SIREN NT - 5-4 封印

5-4 の封印の絵柄について記す.


1. (前提知識) 封印の基本的特徴

封印は波羅宿祈祷所と墓地に1つずつある.

構造は次のようになっている:

  • 中央部分が,回すことのできるパーツ(輪)で囲まれていて,輪の部分を回すことによって中央部の絵柄が変化する(この絵柄を正解のものにするのが目的).

  • 封印の初期状態と正解の絵柄は毎回ランダム(したがって,正解を知るには過去視が必要).

  • 輪の部分は内側と外側の二重構造になっていて(外側輪が内側輪を囲み,内側輪が中央部を囲む),それぞれを独立に回すことができる.

  • 外側輪は3つの区間(それぞれに絵柄がある)に3等分されているので,1/3周単位で回るようになっている(つまり,3回操作で1周).

  • 内側輪は6つの区間(絵柄がある)に6等分されているので,1/6周単位で回る(6回操作で1周).

  • 外側輪の1つの区間(絵柄)に対して内側輪の2つの区間(絵柄)が隣接している(外側の絵柄1つと内側の絵柄2つの計3つで1セット.それが合計3セットある).

  • 中央部は(ケーキやピザなどを切ったように)3つのエリアに3等分されていて,中央部の1つのエリアと輪部分の1セット(外側1つと内側2つ)が隣接している.

  • 内側輪と外側輪の絵柄は「木」「水」「火」のいずれか.

  • 中央部の絵柄は「木」「水」「火」「混沌」のいずれか.

2. 絵柄を決定する法則

先述の通り,中央部は3つのエリアに別れているが,各エリアの絵柄は,それに隣接する輪部分1セット(内側2つと外側1つの計3つ)の絵柄の組み合わせによって決定される.

絵柄決定の法則は,「木が水に強い」「水が火に強い」「火が木に強い」という関係を導入すると,次のように説明される:

  • 隣接する1セットの絵柄が2種類の組み合わせから構成されているときは,そのエリアは強い方の絵柄になる(例:隣接する1セットが「内側:木, 水,外側:木」の場合,「木, 水, 木」の組み合わせで,「木」の方が強いから,絵柄は「木」になる).

  • 隣接する1セットの絵柄が3種類の絵柄から構成されているときは,そのエリアは「混沌」の絵柄になる(例:隣接する1セットが「内側:水, 火,外側:木」の場合,「水, 火, 木」の組み合わせだから,絵柄は「混沌」になる).

なお,初期状態の絵柄は正解にならず,
また,中央部の絵柄が3つとも「混沌」になっているものも正解になることはないと思われる.

3. 具体的な絵柄のパターン

3.1 祈祷所地下の封印

祈祷所の封印は:

  • 外側輪の絵柄が時計回りに「火」「水」「木」と並んでおり,

  • 内側輪の絵柄が時計回りに「火」「水」「木」「火」「水」「木」と並んでいる(したがって,ある状態から内側輪をちょうど半周回すと元の状態に戻る).

よって,封印の状態は9パターン

3.2 墓地の封印

墓地の封印は:

  • 外の封印の絵柄が時計回りに「木」「水」「火」と並んでおり,

  • 内の封印の絵柄が時計回りに「木」「水」「火」「水」「木」「火」と並んでいる.

したがって,輪部分自体の状態は18パターンだが,それによって生じる中央部の絵柄は重複があるため13パターン(図1).

図1: 墓地の封印の状態


最終更新:2024年7月29日

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