Chromebookでasepriteをビルドした話。

こんにちは。
今日はchromebookでasepriteをビルドしたので、詰まっちゃったところとかを書いていこうと思います。


必要なものをダウンロード

まずは必要なもんをダウンロードしていきます。
とりあえずターミナルを開いたら

$ git clone https://github.com/aseprite/aseprite.git
$ cd aseprite 
$ git submodule update --init --recursive

と、入力してください。
これでasepriteのコードをダウンロードすることができます。


次にasepriteのビルドに必要なものをダウンロードしていきます。
これもターミナルを開いて

$ sudo apt-get install -y g++ clang libc++-dev libc++abi-dev cmake ninja-build libx11-dev libxcursor-dev libxi-dev libgl1-mesa-dev libfontconfig1-dev
$ sudo apt-get install -y g++ cmake ninja-build libx11-dev libxcursor-dev libxi-dev libgl1-mesa-dev libfontconfig1-dev

と、入力します。これでOK。


最後にasepriteのビルドに必要なライブラリ「skia」をダウンロードしていきます。
これは「Skia-Linux-Release-x64-libc++.zip」このリンクを押せばダウンロードできます。


ダウンロードできたらフォルダを開き、「Linuxファイル」という場所に「deps」という名前のフォルダを作りそこに解凍してください。また、解凍したファイルの名前は「skia」にしておきましょう。


ビルドしていく

これで準備は終わったのであとはビルドしていきます。

まずターミナルを開いたら作業フォルダを作っていきます。
先ほどダウンロードしたAsepriteフォルダに移動したらこのように入力してください。

$ mkdir build
$ cd build

これで作業用フォルダを作ることができました。


最後にビルドしていきます。
先ほどダウンロードしたskiaのファイルの場所とコマンドに書かれているskiaの場所があっているかを確認し、このようにターミナルに入力してください。

$ export CC=clang
$ export CXX=clang++
$ cmake \
  -DCMAKE_BUILD_TYPE=RelWithDebInfo \
  -DCMAKE_CXX_FLAGS:STRING=-stdlib=libc++ \
  -DCMAKE_EXE_LINKER_FLAGS:STRING=-stdlib=libc++ \
  -DLAF_BACKEND=skia \
  -DSKIA_DIR=$HOME/deps/skia \
  -DSKIA_LIBRARY_DIR=$HOME/deps/skia/out/Release-x64 \
  -DSKIA_LIBRARY=$HOME/deps/skia/out/Release-x64/libskia.a \
  -G Ninja \
  ..

これでブワァーって文字が流れていきます。
エラーなどがなければ、

$ ninja aseprite

と入力することでasepriteのビルドは終了です。
お疲れ様でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?