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JAWS FESTA 2024 in 広島に初参加して登壇して前夜祭〜翌日遠足まで全公式イベントに参加した!

初めましての方は初めまして、こんにちは、エイミ/amixedcolorです!
2024/10/11-13にわたっての三日間、JAWS FESTA 2024 in 広島を中心としたイベントに参加させていただき、JAWS-UGの対面イベントにおいては初参加でした。

本記事はその参加記であり、主には自分の備忘録として書き留めています。
もし、イベントの楽しさや学びをお裾分けできていれば、さらに嬉しいです。

なお、本記事はできるかぎり時系列にそって記していきます。

自己紹介

株式会社Relic にてエンジニアをしております、エイミ/amixedcolorと申します。現在はプラットフォームエンジニアリングやエンジニアイネーブルメントに携わっております。

新卒2年目であり、AWS Japan Jr. Championsに選出されることを目指しながら活動をしています!

顔写真付きの自作アイコンです

開催を知りCfPに応募する

きっかけは社内でJAWS FESTA 2024 in 広島の開催を知ったことです。開催を知った当時はまだAWS歴2ヶ月ほどでした。

歴が浅いながらも、下記2つの理由でCfPに応募することを決めました。

  • AWS歴0ヶ月目からJr. Champions (2024のクライテリアはこちら) に選出されることを目指していた

  • ちょうど初めて作成したSAMを用いたシステムが他企業様でも需要があるのではないかと思えた

その際応募したのが、「不要なリソースを自動で定期的に整理する方法 ~Sandboxアカウントのコストを削減しよう!~」というタイトルのセッションです。

概要はタイムテーブル記載の通りですが、応募にはアピール欄もありましたので、目一杯アピールをしました。

Organizaitionにおいて、組織単位のベストプラクティスとしてSandbox OUが存在します。Sandboxアカウントを利用されている方は多いと思います。

コスト管理を行うのはもちろんですが、私のいる組織はそんな中でもある課題に直面しました。リソースを使い終わっても削除されない!!雑多なリソースが増え、その種別によっては毎月コストがかかり続けます。
かといって、毎回残っているリソースを確認しながら手動でリストアップして、作成者を判別し、作成者に消していいか連絡し、消してよかったら消して、だめだったらまた次の作業時に作成者に聞いて回る……なんてのはとても非効率的です。

では自動化してみてはどうだろう?と考えるのはとても自然なことだと思います。しかしながら、どのようにそれを実現するのかとなると、いくつかの課題が出てきます。
それは組織的な運用方法でもあり、具体的なコードにおける活用するAPIでもあり、AWSにおけるARNなどを活用した一元的にリソースを削除するAPIが存在しないということでもあります。

私は新卒として入社2年目で、AWSを半年弱前の5月から主に触り始めたばかりのエンジニアである中で、実践で得られた知識やプラクティスを、コミュニティを通して広く共有していきたいと考えています!単に共有するセッションではなく、聴衆が実践できるというアウトカムを意識して発表していきます!よろしくお願いします!!

アピールポイント
セッション概要では書き表せられない熱い想いをどうぞ!

※「半年弱前の5月から」とありますが、開催日時にあわせて書いてしまっていたので、実際にCfP応募した7月ではまだ、「2ヶ月前の5月から」でした。

応募した同日、たとえ採択されなかったとしてもこれは行きたい!!と思い本編に申し込みました。

なんと採択される!!

有難いことに、しばらくして採択のメールをいただきました!!!

朝起きてメールを確認した時に「採択結果」という文字が入った件名のメールをみて、本文を読んだ時は思わず「よっしゃ!!!」と声がでました

アピールにて「単に共有するセッションではなく、聴衆が実践できるというアウトカムを意識して発表していきます!」と記載した通りに、アウトカムを意識して構成を練ったりしていきました。

今回はなんと応募倍率11倍だったそうで、限られた枠の中で私のCfPを選んでいただき、「これは期待に応えねば」と改めて気合の入る採択でした。

発表資料をつくる

AWSコミュニティにおける初めての登壇だったこともあり、コミュニティの雰囲気や期待値として沿っているかも注意しながら、当日の3週間以上前から資料作成を始めました。

作成を進めながら、社内で対人の発表模擬練習をすることでレビューをいただきました。上長と、AWSコミュニティで支部運営もしてらっしゃるkumadaさん には非常にお世話になりました。

最終的に、発表模擬練習によるレビューを3回、PDF共有によるレビューを2回受けて、今回の発表が完成しました。

自信を持って、聞き手の方に持って帰れるものがある発表の準備ができたと思います。

各種イベントに参加登録する

JAWS FESTA 2024 in 広島には前日も翌日もイベントがあり、常にJAWS-UGのXを通知オンにし、全ての公式イベントでDoorkeeperが公開され次第すぐに申し込みました。

せっかくイベントに参加するのであれば、その全てに積極的に参加したいと思い、このような行動に至りました。

また、「全てに積極的に参加したい」という思いはボランティアスタッフとしての参加にも波及しました。

JAWSの対面イベントにまだCDK Conferenceしか参加したことのなかった自分は、顔も知らない人ばかりという不安を和らげたくもあり、スタッフとして顔や名前を知っている人を増やすところからコミュニティへの参加を決めました。

いざ!前夜祭!

新幹線などをしっかり押さえて、前夜祭当日の朝8時台に家を出て、昼過ぎには広島に到着しました。

実はRelicは広島JPビルディング10階にも拠点があり、そこで日中の業務をしてから前夜祭の会場に向かいました。

到着前から感じていたのは高揚感だけではなく、「受け入れてもらえるだろうか」「溶け込めるだろうか」といった不安もありました。

実際、会場に入った時見渡しても知っている方の顔を見つけられず、乾杯の際も周りの盛り上がりに対してどうにも盛り上がりきれない自分がいました。

しかし、20人以上の方と会話して、自分の発表に興味を持ってくださる方もいらっしゃり、AWS初心者・AWSコミュニティ初心者の自分に対して非常に優しく接してくださる方々ばかりで、少しずつ緊張はほぐれ、楽しく過ごせました!

また、ビュッフェ形式でいただいたお食事はどれも非常に美味しかったです…!!すごく、、おいしかった、、(語彙力)

きっと明日も大丈夫だと思える状態で、前夜祭終了後ホテルに向かいました。

本編開始!

ボランティアスタッフの集合時間に合わせて、当日は6時に起床し朝食を食べてから移動をしました。スタッフとして受付をし、登壇者としても受付をし、懇親会などの受付も経て、わくわくとドキドキは最高潮でした

午前

午前はトラックCでトラックオーナーを務めていました。少々機材トラブルがありましたが、広島大学の方のご協力をいただき、無事に映像を投影することができました、ありがとうございます!

トラックオーナーとして司会を務めつつも、発表しているセッションも食い入るように聞いていました。

印象に残ったのはXSS攻撃から考察するAWS設定不備の恐怖というセッションです。弊社でもセキュリティのためにさまざまな対策を実施していますが、改めて考え直すきっかけになりました。

話の中でも特に印象深かったのは、「有事の際に対処できるか」という点でした。ログの置き方や取り方、バックアップの仕方や保存場所、避難訓練についてお話を伺い、セッション終了後にも会話させていただきながら、「ただ防ぐだけでなく突破された時に対応できるか」という点で考えを巡らせました。

昼食を学食で取ろうかと思ったのですが、思いのほか混んでおり、15:30からは懇親会にて食事も取れるということで、思い切って特に取らないことにしました。

空いた時間を使って、展示ブースの企業様と会話させていただいたり、ノベルティをいただいたりしました。

ランチタイムも会場ではひっきりなしに会話が発生していて、盛り上がりを強く感じました。

午後、登壇前

GPSデバイスを使った簡易位置案内システムの構築をしてみた話。 を聞いて、普段聞かないIoTの話をとても楽しく聞かせていただきました。

IoTデバイスを使った開発は経験がありませんが、簡単に使える!という話が印象的で、使い始める時は最初の選択肢にしたいと思いました。

いよいよ登壇!

準備の成果を発揮し切ることができたと思います!

緊張していたつもりでしたが、後で確認したところ心拍数は70-80程度で、その日の活動全体で見た時に、むしろ一番低い水準で発表時間を過ごしていました。実はかなりリラックスできていたのかもしれませんw

登壇中も10件以上、投稿で言及くださり、発表後には現Jr. Championの方からお声がけいただきお話しすることもできました。

多くのリアクションをいただけて、非常に嬉しく感じています。
発表資料の投稿もリポストやいいねなどで反応をいただけました!

もし、「不要なリソースを自動で定期的に整理する方法 ~Sandboxアカウントのコストを削減しよう!~」というタイトルが気になる方、「アカウントにおけるコスト削減を不要なリソースの自動整理によって自分で実現できるように」なりたい方は、是非下記の資料をご一読ください。
鍵となる部分のロジックや実装例としてソースコードも提示しており、運用面のポイントも含めて、ご自身で実現していただけるような資料になっています。
もしご不明点ご質問ご意見ございましたら、私amxiedcolorのXにて、メンションやDMいただければもちろんご返信いたします!

午後、登壇後

発表中の宣言通り、登壇時間中の言及いただいた投稿全てにご返信させていただきました。

また、AWS LambdaとAmazon SQSで「わかった気になれる」FreeRTOS入門のお話も自分にとって新しく非常に面白かったです。
OS自体知識はほぼないのですが、まさかこんなに簡単にOSを使うことができて、便利だとは思っていませんでした。難しそうで何ができるのかわからない状態から一転して、面白そうだしそこまで難しくなさそうで便利そう、という認識になりました。
まさにタイトルの通り、「わかった気に」なった自分がいました。

続く最後のセッション、実践サーバーレスパフォーマンスチューニング ~その実力に迫る~も新しい発見がありました。それはX-Rayにできることと活用の仕方であり、しかもそれがサーバーレスに対しても使えるということでした。

セッション後は改めてスタッフとして、片付けと忘れ物の確認などを実施しました。

閉会式

最初に思ったのは、人が多い…!!ということでした。ほぼ一日中トラックCに篭っていたので、およそ350人が参加しているという、単純にその数の実感を得ていませんでした。

JAWS DAYS 2025の日程も発表され、2025/03/01(土)に東京の池袋にて開催されるとのことで、その場でまずは日程を確保しました。
次は本編でもぜひ、もっと色々な人と交流したいなと思っています!

懇親会!!

1次会

ホテルで行われたのですが、めちゃくちゃ綺麗…!!そしてめちゃくちゃ美味しい…!!!!たくさん食べてしまいました。鶏の食べ比べもできて、会話を楽しみながら食事も大いに楽しみました。

2次会

人生初の酒まつり!ということでこちらも非常に楽しんで参加させていただきました。行ってよかった…!!美味しいお酒をたっぷりいただきました。

3次会

なんだかんだ、一番深く、ゆっくりと色々なことについて会話できたのはこの時間だったと思います。食事もほどほどに、話にふけっていました。
不安もほとんどなくなっていて、自然体で楽しく時間を過ごすことができました。

おとなの遠足

そして翌日に宮島観光とお好み焼きハンズオンに参加させていただきました。

向かう

宮島観光に向かう途中の電車で自分がJr. Championsを目指していることなどについて話す機会があり、これまた非常にありがたいことに、LT 大放出会〜2024 Japan AWS Jr. Champions と LT しませんか?〜を教えていただきました!その場でLT枠として抽選に応募しました。抽選に外れてももちろん参加する予定です!

また、ANGEL Dojo についても教えていただきました。ハッカソンイベントと伺っていて、これも週明けに上長に相談して、2025年開催時に参加できればなと考えております。

宮島観光

大学以来4年ぶりくらいに宮島に来ました。なんとちょうど干潮のようで、鳥居にタッチするところまで行けました!貴重な経験ができて嬉しかったです。

周りながらのんびりと色々な人とお話しできました。お顔見知りになった方がかなり増えて、嬉しいです。

厳島神社も参拝しました。こういった、神妙な(?)場はどこか心が洗われると感じます。うまく言葉にできませんが、その場の雰囲気に力を感じることが多く、普段受けないような影響を受けました。

道中で食べた牡蠣カレーパンもとっても美味しかったです!!あれは牡蠣好きであれば是非試してみて欲しいところ。牡蠣特有のクセにある美味しいとこばっかりがカレーと組み合わさって、ここにしかない最高の味がしました。

お好み焼きハンズオン

広島のお好み焼きを作って食べるハンズオンに参加しました。お好み焼きの中でも広島のものを食べるのは、生で見ることすら初めての経験だったのですが、非常に楽しく作ることができました。
初めての割には割と見た目も綺麗にできた気がします。教えてくださるお店の方の教え方が上手でした、さすがプロ。

そして食べてみるととっっっっっっっても美味しいんです!思わずこのトピックだけでXに投稿するほどでした。

帰宅

ここに書ききれていないさまざまな場面でも、色々な方とお話しすることができました。

今、帰宅する新幹線の中でこの6,000文字に届きそうな参加記を書いています。

初めてのJAWS-UG対面イベントでしたが、たくさん楽しむことができました。何よりも、このイベントを作り上げてくださった、運営の皆さん、ボランティアの皆さん、サポーターの皆さん、登壇者の皆さん、コミュニティの皆さん、本当にありがとうございます!!

またJAWS DAYSも参加します。他のイベントにもオンラインだったり対面だったりで参加しますので、またその際にはどうぞよろしくお願いいたします!!

ここまでお読みいただきありがとうございました!自分にとって忘れられない一日になったと思います。

それでは、また!エイミでした。

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