見出し画像

相撲部の私がアメリカへ行った理由。part.11

はい!あみたです!

前回のnoteで大学相撲部としての活動も終わり、いよいよ残りの大学生活は短くなっていました。

この時の私は、今後の自分の人生に役立ちそうな、2つの事をどちらから始めるか考えていました。まず1つ目は「英語」です。そしてその為の海外移住です。それまでの海外での経験、そして留学生との交流などでその必然性は身に染みていました。また海外に住むという事も、自分自身の為に経験しておくべきだと考えていました。

もう1つは「プログラミング」です。その頃はプログラミングの価値はかなり高まっていて、このスキルを身に着けるのも生きていく上でアリだと考えていました。実際にアメリカではプログラマーの需要は高く、億単位で稼ぐ人もいるくらいです。

実際にプログラミングが学べる専門学校への見学なども行きました。しかし海外へ行って、まっさらな状態から初めてみたかったこと、単純な好奇心、そしてプログラミング言語のほとんどが英語なことを加味して、卒業後は海外へ行くことにしました。

そしてどこへ行くかを考えた時に、もちろん英語圏なのは確定なのですが、当時はなぜかヨーロッパにはあまり興味は持てませんでした。同じ様な理由でオーストラリアとニュージーランドにも。残る候補はシンガポールとアメリカ。ただやはり色々な意味で世界の中心であるアメリカを経験しておくのはいいかもしれないと思い、アメリカに行くことにしました。

因みにシンガポールへは、このすぐ後に来る冬休みに行きました。つまり2014→2015の年越しはシンガポールです。シンガポールでは前回のハワイと同じ様にホステルタイプの宿に泊まり、同部屋のマレーシア人とカナダ人と夜な夜な酒を飲み交わし、また相撲を教えたりして過ごした記憶はあります。シンガポールの街は、殆ど記憶になくて私の滞在はリトルインディアと呼ばれるエリアだったのですが、そこのインドカレーをひたすら食べていたと思います。

画像1

そしてシンガポールから帰国後、実際にアメリカへ行く為の準備に取り掛かります。

アメリカのどこへ行くかをまず決めます。英語の勉強を1年ほど続けたとはいえ、私の英語のレベルは知れていました。なので最初は語学留学として、語学学校へ行く事にしました。色々留学系雑誌をみた中で決めたのは、フロリダ州フォートローダデールという街。先週私が行ったマイアミから車で30分ほどのところにある小さな街です。理由は寒いのは嫌なので南国に行きたかった事、そしてどうせ行くなら日本人が居なそうで一番厳しそうな環境のところへ行こうと考えたからです。実際に日本人はほぼゼロでした。。

そして次はビザの話。旅行でアメリカへ行く分には、ESTAというビザの免除プログラムがあるのでビザは入りません。ただそれだと90日間しかいられないので、それ以上の滞在したい場合は何かしらのビザを取得しなくてはいけないのです。しかしそのビザの所得も色々と手続きがあり簡単ではなく、何もない一般人が取れるビザの種類はとても限られているのです。調べてみると語学学校に通うために必要なのは、学生ビザのF-1ビザでした。これは学生用のビザで、一番取得が簡単なものでした。

ただこのビザの取得にも必要な書類、面接などがあり中々難しそうでした。代行業者もたくさんあるのですが(お値段を来てみるとめちゃくちゃ高かった)、経験の意味でも自分でやってみる事にしました。ネットで調べると申請の仕方はすぐにわかったので、なんとかビザを取得することはできました。ただ業者代をケチって自分でやった事が後に大事件に発展するのですが、今となってはいい思い出です。その話はまたいつかしたいと思います。自己責任ですが、学生ビザくらいならご自分でされることをお勧めします。もちろん確実に!という方は業者を利用するべきですが。

さあそのあとは、期間を決めます。これは2015年4月からの4ヶ月間にしました。先払いして、あんまり変なところだと困るので。アメリカでの滞在先は、学校側が用意してくれる学生用のドミトリーを選択。ホームステイという選択もありましたが、それだとその家のルールに合わさなくてはいけないのが面倒なのと、学生同士で住むのは中学からの寮生活で慣れていたので、学生用ドミトリーにしました。

実際にアメリカに行く日程は卒業式の直後、2015年4月2日に決めました。

そうやってバタバタして、ほぼ全ての準備ができた頃には、今と同じ様な時期で、大学の卒業式間近になっていました。この頃は不安な気持ちもありましたが、早く行きたい気持ちの方が強かった気がします。

残すは卒業式と相撲部の歓送迎会のみ。

いよいよその日が近づいてきました。

次回このシリーズ最終回で。

あみた!

こちらもよろしくお願い致します

AMITA SUMO DOJO


YouTube


皆様のサポートは、今後の相撲活動に当てさせていただきます!