回らない世界もある

世界回った?と確認するのがやや定番になりつつあるほど、私が身を置く世界はよく回る。遠目に見たらこの世界はよく回るけど、ここではない別の世界がよく回る。

括られている側にいた(過去形で言うのも違う気がするけど)(いたというかいる)頃は見えない何かから与えられる供給を当たり前だと思っていた。だってそれが当たり前として存在する基盤の中に飛び込んでいったから。当たり前だから、当たり前にコンサートが出来て、たまに新曲と、よく新衣装を貰えた。アー写も定期的に変わる。グッズもある。必ず雑誌に載る。総称して、コンスタントに仕事がある。それが当たり前。その中でぬくぬく過ごしていた。

が、いざ括られていない側に踏み入れた途端、こうも、こうも違うのだなとおもった。いる側といない側のギャップに苦しんでいる。彼らにある当たり前とは存在くらいで、その当たり前は正直他の人たちよりも脆い。初期設定のままの白シャツを見ると当たり前がぐらついて見えて悲しくなってしまう。
希望願望を現実ではね返される度に、反動で心にさっくりと傷が入る。今日もそうだった、期待させておいた割には、もしかしたら推したちの写真が売られないかもしれない。売られたら万々歳なんだけどね。括られていないけれど、ちゃんとその舞台の出演者なのにね。同じ事務所で、同じ舞台の出演者なのに、出演者同士で差があるんだな。知っていたようで知らなかったので、いざそれに当事者として直面すると、まるで人権がないことが傷から染みていくのが分かった。そんなの痛いから絆創膏で塞いでいる。自分の中から、希望がすーっと灰色になっていくような。虚無に侵食されるけど、虚無を普通としてこれから慣れなければいけないなんて歯がゆいなとも思った。無所ちゃんについて何も知らない分からないスーパーウルトラド新規はもう心折れそうだよ。

根がバキバキのユニ担だから、こちら側には来るのが怖かったというのは少しある。でも推しというか担当(の顔)がかっこいいし好きだから好きでいるのをやめるつもりはないし怖がっていちゃダメだと思った。皆同じ“ジャニーズJr.”だから、欲しいものを貪欲に、括られている側の世界で求めていたそのままに欲していくこともやめない。地獄の深淵から天国を見るまで。

何が言いたいかというと、ジェミーのやつはさっさと無所のアー写を変えろ、アイランドストアははやく無所の研究をしろ。成果を出せ。そろそろ新規絵をくれよ。あと無所コンして。

おしまい。

あっ、無所はもともとそういう立ち位置じゃん期待すんなよとかいまはISLANDTVがあるからいいじゃんみたいなマウントはだるいから取んなよな

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