見出し画像

スピードラーニング意味ない説のウソ 日本の学校が教えない英会話術⑦

今回は勉強法について。

印象としては15年ぐらい前からかな

国内で「スピードラーニング」という勉強スタイルがボチボチ出始めまして

そんで、この5年~10年ぐらいの間にネット上を中心にスピードラーニングの商材のプロモーションがあちこちで見られるようになり

最近は少し下火になってきている気がしますね。

それでもまだ、スピードラーニングのプロモーションを見る機会はなくもないです。

大抵は「聞き流しているだけで英語が上達する!」みたいな触れ込みで、如何にも怪しそうな雰囲気が漂っています。

それに対するリアルな口コミとしては

意味ない

全然上達しない

とか、散々な言われようです。

実際問題ね、「聞き流す」だけで英会話ができるようになったら世話ないです。

んな訳ない。

でも、英会話能力(ヒアリング・スピーキング)を上達させるためのトレーニング教材としては、実は言うほど悪くないです。

スピードラーニング教材というのは、実は結構よく考えられていて、正しく使えば間違いなく上達します。

私の場合、学生時代に本屋で1000円ぐらいで買ったCD付きの教材でスピードラーニングやってましたが、結構役に立ちました。

なんかネットで調べると、一万円ぐらいの教材が売られていますね。

これは買ったことないのでどんなものなのかは知りません。

私なら絶対にそんな高いのは買わないです

正味、今でも本屋行けば1000~2000円ぐらいで売ってるんじゃないですかね?(アマゾンで確認したら、やっぱり売っているみたいです)

「スピードラーニング教材が全然役に立たなかったわ」という人は、たぶん英語力が教材のターゲットとマッチしていないのが最大の原因です。

まず、英語のドラマや映画を字幕なしで見て、7~8割以上聞き取れるレベルの人。

こういう人にとってはスピードラーニングはあんまり意味ないです。

当たり前ですが、そこまで上達したレベルの人をターゲットにしていない。

もしかしたら多少は伸びるかも知れませんが、そのレベルまで来たら、むしろ実戦で鍛えた方がいい。

外国人とガンガン会話してください。

次に、「英語は中学の文法レベルでわからん」という完全なド素人。

こういう人も、あまり向いてない。

まったく無意味ってことはないでしょうけど、はじめの成長度合いとしてはかなり遅いと思われます。

慣れてくれば伸びるのかな…?知らんけど。

さすがに中学レベルの文法や単語は本を読むなりして自分で勉強してください。

私がスピードラーニングがいいなあ、と思うポイントは、英語のリズムが身につくこと。

スピードラーニングは、日本語のリズム(拍)と英語のリズム(音節)の違いを体で覚えるには、非常にいい教材です。

聞き流しているだけでもそれなりですが、より効率を上げようと思うなら、流れている英文を文字で確認する作業を行うとよいと思います。

私はTOEIC650点ぐらいまではこれで伸ばしました。

なお、私自身はTOEICで685点を取って以降はスピードラーニング教材は触っていません。

そこからは国際学会で発表したり質問したり、懇親会で外国人研究者と話したりして英会話の練習をしています。

ちなみに、私の英語のレベルは英語ドラマや映画を見て、7~8割ぐらい理解できる程度です。

なんや、大したことないやんけ!

と、思いましたか?

はい、その通りです。

私は大学受験の受験生時代、とある模試で英語の偏差値31を叩き出したことがあるほど、英語が大の苦手でした。

大学受験の二次試験は数学と理科の点数だけで受かったようなもんです。

ぶっちゃけ今でも、研究のプレゼン聞いたり、専門分野の議論や日常会話レベルならそれほど不自由はしませんが、ネイティブに本気のペースで長文話されるとついていけません。

だって外国住んだこともないし。

今回のまとめ。

スピードラーニング教材は使い方次第

やるならまずは安いのを本屋で買うのが吉

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?