見出し画像

将棋で集団に入っていく

 前回の連載でフラワーパークで
ボランティアを始めたことを書いたのだが、
その翌週から将棋教室にも通い始めた。

 今は色んな人と接触するのは気が重いのだが
無理矢理でも人と触れ合っていないと
マズいことになるという気持ち。
 気を遣わない場所ですら足が
向かないとなると、自分の人生マズいことに
なるぞと本能の雄叫びを聞く。

将棋を打つのは多分30年振り位。
 自分の小さな小さなプライドに小学生時の
将棋大会準優勝というのがある。
 今でも誇らしい小学校時代の思い出なんて、
これ位なもんだよ。


 それ以来将棋とは縁のない人生を
歩んできたのだが。
 その小さなプライドが又こうやって将棋教室に
向かわせてくれた筈だから成功体験大事。

駅前のタワーマンションにある集会所が会場。
 参加者は予想通り老人の方が多いが、
未来の藤井聡太でもある子供達も結構いたり。
 働き盛りである中間年齢層が
すっぽり抜けている印象。

 初心者扱いなので最初は小学校低学年の
男の子と将棋した。
 30分超えの白熱した勝負になり
正直すげえ楽しい気持ちに。
 そもそも独身の自分は子供と
接することがほとんどなかったので、
子供と本気で試合をしているのが新鮮で。

 ベテランの人たちとも対戦していく
訳だが当然負け続ける。
 対局した全員に負けて「参りました」を
何度も口にする。
 翌週から対局中教えてもらったことを
実践していたら、守りが固くなり
簡単には負けなくなる。

 毎週日曜昼13時開始の将棋教室に
足が向くように。
 集団に入って何かするのを
当たり前にしていかないと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?