横浜ロマンスポルノ'24 感想など
ポルノグラフィティの単独ライブ、ロマンスポルノに参戦しました。
横浜スタジアムで行われた1日目(9/7)と2日目(9/8)に行ってきました。2日目は25年前にアポロをリリースしたデビュー記念日です。私はロマポルおよび野外ライブは初参戦です。
今回はロマポルのレポートや感想を書いていきます。各日程の終演後、ホテルで一人、Highになった状態でライブで感じたことをメモにばぁーーーっと書いていまして、夜中の3時ぐらいまで。だって眠れなかったんだもん。そのメモを清書してお届けします。
衣装について
横浜は両日同じ衣装でした。昭仁さんは緑の上着を着ていました。衣装特定班曰くプラダだそうです。プラダを着た岡野です。晴一さんは薄い桃色のヒラヒラした上着に、黒の巻きスカートでした。育ちのいいチンピラというイメージ(褒めてる)
1日目
アンコールでのメンバー紹介時、昭仁さんのギタリストの言い方が「ギタリッスト」だった。ff:フォル"ティッシモ" みたいなイントネーション。いつもは「ギッタリスト」という認識。
スタンドから見えた景色
1日めの席は晴一さん側のスタンドでした。
ライブ前半、晴一さんが(昭仁さん側の)ステージ端から中央に戻る時に王者の風格があった。あれはキングだ。
それから、サポメンと息を合わせて曲を終える際の仕切り方とかは、スタジアムのあの空間全てを支配するような感じがした。あれはキングだ。
ステージの前に送風機でもあったのか、ヒラヒラした衣装が風になびく場面が何回もあって、昭仁さんの上着も肩ちらしてた。あれ二の腕の絶対領域も視認してたらその日が私の命日になってた(別ジャンルの最推しの面影を見て)。
ギター弾く晴一さんかっこよかった。晴一さんみたいにエレキギター弾けるようになりたい。アコギを習得して、エレキを買って。エレキは黒テレがいいな。黒テレを弾けるようになって名実ともに晴一狂と名乗れるようになりたい。ライブ前にフォロワーさんたちとわちゃわちゃして、そうしたファンの輪に入ると、自分の晴一推しの熱量が相対的に低く感じてしまって。私は晴一さんのことが本当に好きなのかと、自分がブレる。それでも、晴一さんの考え方に触発されて、それが自分の価値観になってるのは確か。
今回のセトリにはFLAG、むかいあわせ、ギフト、THE DAY、ひとひらがありました。背中押す系の曲が多くて、自分が変わっていくタイミングなのかなと感じました。因島に住みたいという漠然とした憧れがあって。これは行けということかな。むかいあわせ、ひとひら、今回のライブで好きな曲になりそう。
アゲハ蝶のイントロが始まってすぐに手拍子が一致して、ファンの統率力に引いた。
解放区
本編最後の曲は解放区。昭仁さんが、私たち(ファン)がいるからわしらもここにいる、みたいな話をして。解放区はポルノの二人と、私たちファンが作るライブ空間という解釈でよいのだろうか。昭仁さんが、ここがわしらにとっての解放区です!って話していた気がする。
そうなると、「この国は終わらない 私とお前がここにいる限り 終わりはしない」という歌詞は
私=ポルノ、お前=ファンということでしょうか。そう解釈したうえで「この国は終わらない」の瞬間に花火が上がって、泣いた。周りは腕を振り上げてる中、私は涙が止まらなかった。
因島の曲をやるというMCの後、狼のイントロを察知して変な声出た。寿命終える前に狼を生で聞けて良かった。
スーパーハルイチタイムなるインスト曲の螺旋。ステージ左右のモニターの渦みたいなエフェクトが良かった。
ゾンビの曲で炎の特効があって、スタンドにいても熱気がすごかった。
「清らかな水をくれ 焼け着くこの喉に 声が嗄れるほどに叫んでいるのだけど」という歌詞があって、因島でもこの曲で同じ特効があったなら、あの過酷な暑さの中「そりゃ清らかな水をくれってなりますわな」と思った。(因島ではゾンビやってないそうです)
設営事情
ライブ設営の前日まで横浜vs広島の3連戦がありました。広島は3連敗。
晴:…もしかしてこの後もカープの話が続くんかって思ってる?
昭:お客さんが警戒しとる
最終日(9/5)は試合が11回ぐらいまでもつれて、翌日設営なのに1時間ぐらい押したとのこと。
因島では数日かけて設営するスケジュールだったのが、横浜ではおそらくそれ以上の規模のものを1日だけで組み立てるというのだから、それまでに資材や要員の準備とかしてたんだろうなと想像していました。実際には作業時間がさらに減ってしまっていたのを聞いて、「ひえっ」となりました。
話の噛み合わないグラフィティ(day1)
16時ちょっとすぎたところで入場して、1日目の座席(スタンド)は西日がきつかったです。
MCで日差しの話になって、晴一さん曰く、時間帯によって日差しがまぶしいという不平等が起きないようにスタジアムの向きが設計されてるのだと。太陽がまぶしくてフライが取れない!という事が起きないように。
この時「太陽が向こうに沈んでいく」「西ってどっち?」という話が嚙み合
わないグラフィティ(day1)が見れました。
炙られるグラフィティ
横浜スタジアムは建物とかで日影ができたりするものの、一方の因島の会場は
昭:野っぱら!
因島は来島から会場入りまでが開催側が手配する護送車バスでの移動と、いくつか約束事がありました。そうした来場者の考慮や動線のことを考慮していたら、ステージの向きまでスタッフの考えが回らなかったようで
晴:(ステージの向きが)真西!!
因島公演は14時開演で、お客さんが太陽を背に受ける感じに、ポルノはステージの上から太陽に向かい合う状態だったとのこと。(私は因島公演チケットご用意されず)
晴:50を前に鼻の皮が剥けた
昭:日焼け止めは塗っとんたんじゃろ?
晴:塗ってた
炎の特効のあったOLD VILLAGERの後のMCで
昭:炎の演出は因島でもあったが、わしらを殺す気かと思った。
岡野くん出馬するんだってよ
アンコールはスタッフの運転する車でステージを移動しました。外野側のメインステージから、ホーム側のステージとなりました(私からは遠くなった)。スタンド前の道に沿っての移動で、行きは昭仁さん、帰りは晴一さんを間近で見ることができたました。あれは目が合った(かもしれない)
大漁旗を振って車を先導するスタッフがいて、その人はマネージャーかラバップのスタッフだったか。スタッフへの感謝を忘れない昭仁さんがきちんと紹介をしていました。運転手は楽器の運搬をするなべちゃん。
移動中の昭仁さんは選挙活動の挨拶のそれでした。
1日目の昭仁さん:ありがとうございます。サンキューeverybody
2日目の昭仁さん:ありがとうございます。ありがとうございmちびっこ!ありがとうちびっこ!ありがとうございます。総じてありがとう。ありがとうございます!少年!少年ありがとう!ありがとうございますまたちびっこ!ちびっこありがとう!
ちびっこや子どもに優しいぱぱ仁さん全開でした。
昭:あっここ関係者いっぱいおる恥ずかしい。いったん素に戻る…
ホーム側が近くなって関係者席の前になったら急に恥ずかしくなってました。Tamaさんや本間さんが来てたらしい。あとflumpool。2日目は元サポメンのNAOTOさんも来ていたようです。
新曲 ヴィヴァーチェ
アンコールでは新曲のヴィヴァーチェが披露されました。音楽用語でいうめっちゃ速くという指示でしたよね。活発にという意味だそうで。
メロディと歌詞は頭から飛んでっちゃったので、リリースを待つことにします。
演奏中、歌詞はどちらが書いたんだというのを考えてました。晴一さん作詞の暁の「あゝ」が出てきたところで晴一さんと確信しました。
答え:昭仁さん作詞、晴一さん作曲
自称晴一担の自分、修行が足りませんでした。
そういえば曲の紹介は昭仁さんが説明していたな…。
推しが推しのことを推していた件
昭:ガンズ・アンド・ローゼズとかエアロスミスとかクイーンとかがスタジアムのステージで演奏しているのを見て___
それに憧れた、自分もそうなりたいという趣旨の話をしてました。
私はQueenも好きで、このたび推し(ポルノ)が推し(Queen)の事を推していたことが分かって、自分の中で全てがつながりました。そうか、ポルノにはまることは必然だったのだと。もっと言えば、Queenとポルノの間にガンズ・アンド・ローゼズ(未履修)がいまして、約束された沼があります。怖い。
ぽるの学園
晴:(マイクを持って)なんか、先生みたい
昭:スタンドマイク持つと先生みたいになるじゃろ
アンコール前後の挨拶。晴一さんから。
晴:横浜スタジアムは今回で5回目?過去にできたことを今もできるという事は、自己ベストを更新しているという事。20代のころに食べるカルビと今食べるカルビって違うじゃん?!20代のころに食べてたカルビを、今も食べられたらすごいじゃん。
じゃあ次は校長先生の話に行きたいと思います。校長先生お願いします。校長先生は?
ファン:昭仁~~~~!
晴:ボーカルは!(1回目で挫折した)
ファン:昭仁~~~~!
昭:ライターさんにもTwitterにも、校長先生みたいッて言われた。
晴:そこ携帯いじらない!(自分は学年主任という設定)
ここで昭仁さんが洋楽アーティストの話をしていました。
2日目
日替わり曲
Jazz upやるなんて聞いてないよぉ。
前日の、幸せについて本気出して考えてみたに替わってのJazz up。ポルノグラフィティのとってもPORNOGRAFFITIな曲です。昭仁さんは「片手でボタン外された」でボタンをつまみ、「乳房求めて」で自らの胸を揉むパフォーマンスをしていて、あれはダメだった(褒めてる)。
こんな刺激の強いパフォーマンスを因島でもやったのか?そもそもこの曲を因島でも披露したのか?地元の人も聴きに来てるかもしれないホームでのライブでそんなことしたのか心配になりました。安心してください。因島でもばっちり胸を揉みしだいていたそうです。歌詞に土生港がでてくるので因島でやるのは確定事項だったのかも。
ライブ前後にはXアカウントの鍵を外していて、その状態で乳揉みの投稿をしたもので、私史上最もリアクションがありました。雄っぱいのちからってスゲェな。(noteでどこまでPORNOGRAFFITTIな話して大丈夫…?)
日替わり曲が 幸せについて本気出して考えてみた/Jazz up なのはおかしいて(褒めてる)
まさかJazz upのコーラスに参加する日が来るなんて思ってなかったよ。ヒトリノ夜の最後も、歌詞に載ってない英語のフレーズがありまして。昭仁さんがみんなで歌えそうなのを察知して「ここも歌える?!歌って!」となってみんなで歌いました。
君は何%
最初のMC。25年間音楽で食べてきた晴一さん。人間は食べたもの(=ポルノとして作った音楽)で作られるという事で、代謝について調べてみました。すると体全体が生まれ変わるのには5年かかるとのこと。つまり晴一さんはポルノでいる間5回生まれ変わって、今の晴一さんは100%ポルノでできています。
晴:お前はソロ活動してたから99%じゃ
昭:あなたはミュージカルやってたから97%じゃ
THE 野党もやってたから90%という言及もあった模様(この辺私は聞き取れず)
晴:それじゃあ今日100%になるように頑張ります!(拍手)
ミュージカルの仕事なども含めて、自分はポルノとして活動しているという意味に聞こえてよかった。
話の噛み合わないグラフィティ(day2)
昭:ハマスタでのライブは今回が5回目ということで
晴:5回目?
昭:2006年(キャッチザハネウマ)、2008年(10イヤーズギフト。伝説の豪雨ライブ)、2014年(まどわず)、2016年(THE WAY)、で2024年
晴:あっ、そういう数え方?公演回数でいうと、今日で10公演目?(毎年2公演として)
昭:5ロマンスポルノ
昭:今までハマスタで5回ロマポルをしてきて、その中で今日が一番おだやか(天候の意味で)。夕方から夜にかけて雨の予報だったりゲリラ豪雨が来るとか言われてたけど大丈夫だった。…ってこのあとはどうなるか知らんよ!?それは天変地異だから。
何回もフラグを立ててくる岡野くん。
ポルノが野外ライブをやると雨だったりゲリラ豪雨があるということで、暑さ対策の他に防雨対策もして臨みました。合羽を持ってきたけど、使うことがなくてよかった。
おねだりグラフィティ
この日は昭仁さん側のモニターの調子がライブ開始直後から調子が悪かったです。それを直すための時間稼ぎのためか、前述の5ロマンスポルノのMCなど、1日目よりもMCの時間が多かったです。
これまで何度かハマスタでライブをしてきて、増築されたよねと話していたり、スタジアムの近くに建設中のタワマンを見て
昭:あのタワマン誰か買って~。最上階のワンフロアぶち抜いてみんなで野球観よう。
晴:ライブ観るならあっち側のビル(東横インの隣、大関商事の広告がある建物)がいいよ。あっちのビルも買って~。
そんなこと言ったらファンのみんなでちょっとずつお金を出して買いそう。呼びかけられたら私もお金出すかも。
なお、建設中の建物はマンションではなくてホテルになるとか。
因島でみんながフライングしたっていうのは結局どこだったの?
因島公演の配信で昭仁さんがお客さんに着席を促して、この後の曲で立つタイミングが分かるから、察して!と話していました。結果はフライングだったそうで。THE DAY1番がアコスティックヴァージョンで始まり、お客さんはそのタイミングから立ってしまったのだと。前方から順々に。THE DAYソロ終わりの晴一さんかっこよかった。回転したり。どこかの曲でお立ち台に立ってて、それもかっこよかった。ヒトリノ夜だったかな…。
Mアワの「ミュージシャンも」以降の昭仁さん超絶早口のフレーズ。聞き取れる滑舌で発音していたのでしょうが、私の脳の処理が追い付かなくて何言ってるか理解できなかった。
今宵の最後のロングトーンやばかった。照明の演出好き。
アリーナ席から見たステージ
2日目はアリーナB14でした。前日は晴一さん側のスタンドだったので、2日目に初めてステージの全容が分かりました。九龍要塞みのあるパンクな遊園地、楽園という雰囲気のステージ。街の舞台は、日が沈んでいく時間帯にあったギフトの「街のシルエット」という歌詞が活きていました。
THE DAY後に照明が落ちて、その頃には日が沈んでいたので真っ暗になって。その状態からの螺旋→ぞんび→今宵月が、の照明の演出がかっこよかった。
螺旋ではスクリーンにステージ上の「ぽ」の飾りが映り、今宵ではAメロとサビ、Bメロで照明のコントラストが印象的でした。建物の舞台の窓からもライトが光って。アルバム「∠TRIGGER」にちなんで白!黄色と黒!という感じだった気がする。
1日目はステージ上の照明の飾りがライオンのたてがみに見えて、今回のライブのナビゲーターのらいおんはっさくんから連想したのかなと思いました。ばばーん!(お客さんいじりで登場する際のはっさくんのかけ声)
続・ぽるの学園
晴:みんなが静かに聞いてたら話は1分で終わります。騒いでいると60分話すことになります
ファン:(めちゃくちゃ騒ぐ)
昭:60分しゃべってみ
60分は話さないにしろ
晴:最初は俺たちドーンって行ったじゃない?(左手を下から斜め上にドーンとする動き)
ドーンという動きが可愛くて。1回目以降は向き先を変えて
晴:こっちでもやろう。ドーン(同じ動き)
1日目のカルビの話と同じように、デビュー時と変わらない動員数で今もライブができてよかったみたいな事を話していたような。
晴:学年主任からの話は以上です。続いて、校長先生のお話です
昭:めんどくさい設定じゃな
晴:それでは校長先生、お願いします
昭:えー、校長の岡野昭仁です(声色が70代ぐらいのおじいさんの声)
20周年の時には1つの山を越えて、その先の景色は見えなかったものの、25周年の今は、ファンのおかげで山を越えた先の景色が見えた、と話していました。
ファイナル
ホーム側のステージでの演奏を終え、車に乗ってメインステージに戻るやなやジレンマのイントロ。晴一さんはギターの準備があるので急かされている感じもあって面白かった。
サポメンは前回のワズビルと同じく、ギターtasukuさん、ドラムとむさん、キーボードみなちんさん。そしてベースは、帰ってきた須長和広さん。
ジレンマでのサポメンソロ回しでは、2日目の須長さんはサウダージのイントロのベースラインを弾いてた。1日目はそういう頭で聞いてなかったので分からん。
2日目のジレンマも終わって公演終了!といったタイミングで競馬のG1みたいなワズビルのファンファーレが流れて、ウグイス嬢によるメンバー紹介、売り子さんからビールをもらって、会場のみんなと記念撮影をしました。
ビールは、
岡野・一気に飲み干す・昭仁
新藤・無理しない・晴一
という感じ。
みんなでと言えば、アゲハ蝶のラララのとこで昭仁さんがステージから私たちのコーラスを録音していて。わしらの宝物にしたいんですと言ってくれてうれしかった。お立ち台に座って休憩している晴一さんも
昭:晴一くんも撮っちゃお~
と機械を向けていて楽しそうだった。
周年のライブということで、みんなでお祝いできる機会に参加できてよかった。
あの場所が私たちの解放区。これからも推していきます。
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