見出し画像

相撲部の私がアメリカへ行った理由。part.8

はい、あみたです!

という事で続き。

大学4年の7月頃だったと思いますが、アメリカから3人のゲストが日大相撲部へやってきました。ここでの出会いは、実は後に私がロサンゼルスに行くときにも、大きく関わってきます。今でも親交があり、この中の一人のアメリカの実家に遊びに行った事もあります。

画像2

アメリカ来た3人組。英語を勉強していて、アメリカへ行く事も視野に入れていた私に取っては願っても無いタイミングでした。

とにかく話しかけまくりました。中学レベルに毛が生えた程度の英語でも、なんとか伝わる事もあるのですが、やはり発音の部分に問題がありました。今でも覚えているのが、風呂という意味のbathroomが伝わらなかった事です。そう、あの日本人の苦手な「th」の発音ですね。当時の私はどうしてもbusになってしまっていました。カタカナ英語だと同じ「バス」なのですが、英語の発音だとかなり違うので伝わりませんでした。。

彼らは3週間程の滞在でしたが、私は当時流行っていた滝川クリステル並みのオモテナシを出来ていた、、と思います。積極的に話しかけたり、ご飯に連れて行ったり、温泉に行ったり、適切かは分かりませんが靖国神社にも連れていきました

画像1

もちろん稽古も一緒にします。この3人は当時は素人なので実際に相撲を取ったりはしていませんが、稽古中にも積極的にアドバイスしていました。まあ push ぐらいの簡単な英語ではありますが。。 そうやって稽古を重ねていくうちに、ある「不思議な感覚」がありました。

それは、言葉はあまり通じなくても、一緒に同じスポーツ(経験)をして汗を流せば、お互いの心の距離はすぐに縮まると言う事です。スポーツで国際交流した事がある人なら、誰でも経験した事があるかもしれません。これはスポーツじゃなくてもそう言えるでしょう。要は「同じ釜の飯を食った仲間」みたいな感覚になれると言う事です。

国際交流がほぼ初めての私に取って、これはとても不思議な経験でした。私の場合は「相撲」によって、こんなに簡単にも人との距離が縮められる。外国人と仲良くなるのって簡単だなと思った記憶があります。と同時にスポーツというのはこういう力もあるのかと実感しました。そしてこれ今でもとても大事にしている感覚です。

その後、彼らもアメリカへ帰り、夏休みとなりました。

日大相撲部は夏休みの8月の前半に、部員の半数ほどだけが寮に残って合宿を行います。稽古は1日2回。中々きついのですがそれが終われば、8月半ばの十和田大会に出場するメンバー以外の相撲部にとって本当の夏休みが待っています(出場した人は大会後に夏休み)。

私はその前の冬休みに実家に帰らずにベトナムへ旅行に行っていました。今回も実家には帰らずに、あるところへいく決断をします。そのあるところとは、、そう

常夏の楽園、ハワイです。


という事で、次回はハワイ編です。

あみた!

AMITA SUMO DOJO

YouTube



皆様のサポートは、今後の相撲活動に当てさせていただきます!