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POG2022-2023指名馬

今年で20年目に突入。
まずはずっと続けてくれているメンバーに感謝。

さて今年からはディープインパクト産駒がほとんどいなくなったということもあり、
誰が何を指名するのか全く想像がつかないままドラフトを迎えました。

1位指名

いざ蓋を開けてみると、デビューが決まっている馬が大人気で、小規模のPOGにもかかわらず、開幕週に大挙12頭が出走(笑)

それでも例年よりは人気がバラけた印象で、抽選の数も数えるほど。
個人的にも例年に比べてミーハーどころを上位で確保することができました。
10位以降はいつも通り趣味枠です(笑)

【ルール】
6人15頭、ダービールール、ドラフト制、縛りなし。

(馬名の後の☆は抽選勝ち、母名の後の数字は産駒出産時の母年齢です。)

1位 プレドミナル ☆


父:エピファネイア
母:クルミナル(8)
(ディープインパクト)
青鹿毛
4.17
[西]藤原英昭
キャロットファーム
ノーザンファーム

母、姉、兄ともに元指名馬。ウチのメンバーは忖度とかそういうの一切ないので容赦なく抽選になったが無事突破(笑)
サンデーサイレンス4×3

2位 フェイト


父:リアルスティール
母:サンタフェチーフ(8)
(Wiesenpfad)
鹿毛
1.28
[西]矢作芳人
藤田晋
ノーザンファーム

え、2位に残ってていいんですか?ってことで急遽指名。他のメンバーからはまだまだお布施が足りないでしょって言われたけど、麻雀最強位をとっている藤田社長の豪運ならば…。
母系はいわゆるSラインと呼ばれる牝系。
Alzao4×4。

3位 ラヴェル


父:キタサンブラック
母:サンブルエミューズ(10)
(ダイワメジャー)
鹿毛
2.14
[西]矢作芳人
キャロットファーム
ノーザンファーム

ダンシングブレーヴ枠。ってかミーハー枠ですね(笑)半姉にナミュール、近親にマルシュロレーヌがいる勢いのある牝系。
キタサンブラック産駒で母方にダンシングブレーヴはイクイノックス、ジャスティンスカイなど。
サンデーサイレンス3×3、ノーザンテースト4×5、Lyphard5×5

4位 ドナウパール ☆


父:エピファネイア
母:ドナウブルー(12)
(ディープインパクト)
鹿毛
2.24
[西]斉藤崇史
サンデーレーシング
ノーザンファーム

今年のグッドルッキングホース第2位。特に縁もゆかりもない血統だが、プロフィールがいいのでこの順位で。
まさかの抽選だったってことは、順位を見誤ってなかったということでよしとしよう。
サンデーサイレンス4×3

5位 トラミナー


父:サトノダイヤモンド
母:サマーハ(14)
(シングスピール)
黒鹿毛
2.26
[西]藤原英昭
金子真人ホールディングス
ノーザンファーム

シャケトラ、サヴァニャンに続く指名。セレクトセールで金子さんが一歩も引かなかったのに心を打たれた。
Devil's Bag、Glorious Song5×3、Halo4×5×4

6位 クイーンビーIIの2020


父:ドゥラメンテ
母:クイーンビーⅡ(8)
(Le Havre)
青鹿毛
1.29
[東]堀宣行
ダノックス
追分ファーム

Le Havreはセリフォスやデゼルの母父で大注目のBMS。ドゥラメンテは以前の記事で書いた通りサンデーサイレンスのクロスを持たないのが走る条件、ということで合致。

7位 メモリーズオブユー


父:エピファネイア
母:サンエルピス(9)
(キングカメハメハ)
青鹿毛
4.12
[西]高橋義忠
三田昌宏
ノーザンファーム

母はアーモンドアイの半姉で、父エピファネイア、母父キングカメハメハ、母母父サンデーサイレンスという組み合わせはデアリングタクトと同じ。
去年指名した全兄はひどい使われ方で1勝にとどまったが、今年は待望の高橋厩舎。これが真打とみる。
サンデーサイレンス4×3

8位 トゥーテイルズ


父:ラブリーデイ
母:ウリウリ(10)
(ディープインパクト)
青鹿毛
3.1
[西]藤原英昭
金子真人ホールディングス
ノーザンファーム

母は元指名馬。開幕週要員の一頭。初戦はおそらくダイヤモンドハンズにチンチンにされると思うが、その後勝ち上がって稼いでくれればオッケー。

9位 スズカダブル


父:バゴ
母:ダブルファンタジー(10)
(ジャイアントレッカー)
栗毛
3.16
[西]西村真幸
永井啓弍
辻牧場

同じく開幕週要員の一頭でウリウリと2頭出し。開幕週要員ってだけで2枠も使っていいのかって話だけど、昨年のスタニングローズが開幕週2着からオークス2着まで行ったように、早くデビューできるのはそれなりのアドバンテージ。
厩舎はリッケンバッカーでお世話になった厩舎。積極的にレースを使ってくれるのがよい。
母系はFall Aspenなどがいる世界的名牝系で、日本でもテイエムオペラオーやブルーメンブラット、レジネッタなどが活躍。    
Halo5×5

10位 スピリタス


父:キズナ
母:タニノアーバンシー(7)
(Sea The Stars)
青鹿毛
2.6
[西]佐々木晶
リーヴァ
千代田牧場

ロマン枠。祖母ウオッカ。今年のグッドルッキングホース第1位。カッコいい名前ランキング1位。指名する理由はそれだけで十分!
牝系は日本三大牝系の一つフロリースカツプ系。
アウトブリード

11位 サトノエスポワール


父:サトノダイヤモンド
母:エリドゥバビロン(13)
(Bernstein)
鹿毛
2.2
[西]池江泰寿
サトミホースカンパニー
ノーザンファーム

4代母に凱旋門賞を勝った名牝Dahlia。
ランドオブホープ、キンブレル、キブミーラブに続きこの母から4頭目の指名。
この馬でダメならあきらめる(笑)

12位 アルヴィエンヌ


父:ダイワメジャー
母:アルル(8)
(Monsun)
鹿毛
1.9
[東]林徹
(株)橋口
ノーザンファーム

4代母Allez Franceは、Dahliaのライバルと言われた馬でフランス牝馬三冠や凱旋門賞を勝った名牝。
牝系は世界三大牝系と呼ばれる牝系の一つ、コントレイルが出たことで話題になったラトロワンヌ系。

13位 タッチャブル


父:リアルスティール
母:フルボイス(6)
(ルーラーシップ) 
鹿毛
2.10  
[東]宮田敬介
大塚亮一
ハクレイファーム

母は近親にカンパニー、トーセンジョーダンなどがいるクラフテイワイフの一族。
ノーザンファーム産ではないが、血統といい、厩舎といい、馬主といい、どことなくノーザンファーム臭のする一頭。
他のメンバーの指名馬にアンタッチャブルという馬がいるとかいないとか。
Monevassia、Kingmambo3×4

14位 サヴァナ


父:シルバーステート
母:マサイマラ(8)
(Orpen)
鹿毛
3.12
厩舎未定 
株式会社カナヤマホールディングス
酒井牧場

馬主はカツジでお世話になった馬主さん。そんなに高い馬を買っているわけでもないが、妙に活躍馬が出ている印象で、血統もシブい馬が多い。ご本人が血統に明るい方なのか、あるいは強力なアドバイザーがいるのか。
母のマサイマラはサトノダイヤモンドの母マルペンサの全妹。
Halo4×5×4

15位 ルーフ


父:ダイワメジャー
母:ラスエモーショネス(5)
(Monsun)
鹿毛
3.19
[西]清水久詞
白日光
坂本智広

最後にもう一頭Dahliaの子孫を。
Allez Franceとライバルと言われていたDahliaだが、実は現役時代は8戦走って一度も先着できなかった。ただ繁殖牝馬としては日本でも馴染みのあるリヴリアなど4頭のGⅠ馬を出し、ライバルに大きく差をつけている。
そんな2頭の子孫が時を経て同じダイワメジャーの子を宿したいうのが面白い。
こういう指名もPOGの醍醐味ではなかろうか。

厩舎が新しい、種牡馬が新しい、母の年齢が新しい…。
世の中の一歩先を行くような指名をしようと心がけて選んだ15頭です。

おまけ


最後にリスト上位に上がっていたけど、指名に至らなかった馬、
そしてドラフト用のリストを載せておきます。
リストの馬体重の欄は書籍等で得た情報もありますので、伏せておきました。
ご了承ください。

テーブルロンドの2022

父:ドゥラメンテ
母:テーブルロンド(10)
(Astronomer Royal)
黒鹿毛
2.29
厩舎未定
野田みづき
ノーザンファーム

ドゥラメンテの当たりパターンと合致。
血統的にはかなり取りたかった一頭だが、馬名と厩舎が未定で日和ったパターン。
牝系は凱旋門賞を連覇したトレヴなどがいるTrillionの一族。

ソフィアエール

父:Kingman
母:Sivoliere(8)
(Sea The Stars)
黒鹿毛
4.4
[西]杉山晴紀
KRジャパン
Healthy Wood Co. Ltd

上が順調に取れすぎて余ってしまった一頭。
父はNHKマイルを勝ったシュネルマイスターなどを出した注目の種牡馬。
Green Desert3×4

ドゥヴァンスマン

父:ハービンジャー
母:メルヴェイユドール(13)
(フジキセキ)
栗毛
3.31
[西]矢作芳人
G1レーシング
社台コーポレーション白老ファーム

同じく補欠上位だったが、指名に至らず。
母系はステイゴールドやショウナンパンドラでおなじみのゴールデンサッシュの一族。
某掲示板では当たりコメントとされている「体幹が強い」コメントが出ていた。

ルモンドブリエ

父:エピファネイア
母:ラクレソニエール(7)
(Le Havre)
黒鹿毛
3.26
[西]友道康夫
社台レースホース
社台ファーム

それなりに上位で消えると思ったが、友道の連覇はないと思ったか、社台のアレルギーがあったか、誰も指名せず。
たしかにノーザンに水を開けられた社台だが、単にディープインパクト産駒と合わなかったという見方もできる。事実今年は二冠牝馬を出していて、ここから逆襲があってもおかしくない。
母系はディープインパクトを出したHighclereの牝系。
Sadler's Wells4×4


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