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東京の生活、を生活に取り入れる

先日谷口つばささんの『東京の生活』を見に行きました。記録を残すのはやっぱり大切か。拙い(にも満たない)感想と忘れないためのメモですᝰ✍🏻 
たくさんネタバレがあるので配信見てから見てください。見てください、配信。ほら。

①東京の生活

あたしも東京来た時はこんな感じになる。東京だぁ〜〜〜、なんか大きい人いっぱいいるなぁ〜〜、大きい人が比較的多いなあ〜〜、なんつって。

全然渋谷か新宿だと思ってた。
うちの実家の最寄りも人がいないので自動改札機にテンション上がるよな!(もうそこは少年時代に済ませてありますが)
こんなキラキラした目で上京してきた子に声かけられたら眩しすぎて死んでしまいそう。
ワクワクかよ。

②終電

『終電を逃したらダメですよ?』
恋愛偏差値2?恋愛のサボテン?純粋の暴力?面白すぎる。ヘタレとはまた違う、キラキラ無知という暴力でぶん殴られてかなり好きなネタだった(一生LOVE宣言のボランティアサークルみたいな)。恋愛無知なのになんでそんな『終電で帰る』という信念があるんだ。なんだか愛おしい。好きになってしまう。神崎さんもそうでしょ。
焦っている時の身体の前でちょこちょこ動かすのとか、動揺して口窄めてしまうところとか、かなり良い。ウォーキングの予定、変すぎ。路上喫煙、確かにダメだ。東京なんか特にね。

某CMのように『キャー変態‼️』は女の人の声のイメージだから、男の人側があのポーズでこの言葉を大きな声で発している状況がすごく面白くて大好きだ。
海老名って住むとこあるの?SAしかなくない?コレが地方民の目です。可哀想に。面白すぎ!

③同窓会

わぁい!谷口つばささんのオタク!あかり谷口つばささんのオタク大好き!
同窓会でその服!?まさかの大学生…!?なんだよ職業:執事って!!執事って高卒でもなれるんだ… …等々全てにおいて変な状況すぎて最高だった。DECO*27はいつまで神曲を作り続けるつもりだ。

確かに『ひょん』に全てを詰め込みすぎているし、全てを詰め込むにしては余りにも滑稽な字面すぎる。ちなみに私はチャンピョンの“ピョン”に対しても同じような感情を抱いている(凄いことにしては可愛すぎると)。日本語の変なところを変だと語るのがかなり好きなので、共感し大爆笑でした。
田舎は結婚が早い、まじでそう。でも学生時代の友達いなくて呼ばれたことないからみんなの状況知らないな、と軽く悲しくもなった。さようなら。
死ぬまでオタク、まっしぐらっしょ👊

④ブタタンブラーの田島

このネタが完成して見れたことにグラッチェ。
ブタタンブラーってちょうど居そうでクソダサいなあという名前で良い。ブタタンとか言われてんのかな、やだな。
あまりお笑いの劇場あるあるとか、その界隈あるあるとか知らないけど凄い面白かった。グラッチェもブラボーもチャオもありそう。あるのでは?

台本読んでオチが改変されているのか、と!単独のオチ、凄い好き!途中でツーマンの話出てたし…
すごい、凄いなあ。
あ、大学お笑いってこんな感じなんですか???

⑤じゅう

この単独で1番好きだった。
“住”と“銃”のダブルミーニングでひらがなになっているのでしょう。キモいネタ(気味が悪い、と言う意味で)が大好きなので最高の気分。終始見開いた目をするのはかなり苦痛だったでしょう。しかも照明が当たり乾燥(劇場はなぜか大体乾燥している)の中で… それが良い。違いましたか…?
演技もすごく良かった。殴られ方とか、句読点がしっかり見える話し方とか、足でドアを止めるのとか。
台本にはない「“じゅう”を握る」という言葉が追加されていたの良かった。それによって【住】という言葉だけではなく、【銃】の方も観客の脳内に浮かんできたと思う(本来握る“じゅう”は【銃】だから)。note(有料のやつを読もう!)のオチも見てみたい。若干暗転までの間が空いたのはその影響も?

こういうのって言葉の間とか伸ばし方一つでくどくも捉えられてしまいそうだなと思うけど、すごくちょうど良い気味合いで楽しかった。谷口つばさ、無限の可能性。長くなってしまった、好きだから。

⑥ばあちゃん

おそ松くんからおそ松さんまで網羅できるのは老人か〜〜〜〜〜。火の鳥🐦‍🔥
同人誌って聞いて文豪とかの、そっち系かと思ったらちゃんとオタクしてて面白かった。一カラ(もしくはカラ一)はその時代からあったのか、なんかやだな。どんどん時代が新しくなるくだり、めちゃくちゃ面白かった。
同人誌を描いているばあちゃんを受け入れ誇れる孫、そりゃコミックエッセイにするわ。長生きしてね。おそ松さん4期決定おめでとうございます㊗️

幕間の『あいつが下手で上手が僕で』の話、面白すぎる。なんで1話で裁判開いちゃうんだよ。湘南に小劇場があると思えなさすぎるって。湘南は左遷なんだ。良い情報を得ました。新シリーズ制作決定おめでとうございます㊗️なんちゅうタイミングなんだ。

⑦三者面談

オタク2本も!?ラブすぎ…
小学生に対する熱量にしては熱すぎるって!
『胎児の頃の記憶ある?』が好きすぎる。普通ないよ!先生のbefore after、目の前で見せられたらトラウマもんだ。かのんちゃん(児)どうか健やかに…

推しの結婚とか、妊娠とか、好きな界隈が違うからあまりよくわかんないけど、来るものはあるんだろうな。とか!推しが幸せなのがやっぱり1番だよね、とか!
かのんちゃん(母)ファンサすごい。8年前のチェキと同じポーズとってくれるんだ、エモ〜〜〜!

最後のセリフ、私が思っている以上に何か意味があるのかもしれないのに汲み取れなくて悔しい。

⑧Re:東京の生活

谷口つばさの単独は、コレが良いんですよ。最初と最後がつながっている。『面白い!』と言うより自分語りをしてしまいそうなのでやや割愛だ。

最初の純粋無垢な宮野くんが8年経てこんなに廃れてしまう、東京とはかくも恐ろしいものなのか。Re:では立場が逆転している様が本当に良かった。
もし、間のネタの世界線に入っていればこうはなってなかったのかな、とか、
(オタクなので)Twitter検索したらちゃんとあったし、死ぬほどフォローしてあって笑った。物語がこういうふうに繋がるんだと、ワクワクした。

上京したからと言って何かを成し得られる保証はないし、一歩踏み出すには相当な勇気と偶然が必要だ。
小説のタイトル、2択をミスっているところがそういうところだぞと思いつつ、それはそれで成功するのかな。楽しみだ。

谷口つばさの単独について

改めて、今回の単独をみて谷口つばささんのネタ、および単独の構成、単独公演というものが大好きだと感じた。
つばささんの「○○…○○!?!?」という言い方が大好き。演技の仕方も好き!なんでこんな時に上手く表現できないのか、悔しくてたまらないが本当に面白いんだ!!大好きなんだ!!

散々言ってますが、絶対に谷口つばささんの単独は見に行きます。生きがいとも言いましょうか。それはプレッシャーですか、そんなことないか。
無理せず、本当に無理せず頑張ってほしい。切なる願いです。

台本横書きも好きだ。もう一回見れる喜びを噛み締めて配信を見よう。

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