脱落者からの嘆願

なんか仰々しくする話でないけど。ハーフミリオン行ったらしいので。

もう兄組は降りた無所担だけど、先日というかフラゲ日にSixTONESのNAVIGATORを買った。通常と期間限定。初回は買わなかった。私が2枚買ったの、カップリングのlove u…がどストライクだということもあったけど、なにより、ずっとずっとツイッターで喚き散らしていた、Hysteriaが音源化されたからだ。

言うなればわたしは、~2019くらいまでを生きたけどすっかり脱落した元すの担である。いまは無所担をしている。すのすと合同と兄組合同行ったな。懐かしい。
わたしはヒステリアがめ〜〜〜〜ちゃくちゃ好きだった。イントロも曲の雰囲気もメロディーもなにもかも好きだった。たまに少クラ掘り出しては眺めていた。慎太郎のエリマキトカゲも込で。え、エリマキトカゲ幻すぎん?あの衣装10年後とかにまた着てほしい。

というか、過去の話をするけれど。
SixTONESの曲が、いや、SixTONESが羨ましかった。ずっと思っていた。羨ましい。いいなあ、と。だって全ての人間を絶対に圧倒できる選曲しかしないじゃない。パフォーマンスもそれに伴っているし。
すのーまんの曲も彼らのことも大好きだからこそ思っていた。すのーまんにもそんな曲が欲しい。パンチが欲しい。とか、アメージングみたいな、オーラのある唯一無二の曲が欲しいとか。いろいろ。

“該当ではない”という呪縛がわたしを苦しめたのは、日生でジャポニカスタイルを初めて見た時だった。初めてこの目で見て、聴いて、負けた、と思った。うちはもう勝てないかもな、とも思った。曲もパフォーマンスも天下とってま〜すみたいな彼らにかなわない……と。
曲やパフォーマンスがやけに刺さって、脳裏に瞼に心に鮮烈に残ってしまったのに、“該当ではない”“自軍が1番”“彼らは私たちのライバル”だから、“良い”という言葉を奥底にしまって、自軍良かったね、と話した記憶が未だに残っている。(その時に会った人は同担だったけどすとのことむちゃくちゃ褒めてた)

こんなオタクが私以外に残っているのかは知らないが、こんなオタクこそNAVIGATORを買ってほしい。…は言い過ぎかもしれない、そんなオタクにとってナビゲーターは買ってみる価値があると思っている。と、そんなオタクに向けて言ってみている。

あのとき、目の前でHysteriaやJAPONICA STYLEを披露されても、“該当じゃないから”“自軍のライバルだから”とか、そんな理由で、ヒステリアやジャポのこと、良いと大声で言えなかったオタク。そのくせ、目の前のSixTONESの完成度にひそかにうち震えていたオタク。それと純粋に該当問わずヒステリアとジャポの音源化を口癖のように叫んでは待ちわびていたオタクとかね。純粋に、ジュニア時代の曲を1000円出して手に入れたら一生聴けるのやばくない?デビューの醍醐味これだと思ってる。どう考えてもタダでしかない。テレビやライブじゃなかなか披露されないフルも明らかになるしね…

とにかくこれは嘆願である。上記にちょっとでも掠ったオタクはNAVIGATOR買って。そしてヒステリアかジャポニカスタイルを聴いて。あのときの日生劇場の空気を感情を思い出して、昇華して。なにも怖くないからね。

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