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人を嘲笑わば、穴二つ|おやすみリランジェ#78 |stand fm|2021.08.25

※この記事はstand fmで2021.08.25に放送した「おやすみリランジェ」の内容の文字起こしです




こんばんは。おやすみリランジェ、amour parfumの愛香です。
寝る前の少しのおしゃべり、お付き合いください。

暑い。湿気がすごい。先日までの連日の大雨で地中に染み込みまくっていた水分がようやく出口を求めて蒸発しているんでしょうかね、とにかくまとわりつく湿気。

うちの周りでさえそうなんですから、各地土砂災害などあった地域の方にとってはどんなにか大変なことだろうなと思うと言葉が出てきません。


どこから手をつけていいかわからないぐらいの土砂流入とか、ガレキ撤去とか、この晴れ間のうちに!と連日がんばっておられるんだろうな…と思うと、本当に頭が下がります。


そして、ニュースを見れば医療崩壊の現状を伝えるレポートに、こんなことってある?というような凄惨な事件事故のオンパレード。

昨日のおやすみリランジェでもお話ししましたが、もしかしたら一番見ることがしんどくなってるのは私かもしれません。苦笑



だからこそ、本当にバランス感覚が問われるなあと思う今日この頃なんですが。


なんのジャンルの話題でも通用すると思うんですが、たとえばAという事案と、対極にあるBという事案があった時に、どちらのことも食わず嫌いだったり脊髄反射で拒絶!ということではなく、まずは概要をざっとでもいいから把握しておいて、

どちら側のガチ勢のことも頭ごなしに否定するのではなく、その背景を推し量りつつ、どちらともソーシャルディスタンスを取る(ように心がける)。



こんな時代ですから心も体も弱ってしまった時にふと、藁をもすがる気持ちで目の前にあった何かに飛びついてしまうことってあるあるだと思うんです。またそれが本人にとって黒歴史になってしまうなんていうこともあったりね。


さらにそれゆえに今度はいわゆるガチ勢からアンチへと形態を変化して、過去の自分への戒めも兼ねて大きな声で嘲笑ってしまう、ということもあるあるだなって最近思うことが増えました。

やはり自粛に次ぐ自粛、制限に次ぐ制限、という先の見えないトンネルの中にいるような今だからこそ起きている、あるあるなのかなと思いますが。



ただね、「人を呪わば穴二つ」という慣用句やことわざが昔からあるように、「人を嘲笑わば穴二つ」なのかなと。


一寸先は闇とはよくいったもので、誰しも、日常の中のちょっとしたボタンの掛け違えや、積み重ねてきた様々な理由によって足を踏み外してしまうなんてことは長い人生の中であります。

その大切な純真さや知性、時間やお金までもを差し出していることに気がつかないで、人生回り道してしまうこともね。



でも、そのことを外から嘲笑うことは誰もできない、もしかしたら自分だったかもしれないし、もしかしたら家族だったかもしれないし、もしかしたら現在進行形で抱えてる人だっているかもしれないし。

嘲笑うことでバランスを保っていて、今それが一時期必要なんだという方もいるのかもしれないけど、やっぱり「人を嘲笑わば穴二つ」なんじゃないかな、って。

これも一種の「セルフネグレクト」の形なのかもしれないなと。

そんな風に、つらいニュースにまつわる様々な意見やつぶやき、ガチ勢から初心者まであらゆる雑多なSNSのタイムラインを眺めながら思ったので、今夜はそんなことをおしゃべりしてみました。

多分、みんな孤独だからね、そうなるんだろうなって思ったり。

私だって、それはもしかしたら私だったかもしれないので、人様を指差してはちょっと嘲笑えません。


でも、これが自分自身であっても同じ。穴は一つかもしれないけど自分を嘲笑わば穴に落ちてしまうんじゃないかなと。


嘲笑わず、落とさず、幸あれと祈れる自分でいられるように、そしてどこともソーシャルディスタンスを取れる自分でいられるように心がけたいなと思う夏の終わりです。



ちなみにどうでもいい話、サムネイル画像のような、食べ物やお弁当にお目目をデコレーションしているようなのは、ちょっとかわいそうで食べられないんです。
銘菓と呼ばれる「ひよ子」まんじゅうも無理。でも、たい焼きはなぜか大丈夫っていうね。なんでやねん。笑


ではでは。
今日も一日、おつかれさまでした。
ゆっくり目も脳も、肌も体もゆるめて、深呼吸。

また明日。
朝、おはようリランジェでお耳にかかれることを楽しみにしています。

おやすみなさい。


#standfm   #しめつけない  #ランジェリー #リランジェ  #amourparfum


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