見出し画像

擬似ハイランダーエルフの勧め

初めまして。あもとと申します。実績としては、60thローテのランクまで2位、エルフ勝利数1位でした。

感触の良いラティカエルフが出来たので、構築や各カードの感想等を書いていきます。少し長いですが、最後まで見ていただけると幸いです。

まずは、構築のキーカード紹介から。

1. 万緑の回帰•ラティカ

画像3

このデッキのリーサル手段です。このカード含めて12プレイする事で、8×2=16点のダメージを出すことができます。基本7ターン目にリーサルを目指して動いていくことになります。

2. 邪弓のエルフ

画像4

デッキのカードの種類が20種類以上なら、フォロワーに6ダメ、3ドローの強力な効果を持っています。今回はこのカードに着目して構築しました。

・構築と経緯

画像1

画像2

擬似ハイランダー構築で、必須パーツ以外はバラバラです。コンセプトは、27種類のカードを入れる事で、先4で邪弓のエルフの強力なドロー効果がほぼ確実に働きます。先攻の場合、4ターン目までに引くカードは7枚です。その内に邪弓のエルフが1枚あるとすると、プラスで1枚ドロー効果で引いていても、確定でデッキのカード名が20種類以上になります。ドロソや疾走札を除けば、ピン刺しカードは1コスを多くし、リーサルターンのプレイ枚数稼ぎの邪魔にならないようにしています。

初めは擬似ハイランダー構築でなく、以下の構築を用いていました。こちらも十分ラティカエルフとしては完成度が高いと思います。

画像5

この構築を使っている際、既にカードの種類が18種類ある事、必須パーツ以外はドロソが強ければ、ラティカのカードパワーで勝てることに着目しました。そこで、邪弓のエルフの採用に至りました。

実際、ラティカ軸でのデッキの必須枠はこちらです。

画像6

ラティカはリーサル手段、アリアとフォレストフェアリーはウィスプ生成、悪神とウィンドフェアリーはウィスプバウンスでプレイ枚数稼ぎに必須です。又、ラティカだけでは16点しか出ず、残り4点足りません。そこで、1コス疾走ウェルダーを採用する事で、残りの打点を確保しています。

・マリガンと各カードの採用理由

マリガン、各カードの採用理由、不採用カードの理由を話していきます。もう一度今回の構築を貼ります。

画像7

画像8

マリガンは先後共通でラティカ、ワンダーツリー+(ブラストフェアリーorブロッサム)、対守護ビショはアリアです。先行は邪弓のエルフとアイアロンの残骸、後攻はアリアをキープします。ラティカが見えている場合、アリアとフォレストフェアリー、ラティカとウィスプ生成カードまで見えていればウィンドフェアリーもキープします。ウィッチ相手だと混沌の流儀警戒でウィンドフェアリーをキープします。

以下、ラティカ以外の各カードの解説です。

・邪弓のエルフ

画像11


このデッキのコンセプトカード。パーツを集めるデッキの関係で、3ドローが強力ですが、4コストで重いので2枚。基本的な考えとして、引かないと勝てないカードは3枚採用、1枚引ければ良いカードは2枚採用にしています。
このカードが見えている時、4ターン目に3ドローして手札が8枚になるように調整します。具体的には、4ターン目のドロー含めて手札が6枚になるようにするので、ドロソと手札を捨てるカードのバランスの良い採用が大事です。

・記憶の軌跡

画像11


1コス1ドロー、平均3回復できるカード。ドローは勿論、回復効果がかなり強いです。ラティカエルフは耐えながらパーツを集め、7ターン目を目標にリーサルを目指すデッキです。そのため回復効果は純粋に耐久力が上がり、勝率に繋がります。

・ナテラの未来

画像12


ラティカリーサルターンには12プレイ必要で、(12−[プレイを盛れる回数])ターン目がリーサルターンになるのが前提です。しかし、プレイ枚数を盛ったとしても残りのppを全て1コスで消費必要があります。
このカードは1枚で1コス×3回のプレイ回数を稼ぐ事ができ優秀です。又、後述の自然カードとの相性も良いです。他にも、3ターン目にやることがない時はナテラを割ってドローもできたり、盤面に置いておく事でバウンスの対象にできたりと、優秀です。

・天使の加護 

画像14


守護ビショやラスワネクロのクリストフ後の回答になります。ラティカに付与すると守護無視で16点リーダーに与えることができます。アリア進化が前提ですが、フェアリーやウィスプのラスワ1点×4を準備できれば、これらの相手にも勝つ手段になります。他にも、7ターン目に悪神を設置すると、リーダー付与能力で実質4プレイ盛ることができ、天使の加護エンハンス4と±0になります。エンハンス4で+3+3効果が付くので、ラティカが11×2でリーサルを取ることができます。

(リーサル例)※悪神リーダー、アルバータ付与済み

画像9


画像31


もう一つの役割として、1コスで捨てられるカードです。このデッキはパーツを集める関係上、手札が溢れてトップの確認ができない時があります。より重要なカードを手札に残すため、単に捨てるカードとしての役割もあります。

・アイアロンの残骸

画像13

1コス×2回プレイを1枚で出来ます。又、温かな抱擁を確定サーチになっており、デッキ圧縮でパーツを引きやすくなります。リーサルターンにバウンスすれば、さらに1コス×2プレイでき、優秀です。リペアモードの回復で勝敗を分けることもあります。先行なら基本キープで、手札を減らさずに2ターン目までデッキ圧縮する行動につながります。

・フォレストレンジャー・ウェルダー

画像15


ラティカ以外の疾走札の1枚で、アクセラ2回打つ事でデッキから出てきてくれます。基本はリーサルターンまでデッキ中に温存しておきたいカードです。このデッキの場合エンハンス6を使うことはほぼありません。
アリア進化やアルバータ付与ができてない場合、このカードの召喚で1点、バウンス進化で3点でラティカの残りの打点4点を補うことができます。アリアやアルバータを引けない試合かつ、守護が多くない相手には迂闊に盤面に出したくないカードです。

・宿命の狐火・セッカ

画像16


1枚で1コス×2回のカードかつ、手に入るスペルで進化権を踏み倒せます。進化効果も強力で、大型フォロワーを取る際に役立たちます。このデッキではセッカポイント20貯まることはほぼなく、道中の盤面やプレイ枚数稼ぎのカードです。

・ブラストフェアリー

画像17


1枚で1コス×2回のカード。フェアリー生成とファンファーレ能力いずれも強力です。1ターン目に引いた場合、ワンダーツリーの受けを考えて素出しします。妖花の捕食者を警戒してもらう意図もあります。

・異端の孤独

画像18


1コスで2ダメ出るカード。融合すればプレイを盛るカードにもなります。融合対象は、ナテラの未来(大樹)、温かな抱擁、ラティカです。ラティカを探しに行くデッキの関係上、余った際に融合すると無駄がなく強いです。また1コスで捨てられるカードの認識もあります。

・英雄の覚悟 

画像19


基本4プレイ1ドローカード。手札を捨てる役割もあります。盤面に干渉しない1コスカードで、リーサルターンに盤面が埋まった際も活躍してくれます。引きがどうしょうもないときは、8プレイで無理に2枚引きに行くことがあります。

・奇跡の実り

画像20


セッカポイント10貯まれば、1ドローと回復も付いてくる強いカードです。1コス1ドローカードがあって、ラティカのプレイ回数に1コスが足りない時、見切り発車でドローに賭けることもあります。ピアシィに合わせれば相手の強い盤面を取り切ることも可能です。このカードとワンダーツリーが見えていれば、1ターン目から打つこともあります。邪弓のエルフが見えていた場合も手札調整に1ターン目撃つ可能性があります。

・輪廻する回生

画像21


無償進化付与のバウンス。ウィスプバウンスでプレイ枚数稼ぎに役立ったり、花束の妖精、フォレストフェアリーと相性が良かったりします。進化権がないときも、直接召喚したウェルダーをこれでバウンスすると、打点が補えるのが魅力です。

・花束の妖精

画像22


基本エンハンス4進化込みでウィスプを回収します。消滅効果も強力で、ベルエンジェルを当たらずに処理できたり、大型フォロワーを無償突破できます。場合によってはアリアより優先して進化を切りたいカードです。進化の条件込みですが、ウィスプ回収カードなので2枚採用。

・温かな抱擁

画像23


アイアロンの残骸からサーチするカード。基本2コス1ドローカードですが、融合をすると実質1コス2ドローカードになります。手札がひどいときは、ラティカを融合することもあります。

・ワンダーツリー

画像24


2コスで1ドロー、守護フェアリー出し、2回復カード。リソースがないとき、2ターン目に素出し後、3ターン目回収して再展開することが多いです。融合できれば最強ですが、盤面を残したくないときはあえて融合しないこともあります。

・閃光のエルフ・アルバータ

画像25


3コスと重いですが、付与できればリーサルの打点確保に役立つカード。3ターン目に手札を減らしながら盤面干渉できるのも強力です。個人的には外すならこのカード。

・幻惑のラクーン

画像26


3コストで手札を交換しながら盤面干渉できるカード。3コストが少ないので、ラクーンとアルバータで凌ぐために1枚ずつ採用しています。3ターン目にフォレストフェアリーを置けたら、ウィスプバウンス、ラクーンで2ドロー。

・フォレストフェアリー

画像27


出すだけでウィスプを回収できるカード。進化で2点回復。3ターン目に出して、輪廻する回生で回収すれば、無料進化とウィスプもう1枚の回収ができます。6ターン目に2枚置き進化で4回復。

・瘴気の妖精姫・アリア

画像28


4コスウィスプ回収&進化で盤面干渉が強くなるカード。ラストワードに1点がつくのも強力です。先行4ターン目にやることがない時、パスするぐらいなら出した方がいいと思います。

・凍土の女王・ピアシィ

画像29


6ターン目の動きが強力になります。7ターンリーサルを目指すデッキなので、6ターン目に盤面を強くしておくことは重要です。進化権を7ターン目まで置いておく役割、横並びへの回答としての採用です。プレイ盛り枚数が余っている時は、リーサルターンにウィスプウィスプラティカピアシィ等で入ると打点を補うこともできます。

・ゼノ・サジタリウス

画像30


1コス1ドローカード。バウンス時ドローも強力で、事故を防止してくれます。6ターン目に投げて盤面処理することも多く、守護ビショにも強いです。ラティカエルフの6ターン目は大事。

・荒天の雷神 

画像32


1コス1ドローカード。3コスアミュ割り。本体の疾走で混沌の流儀対策。様々な役割がありますが、基本は1コスで使います。

・原始の悪神

画像33


バウンスカードは、ウィスプとセットでプレイ1盛りカードです。(最大2セットまで)
リーサルパーツの1つですが、ウィンドフェアリーよりは気楽に使うことが多いです。ランダム3点は狂乱ヴの潜伏カードにも刺さります。ワンダーツリー回収してドローを稼ぐのは良くする行動です。

・ギガンティックブロッサム 

画像34


1枚で1コス×3のカード。強いです。腐ることもないので2枚採用。
1ターン目ならワンダーツリーの受けを考えて打ちますが、それ以外は温存することが多いです。ゼノサジやピアシィと同様、6ターン目にも役割があります。盤面ロックで実質2枚処理と、ダメージで次ターンのリーサルを楽にすることができます。これを投げた次のターン、アブディエルが飛んでくることが多く、盤面が楽になります。

・ウィンドフェアリー

画像35


ラティカエルフを支えているカード。これだけでプレイ+1盛り、ウィスプとセットで3盛りで覚えておくと良いです。進化で混沌の流儀ウィッチ相手の回答。
7ターンラティカリーサルにはウィスプ×2、バウンス×2あれば良いので、他バウンスが過多の場合には7ターン目までにウィスプ回収に使います。
ウィスプ×2、ウィンド×2、ラティカが5ターン目に揃えば、7プレイ盛り&1コス3枚で、1コス2枚あればラティカが走ります。

・アイヴィーキング

画像36


1コス1ドローカード。デッキに戻るので圧縮にはなりません。リーサル時にアクセラが足りず、ウェルダーが召喚できないのも防いでくれます。
リーサルターンに直接召喚できれば守護突破は勿論、バウンス対象になりバウンス後1ドローできます。これにかけて見切り発車することもあります。

以下、不採用カード雑記 

画像37


ウォーターフェアリー
手札管理が相手依存になる、ブラスト優先。

ゴブリン
手札を捨てれるカードで優秀。役割がそれだけ。

セン
0コス回収優秀。花束の妖精と比べ処理能力に劣る。

アマツ
ラティカ入れてバウンスできれば実質0コス回収。他に進化を切りたいカードが多すぎるため不採用。これを入れるならラティカ抜いてセッカ軸で良い。今回はあくまでもラティカエルフの記事。

流浪の指揮者、ベルエンジェル、アリサ
パーツ集めに優秀だが、2コス故にリーサルターンの邪魔になりやすい。

アラエル
コスト下げでプレイ枚数稼ぐより、ウィスプ回収で稼いだ方が良い。

妖花の捕食者、ヒーリングフェアリー
どちらも効果が強力だが、直接的なリーサルにつながらない(ラティカ軸なら)。どうしてもラティカターンの打点が心もとないなら、捕食者は入れて良い。

シードショット
基本2コス1ドローカードになってしまう。これを採用するなら流浪の指揮者、ベルエンジェル採用の方が良い。

妖精の賢者、ボーンビースト
どちらも3コスで効果が強力だが、盤面干渉ができない点で不採用。

妖精の先導者
1コスフェアリー2枚回収。4コスト過多になる、フェアリーが即時手に入らない、盤面圧迫のため不採用。

妖精の芳香
5コス4ドロー、溢れたカード枚数分4ダメージカード。邪弓のエルフと役割が少し被るが、盤面干渉に手札を燃やす点、コストがかなり重く4ターン目の役割がない点で不採用。

セタス
1ターン目、2ターン目とアクセラで凌げるのが魅力だが、それ以外の役割が薄い。6ターン目の強化にはなるが、アクセラ後のスペルが2コスなのが残念。

・終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。初めてのnoteなので拙い部分があればご了承ください。

セッカ&アマツの方が流行っていますがラティカも
まだまだやれます。使っていただければ幸いです。

あもと




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?