⇔「あるいはそれによって、その幻想に満ちた破滅がいわゆる信仰の背景をも染め上げたのかもしれない。」
何を言っているのか本当に分からない!!(丸投げ)(思考放棄)(オートクレール三回投げた)

「崇高な決意」が「幻想に満ちた破滅」に変わり、「いわゆる運命をも染め上げたのかもしれない」が「いわゆる信仰の背景をも染め上げたのかもしれない」へと変わっている。

フレミネのオタク目線では「幻想に満ちた破滅」というワードから連想するものがある(これについては後述)
また、他言語版を確認すると「幻想の崩壊」と訳されていたりもする。
信仰の背景をも染め上げた」は幻想によってエゲリア様への信仰が支えられていたことなのか、この場で信仰心を失ったことなのか……?

湖水の煌めきのように潔白な水色の長剣は、エゲリアの祝福を伴って澄んだ光の中に沈んだ
剣の持ち主だった騎士は感慨に耽った様子で顔を上げた。谷を去った後、その行方を知る者はいない。

静水流転の輝き 1ページ目

とうの昔に血で汚され、漆黒に染まった水色の長剣は、最後の理性と共に砕け散った
剣の持ち主だった歌い手は力なくよろめいた。谷を去った後、その行方を知る者はいない。

名誉と報復に酔いしれた首領はついに彼女の夢の国を目にすることができなかった。かつて、同様に偉大な志を抱いた神が、
いわゆる救いを探し出せなかったように。何年も後、黄金の狩人と称される楽師がその名を思い出したとき、
彼の脳裏に浮かんだのは血でも涙でもなく、遥か遠くで響く葦笛の音と、あの水色の月下で揺れる美しい舞いだけだった。

静水流転の輝き 2ページ目

エゲリア様の慈悲も祝福も、エリニュスは受け取っていないという真実。
そもそも、レムリアとの戦争もエゲリア様が望んでいたと思えない(エリニュスとエゲリア様解釈違いを起こすオタク)

「名誉と~」からは1ページ目には差分の存在しない新規の文章。
エリニュスのことを「名誉と報復に酔いしれた首領」というちくちく言葉で刺してきている神視点テキストさん。

彼女の夢の国」はエゲリア様とフォンテーヌのこと。

薔薇と銃士 第一幕 静寂を切り裂く銃声
静水流転「目にすることができなかった」(無慈悲)

かつて、同様に偉大な志を抱いた神が、いわゆる救いを探し出せなかったように。」はどうやらエゲリア様のことらしい。何のことかはよくわからない。
そして、「黄金の狩人と称される楽師」カッシオドルが月下で舞を披露してくれたエリニュスのことを思い浮かべて、武器ストーリーは幕を下ろす。


最後の一文

遥か遠くで響く葦笛の音と、あの水色の月下で揺れる美しい舞い」によく似た名前の命ノ星座を持っているプレイアブルキャラクターが存在していたりする。

フレミネ 命ノ星座第4重
なにか元ネタがあったりする?
千霊ムース
湖光の鈴蘭がモチーフの千霊祭の目玉スイーツ
お皿が「水色の月」に見えなくもない?
いったい誰が考えたんですか
「雪溶け」「トリックフラワー・氷」
……?
ver.4.3紀行名刺
どうして凍結なんて言葉選びを……


エリニュスって○○○?

結論から言うと、エリニュスって孤独病だったんじゃないかと疑っている。

エリニュスが故人の幻影を見ていたことはテキスト上からわかるんですが、真実かどうか曖昧なエゲリア様からの「天啓を聞き」や精霊の存在も、故郷や親族を喪い、孤独に苛まれた彼女の生み出した幻想であり、孤独病の表現が「幻想に満ちた破滅」というワードになっている?
彼女はエゲリア様が自分を救ってくれたと思い込み、本当は存在しない精霊のために旅に出た……?

トルクシーの不思議な冒険・上 水妖の推察

なんかどっかで聞いたな……。

トルクシーの不思議な冒険・上 水妖の推察

なんか誰かの生い立ちと似てるな……。
(ちなみにこのシーンから雨が降り出し、フレミネの拠点付近のロマリタイムフラワーが咲くようになっている)

トルクシーの不思議な冒険・中 王子の国

なんかこのシーン既視感あるな……。

トルクシーの不思議な冒険・上 水妖の推察

壮大な楽章の終わりも、また定められし終演を迎えた。報復に耽溺する人々は、古の世の栄華を失った廃墟でこう誓いを立てたのだ。
この水色の杖は、かつてエリニュスという歌い手が所有していたものだ。
調和と栄光の歌が響き渡る時代、彼女は高海諸国の神に抗う人々を束ねた。
伝説によると、彼女の故郷は遥か昔、神王の征服によって滅ぼされた。黄金の都より来た軍団は、多くの先住民たちを奴隷のように酷使し虐殺した。
その運命から逃れられたのはたった二人。一人は戦火の中で高慢な調律師と出会い、最後には権威の継承者に抜擢された。
もう一人は崩れた骸骨の間に身を隠し、アルモリカ島の首領に拾われ育てられた。そして、神王に奪われていない純水を守護した。

静水流転の輝き 2ページ目

そして、イベントシナリオではトルクシー王子が仲間を率いて悪を滅ぼし、王国と王冠を奪還する……
トルクシーのおとぎ話が全部怪しく見えてくる!!

ちなみにトルクシーイベント開催中、エリニュス島にフレミネの臨時拠点が設置される。

トルクシーの不思議な冒険・下 奇跡の冠 進行中

ジュリア夫人の小屋に向かう際に目的地付近のワープを使用すると、湖中のウィーピングウィロー(エゲリア様の樹?)がよく見えるようになっていた。
湖中のウィーピングウィローは地下水脈と繋がっており、最深部のエリニュスの根は「オートクレール」という地下マップ名になっている。
エリニュスが幽閉から解放されたエゲリア様に謁見し、真実を知ってオートクレールが砕けた場所はもしかして……?

おまけ

ロマリタイムフラワーとエリニュスとフレミネてぇてぇの幻覚を見ているので共有させてください!!
※フレミネの好感度で解放されるボイスやキャラストネタバレ有

ver.4.3テーマイベント「薔薇と銃士」開催中のみ確認できる純水騎士の垂れ幕(左)
上から見たロマリタイムフラワー(右)
聖遺物「在りし日の歌」生の花「在りし日の遺失の契」(左)
ロマリタイムフラワー(右)

淡い青色が高貴な花。柔らかい花蕊は吸水性に優れ、弾力があるため、多くの日用品の原材料として使われている。
花言葉は「忠誠」と「不変の誓い」。
フォンテーヌの民話によると、ロマリタイムフラワーはかつてエゲリアに恋焦がれる水の精霊だったと言われている。この民話は主に、この花が水元素に触れると咲くという生物的性質から想像されたものだが、乏しい知識と溢れる表現意欲を持つ人類の特徴の現れでもある。

ロマリタイムフラワー 物産誌
初対面時の紹介文

フォンテーヌで名高い魔術師のリネとリネットの弟であるフレミネだが、スポットライトを浴びるのは好きではないようだ。他人の目線や反応、評価は彼の呼吸を乱す。海に潜り、疑似的な軽い無重力状態の中でロマリタイムフラワーに悩み事を打ち明け、お互いの温もりを分かち合うほうが、彼は好きだ。
一見冷たく見える彼だが、実際は、その気持ちを身体と共に海の底へ沈ませているだけだ。

フレミネ・夢想の海を沈んで HoYoLAB紹介文
ボイス「お父様」について・涙

フレミネにとって、人々の賞賛の言葉は天気のように変わりやすく、一人一人の意図を推測するのはどうにも苦手なことであった。ほんの一瞬のミスで、評価がひっくり返ったらどうしようと恐れているのだ。
逆にタイダルガやロマリタイムフラワーのような植物のほうが、彼にとっては昔からの友達であり、海に浮かぶ名声や報酬なんかよりもずっと重要な存在である。彼は水の中に潜るたび「昔からの友達」たちと密かに静かな時を過ごし、その沈黙の中で心の恐怖や不安を捨てて、人には言えない思いをすべて打ち明ける。

キャラクター詳細

フレミネは顔を上げようとしなかったが、「お父様」は彼の性格をよく知っていた。震えながら手にあるペンダントを見つめるフレミネを残し、静かに部屋を出たのであった。ペンダントはあちこち錆びだらけになり、音も出ない。クロックワークでさえも乾いた血痕によって深い褐色に染まっていた。母親は最後の瞬間も、きっとこれを握っていたんだろう。フレミネは、絶望に打ちひしがれながらペンダントからたとえ僅かであっても母親のぬくもりを探そうとした…
その夜、フレミネは海の底で泣きじゃくった。こんな風に泣いたのは久しぶりだ。大きな泣き声は海水の流れに埋もれ、彼のために一緒に涙を流すロマリタイムフラワーを除いて、誰もその泣き声を聞かなかっただろう。
それから彼は手に持つ巨大な剣をより強く握り締め、自分の「家族」を二度と不幸な目に遭わせないと密かに心に誓った。

キャラクターストーリー5

フレミネのキャラスト5を要約すると、母親の行方を探すフレミネがお父様から真相を告げられて絶望に打ちひしがれる……というストーリーになっている。
オタクは既視感からおしまいになった。フレミネの心は砕け散らなかったけれども!!

そしてそのフレミネに寄り添ってくれた唯一の存在がロマリタイムフラワーなのであった。

おまけ🐧

塵歌壺ボイス二つ目の選択肢

フレミネの相棒になっている「ペールス」は「雪羽ガン童話集」に登場する。
フレミネ曰く、ペールスは他の海鳥たちからのけ者にされた孤独なペンギンであり、皆を救った英雄だという。

その瞬間、体に力がみなぎったように感じ、呼吸も楽になった。彼は急いで溺れた仲間たちのところへ泳いでいった…
暴風雨の中、彼は奇跡的に子供たち全員を救出した。まるでおとぎ話に出てくる「ペールス」と同じ英雄のようであった。
そのとき、彼は冷たく光る水晶のように透き通った「神の目」が、自分の潜水服にぶら下がっていることに初めて気づいた。
しかし、フレミネはこの出来事を誰にも話していない——英雄がその名を残すために英雄になるわけではないように。

フレミネ 神の目

「Pers」はフランス語で碧眼を意味する文学用語らしい。
「海色の澄んだ目をした騎士はそう言うと」!?


最後まで読んでくれた方に万水の加護がありますように!!