見出し画像

口コミネットワークビジネスのABCは違法行為?

ネットワークビジネスで耳にするABCの意味
Aは、【Adviser】の略です。
説明する役の人、つまり自分の紹介者や更にその上のアップのことです。
Bは、【Bridge】の略です。
橋渡し役の人、つまり見込み客を連れていく人のこと
ここではあなたをBと仮定してご説明します。
Cは、【Customer】の略です。
見込み客、つまりあなたの友人や知人です。

口コミのABCの仕組み
ABCの流れはこうです。

まずBであるあなたは、適当な理由を作り友人Cさんをファミレス等に誘います。

そこでは説明役であるAさんが、すでに待ち構えています。


そこでBであるあなたは、説明役であるAさんに、友人Cさんを紹介します。

Bのあなたはこのビジネスの初心者です。

なのでアップのAさんが、あなたに代わって友人Cにビジネスの説明をします。


AさんがCさんに説明している間、あなたはAさんの話し方などを学びます。

そして将来Cさんが新しくDさんをリクルートする時

今度はBのあなたがA役になります。


この繰り返しで組織が広がる仕組みがABCです。

(ここには当然「テコの原理」が働きます。)


ABCに欠かせないティーアップ
Aさんが説明している間、Bのあなたは何もしないわけではありません。

あなたの役は、Aさん、Cさんの発言に対して頷いたり、場の雰囲気の盛り上げ役です。

また、事前にAさんの情報を、Cさんに伝えておくことも要求されます。

この流れをティーアップと言って、Cさんの参加確率を高める重要な仕事なのです。


口コミのABCは違法行為と紙一重
成功者が自分に代わって説明してくれる!

これは一見すると、確かにすごい感じがしますよね。

自分に確信があっても、ビジネス初心者では相手にされないからです。


実績のある人が話をしてくれるなら簡単に説得できる!

こう考えるのもある意味理解できます。

一見合理的なこの勧誘方法ですが、実は、違法行為と紙一重です。


それは見込み客を連れて来るさい、予め内容や目的を明確にできないからです。

詳しいことはAさんから話すことがABCの鉄則です。


しかし日本には特商法という法律があり、MLMの勧誘行為をするときには

事前に会社名や内容を全て告げなくてはならないというキマリがあります。


でも事前に詳しく説明していれば、おそらく来る人はいないでしょう!

そこで会う目的を明確にせず、いきなりボスキャラが登場してくる (^_^;)


これがABCの実態であり、トラブルの原因です。

あなたは友達を騙して連れて来る事で、間違いなく信用を失います。

演じる自分が嫌になり、必然的に続かない人が多い原因の1つです。