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大切なことを、大切に生きたい

これもずっと下書きに放置してた。
もっと言葉を紡ぎたかったんだけど、あえてこのまま、放してみる

9月末に1週間お休みをいただき
コロナの状況と、すごく迷いもあったけど
どうしても今の自分にとって大切なことがあったから
地元の東北を旅してきました

大切なばしょ、ひとたち
いとおしさがあふれる
大切なことは、ちゃんとここにある


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コロナの中、もちろん普段から警戒は最大限にしているつもり
それでも、やっぱり、どうしても大切なことを大切にしたい
こんな状況の中でも、お互いに思いやりながら
それでも一人一人にとって本当に大切なことを
大切にできる世界でありますように

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東北をまわりながら、ふーっと深呼吸した

“私はどこで生きるんだろう”
最近、この問いがよく頭に浮かぶ

今回の旅の大きな理由の一つは、その問いを見つめたかったから
これまで私はやりたい”コト”で土地を選んできた
やりたいことがある大学で関東へ、やりたい仕事で三重へ
これまで“コト”が先に来ていたけど
最近”ばしょ”の力の大きさを感じることが増えた

空気感、におい、色彩、四季、土地に生きてきた人の歴史
“ばしょ”の力を、感じながら生きたい

(地域にU/Iターンした若い方や、関係人口的に住んでいない地域と関わりを持っている方がいたら、いろいろお話聞きたい気持ちです。)

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どうしても行きたかった、reborn art festivalも2日間じっくりと。
今回のテーマは”利他と流動性”
 (詳細はこちら https://www.reborn-art-fes.jp/ )
アートの力に、たくさん心を揺さぶられ
ことばにならない勇気をもらった

4月からは春会期もあるそうです
コロナの状況わからないけど、
よければぜひいつか、訪れてほしい芸術祭です

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(reborn art fes のシンボル作品 "white deer")


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そこで生まれ育ったひとの、大切なばしょを案内してもらう
その場を前に、足がすくむ
肌に感じる空気が変わる
静かに、心が穏やかになり、
でも同時にとても熱いものがこみあげてきて、
そこにいるだけで、涙がこぼれる
言葉にすることを諦めるほど、言葉にできない力をもった
特別なばしょに、出会わせてもらった

“いちばん大切なことは、目に見えない”とキツネが星の王子様に言った
“言葉にできない”大切な何かを、小田和正さんが歌った
そんな、目に見えない、言葉にしきれない大切な何かが確かにあって、
いま、心が包まれている気がする。


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すごくほっとして、あたたかいものが心に宿った
だからか、同時に
久しぶりにもう少しだけ頑張りたいと思った

以前みたいに、今の自分を否定するわけでもないし
自分に負荷をかけて無理するわけでもない
けど、もうちょっとだけ、頑張りたくなった
もっと、自分の表現をして、生きていきたい
そう誓う、大切な大切な旅でした

(写真は住んだことはないけど大切な地元のばしょ、宮城の東松島市)

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